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三価クロメートについて
- 三価クロメートについて、色が出せない理由は技術的な制約があります。
- 三価クロメートは処理費用が高く、その主な要因は使用する薬品の価格の上昇です。
- 三価クロメートは一部の色に対して処理ができるが、黄・黒色は出せないことが多いです。
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耐食性を上げるために、六価クロムの替わりに入れてるのは、コバルト塩やケイ素化合物だと聞いたことがあります。
みなさんと同じような回答になってしまいますが、クロメートに黄色が出せるのは、6価クロム化合物の色で、黒色は6価クロム化合物と酸化銀の合わさった色調です。どちらにしても、6価クロムが絡んできますので、最近の3価での着色は困難です。 現在のところ、 ?3価の黄色 3価クロメート処理後、染料に浸漬 ⇒結構きれいな黄色になります。 ?3価の黒色 ディプソールやタイホーといったサプラ イヤーから良いものが出始めています。 めっき浴種にもよりますが、ジンケート 浴を使用しているめっき業者であれば、 そこそこきれいな黒色が出せるはずです。 私が試験したところでは、亜鉛めっきの 黒と同程度の耐食性がありました。 ?その他3価の黒 裏技的ではありますが、亜鉛鉄めっきや 亜鉛ニッケルめっきでは、3価で黒色 が出せます。 コストは、まず、薬品単価が高いこと、それと、銅、亜鉛、鉄などの不純物に敏感なため、更新頻度が多くなるためです。 (専用の設備もいります)
お礼
返答有難うございます。 黄色は六価クロム化合物自体の色なんですね。 コスト面は薬品の性能が上がれば、いくらかは安くなりそうですね。
最近は、黄色や黒も出せるようです。6価の替わりになるようなものを、いろいろと添加しているようです。しかし、6価ほどきれいではない。特に黒は、耐食性も悪いと聞いてます。 コストは、耐食性をあげるために金属塩などを入れるため、それも高くしているようです。
お礼
返答有難うございます。 着色によって機能が落ちるのは痛いですね。 (六価クロムの替わりに添加してるものってお分かりになりますか?)
色が付かないのはクロメート処理の際に六価クロムが 色と関係しているためです。ですから以前の色が出ないため、トップコート等を追加して着色しているようです。 コストアップの要因は新たなメッキ設備の投資が必要 で、メッキ液の寿命が短く処理時間が以前より大幅に増えているからです。
お礼
返答有難うございます。 着色はやはり六価クロムが絡んでいるんですね。 コストアップの要因も参考になりました。
お礼
有難うございました。 参考になりました。