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工具磨耗と切削温度の関係
- 工具磨耗が進行すると切削温度が上昇するのは、工具の先端が削られて、被削材との接触面積が増えるためです。
- 工具の磨耗により、切削時の摩擦が増加し、熱が発生します。この熱が切削温度の上昇を引き起こします。
- また、工具磨耗により切削力が増加し、これによって切削温度が上昇することもあります。
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こんにちは、tksですよろしくお願いします あまり詳しくは説明できませんが工具を使って加工物を加工していますと、『きりこ』が出ます。 それが工具に付着しその付着した状態でまた加工を繰り返すと工具の破損を招く原因にのなります。 熱が出るのは刃が加工物に当たる面積が破損の原因により広くなり、 その為に、より熱を生むつまりそのぶん摩擦抵抗が増えて温度が上昇したと考えられると思います。 温度が上昇しますとそのぶん、また『きりこ』が付着しやすい状態になりますので『きりこ』の付着をできるだけ避けることが重要かと思います。
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こんばんは たしかに乾式の旋盤加工ではクレーター磨耗が進行すると切削温度が上昇します。それで研ぎ直すと当たり前ですけど温度が下がります(切粉の色で温度を判別した場合)。この磨耗はスクイ角を増大させるので抵抗が減るはずですがなぜか切削温度が上昇します。おそらく切粉が流動するときにスクイ面側に接触した事で付着・溶着が起こりそれを破断して切粉側に移着する。このような事が繰り返され移着粒が大きくなるために切粉の摺動面はあれ、摩擦熱が増加すると思われ、切粉の流動長さが増えるほど抵抗が増え発熱も増加するものと思われます。
こんにちわ。 逃げ面は加工物とこすり、すくい面は切粉とこすります。 磨耗時に温度が上がる理由に、逃げ面はjackalさんのとおりですが、すくい面については面が荒れるという理由もあります。すくい面は、磨耗とともに荒れてくるので摩擦係数が上がり温度が上昇します。また、切粉のはけがスムースに行かなくなり切粉の熱が工具に滞留するという問題も出てきます。特にコーティング工具の場合はコーティング層がはがれると摩擦係数が上がるという問題もあります。 面が荒れる以外に、クレーター磨耗等がすくい面について形状が変化しそれが悪さすることもあるのでは..。
既に、模範解答が出ていますのでデーター的に知りたいので有れば、国立大学との共同研究等、熱心な先に聞かれたらどうですか?(最近は、ミスト給油の研究をしているようですが?)
- 参考URL:
- http://www.yukawa.co.jp
こんばんわ。 切削とは材料を切断してるわけですよね?磨耗してくれば擦ってしまいます。 被削材と工具の接触面が大きくなると発熱が増えると言うのは正しいです。 簡単に表現すると。 ヤスリで金属を擦ると熱を持ってきます、これは材料を切ると言うより毟る事になりますので、発熱が起きます。 刃物も先端が磨耗して丸くなると、切れる(実際は削るの方が正しいですが)と言うより毟っている(ちぎる)ので、金属が破断した際の熱量が大きくなります。ですから熱を持ちます。 ちなみに回転を上げ過ぎても発熱量が増えます。 でわでわ