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水以外の冷却媒体で漏れを防止する方法は?
- 入れ子と入れ子の冷却のつなぎ部にはOリングを設置して水漏れを防ぎますが、水ではなく他の冷却媒体で温調する事により漏れをなくしたいのですが何か良い媒体はありませんか?
- もし漏れにくくする方法があれば、水でも構いません!
- できればOリングを必要としない方法があれば最高です。
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こんにちは、Oリングの水漏れですね。 他の媒体や機器を変更するにしても基本的な原因を解消する ことが先のような気がします。 まずはOリングにも固定用・運動用・耐熱用・耐熱耐油用 低温用などなど他にも多種多様な材質があります。 まずは使用しているOリングの材質を確認して みて下さい。 例えば、耐熱対油用でないOリングを使用しているのに間違って 油温調機で100℃の油を流してしまうと即リングが劣化し 漏れの原因になります。 この場合は新しいOリングに入れ替えることで漏れが解消されます。 因みに、私の社内では水でも高温油でもよいように4種D(JIS) を全ての型に使用しています。 次に問題になるのがOリングをはめ込む入れ子側の溝の 仕上がり具合です。 Oリングのサイズや形に合わせた溝の加工寸法や面粗度が Oリングメーカー推奨の寸法精度を満足していない場合に 加工寸法が大きいとか切削面にバリ発生等でシール面とリングの 間に隙間が生じ漏れの原因になります。 案外?型屋さんでは「どうせゴムなんだから少しくらい バリや切削面が汚くても大丈夫だ」などと安易に加工をしている ところもありますので恒久的な漏れ対策として重視してみてください。 最後に、水を使用していると入れ子のシール面に錆が発生し 侵食が進行し隙間ができて漏れの原因になりますので 定期的に型シール面のメンテナンスをすることもお勧めします。 もし?侵食が激しい場合はOリングのサイズUPをし溝を 追い込み加工する修理方法もあります。 またOリングそのものに傷や潰れがある場合も漏れの原因です ので重ねて注意して見て下さい。 以上の注意点をクリアしていれば高圧の媒体を流しても 漏れは発生しないはずです。 URLのシール汎用技術→固定用シール・非金属タイプの 項を参考にしてみて下さい。
入れ子が多い金型に、冷却水を通す場合において、水漏れを防ぎたいのなら、負圧をかけるという方法もあります。 この方式では金型内の冷却回路圧力は常に大気圧以下になるよう、媒体を吸引して流すということで、水漏れの心配がなく、通常であれば不可能と思われる大胆な金型設計が可能になります。 また、冷却の必要な箇所の全てに、冷却水孔を通すということも可能で、金型設計の自由度が大きく広がります。 下記はこの方式の金型温調機メーカーのURLです。参照願います。 http://www.reikeninc.co.jp/product/huatsu.html
もれの量が大量でなければ、自動車用の漏れ防止剤(ラジエターに入れるもの)で修復可能です。 しばらく循環させればピンホールは塞がります。 使用温度にもよりますが、現在水を使用中でしたら可能だと思います。 ご参考まで。
プラスチック金型から考えると、エアー,油がポピュラーなところです。 但し、熱伝導率から考えると、水よりは劣ります。 他の方法としては「ヒートパイプ」がありますが、これも冷却媒体は必要となりますし、Oリングを使用します。
液体であれば,漏れにくくするために,常温でも粘性が水より高いエチレングリコーリル,プロピレングリコールなどです。これらの廃却のときは,確か下水に流せたと思います(確認は必要です)。 漏れてよければ,空気,液体窒素などの気体です。空気では圧縮機が必要になります。液体窒素は,気化させて使用するので,気化器が必要ですが,人が周囲にいて吸気すると,気分が悪くなりますので,換気対策が必要です。
水以外の冷媒という事では「フロリナート」が有ります。 チラー・熱交換器 等に多く用いられております。 ただ、洩れ対策での冷媒選定という事なのでしょうか? 例えば、液体ではなく、固体を希望? 冷媒配管等にO-リングを使用することは良くある事で、 洩れが生じるのはシール部の施工・加工の問題であると思います。 冷媒で漏れ対策の意図が良くわかりません。
水以外というと油が思い浮かびました 工作機械の主軸など発熱する所は低粘度の 油を使って冷却しています。