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初めてのMC導入に注意すべきこと
- 初めてのMC導入には注意が必要です。
- MCを動かせる人間がいない場合、準備が必要です。
- 初めての導入についてのアドバイスをいくつかご紹介します。
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私自身も、MC(それまで経験はあったのですが)の導入から立ち上げに居合わせた者としての意見なのですが、機械本体及び工場等の設備に関する費用も必要ですが、その他の付帯設備の費用、維持にもかなりの費用と労力を必要としますので(機械メーカーさんより色々とアドバイスもあると思いますが)そちらの予算も確保される事をお勧めします。 ツールプリセッターの購入費用(機械に工具測定のシステムがない場合は有ったほうが機械の稼動率は高く維持できると思います)コンプレッサー、ホルダー、切削液(廃棄も含めて特に水溶性をお考えの場合)等々の維持、管理もそれなりの費用、労力が必要ですので・・・ オペレーターの方、NCプログラムを作成する方、機械メーカーが主催するセミナーに参加されたほうが立ち上げがスムーズに行くと思います(期間はそれぞれですが)。 加工がある程度できる様に成りますと色々と欲が出てきますので、そのあたりも考慮されて予算を少し残しておかれると助かりますよ(汎用機よりも機構が複雑な分だけ故障も多いことも覚悟しておくと気が楽です)
どのような物を加工するのか解りませんが総てが初めてだとするとやはりプログラムを作るのに苦労するのではないでしょうか一般的によく使われる穴あけタップ加工、エンドミルによる切削加工など対話式なら比較的短時間で機械を動かすことができました。ちなみに私のやっている加工はアルミの自動車部品の試作、削り出しなどです
補足します。 >何かはじめての導入で注意するべきこ >とがありましたら教えていただけないでしょうか。 導入後の話しですが・・ 私が最初に苦労したところを思い出していましたら結構重要な事がありました。 「人間が介入した所で殆どのミスの発生が発生している」です。間違いは人間で機械が誤動作する事はそれに較べると皆無と言うことです。 人間がミスする事 例えば 1.プログラム作成後の初めてのチェック 2.ツールを組み付け補正を計測し入力 3.ツールをマガジンに入れる 4.取り付けJIGを付ける 5.ワークを固定する 6.プログラム加工中に手動介入し再起動する(ツール補正修正など) 等々まだまだ沢山有ります。 ですからうちでも上記の事にマニュアルを作りました。 勿論初めての事なので何が問題なのか分からないと思いますが失敗したら徹底して理由を追及し対策し作業のマニュアルを作り(改正し)オペレーターが同じルールの元で作業する環境を作ることが大事です。
私の会社では、生産技術がプログラムを組みオペレーターが加工すると言うパターンなんですが、実際の加工経験が浅くNCスクールで習っただけと言うプログラマーが多く、オペレーターは加工条件の見直し及び加工方法の変更などで大変苦労しているのが現状です。 テストピースで2個や3個ならどんな加工条件でも出来てしまいますし、力の加減の分からないNC機ですので理論や計算だけではなく、熟練工のアドバイスなども取り入れながら使用していくのが大事だとおもいます。
フライス盤は持ってみえるんですよね。加工ノウハウもある程度以上もってみえるとしたら、加工するワークを分析すればよいと思います。 ワンチャッキングで多面から加工した法がよいのならばインデックスが乗せれるようなスペースが必要です。ワークの大小。加工精度がどこまで必要か。重切削か軽切削か。加工するワークの数。メーカーを決めればそのワークを加工できる機種は決まってきます。複数のメーカーで金額、精度、ATCの時間等、ワークにあった加工機を選択するのが重要だと思います。とりあえず何でもできる機械をという考えはやめたほうがいいと。 NCプログラムに関しては標準的なプログラムを参考にして標準フォームを作りワークによって違うところのみを変更してやれば問題ないです。フライス盤の動きのXYZをそのまま数値に置き換えるだけですから。加工時間を短縮しようと裏技を使うとトラブルが起きやすいです 私的なことですが移動式の丸ハンドルが好きです。これがないと自分は芯だしができません。
お礼
なんとか弊社にぴったりの機械をシマナミさんのアドバイスを参考に探してみます。何でも出来る機械は高そうですし(笑)。
補足です。 2.で忘れてました 同時制御軸数の選択も重要でした。
>我が社に初めて・・・MCを動かせる人間もいない・・・全てが1から・・・ これからすると 1.機械の仕様が決められない。 2.オペレーターの養成が必要。 という事が懸念されますよね 1.はコウさんの職場が何を削っているのか不明ですので、アドバイスは出来ませんが、一つ方法があります。機械メーカに加工する図面、工作手順などを出来るだけ渡し、機械の仕様を決めて貰う方法です。その際に現状の実績工数と導入後の目標時間(目論見)を伝えタイムスタディーまでやって貰いましょう。 一番気を付けないといけないのは、後で仕様変更が出来ない出来ても大きな費用が発生する物です。例えばATCの本数、センタースルークーラント、クラントの吐出圧力と量、主軸形状(例えば二面拘束)、主軸の能力(出力および回転数)、APCの数、各軸のスケールフィートバックの付加、付加軸(別置きテーブルなど)、等々 2.コレはメーカの講習は勿論 地域のポリテクセンターとかポリテクカレッジなどの講習も受けましょう。 メーカに機械立ち上げ時にどこまで加工やらせるかも重要ですね。費用が発生しても多くやって貰った方が良いですよ。 以上20年以上前に初めて職場にMC、LNCを導入した経験から思い出しました。
お礼
>機械メーカに加工する図面、工作手順などを出来るだけ渡し、機械の仕様を決めて貰う方法です。その際に現状の実績工数と導入後の目標時間(目論見)を伝えタイムスタディーまでやって貰いましょう。 これはやってもらおうと思っております。 調べてみるとかなりのオプションがあるのに驚きました。HikaruSaiさんのおっしゃるとおり気を付けて弊社に必要かどうか判断したいと思います。 講習は出来るだけ多く受けてみます。 有難う御座いました。
すでに出ていますが、いかに機械を止めなく動かすかが重要です。自動化システムがある場合は良いですが、無い場合は自分達で簡易の手動パレットを作って外段取りで2パレ方式を行う事を勧めます。 (MCサイズ無いので詳細わかりませんが) フライス等使っていればわかると思いますが、ツールホルダーのテーパーは種類がいくつかあるので、後の追加購入、更新も考慮して標準的なテーパーの機種を選択した方が後々使いまわしが出来ます。(うちはBT-50が主流)
お礼
弊社で製作する品物はそれほど大きくないので、今のところ小さなバイスを数個つけて動かそうと考えております。テーパーは40にしようと考えてます。有難う御座いました。
こんばんわ。 初めての導入との事ですので、MCのメリットとデメリット少々書きますが、 メリットは、やはり無人運転です。 どれだけ長い時間動かすか、これが重要だと思います。実際、NCフライス等は、ATCが無いので、長時間運転には向きません。 MCを長時間運転するには、段取り時間やプログラムのチェック時間が重要になります。 MCを稼動すると分かりますが、製品加工は1時間程度でも、段取りやチェックに3時間以上掛かる事もあります。これをいかに短縮するかが大切です。 初めてなら、相当時間が掛かると思われます。 デメリットは、単品物には注意が必要です。 NCフライスや汎用で加工出来るのであれば、その方が早い場合があります。 ツール段取りやプログラム作成時間を計算して、汎用等で加工できる物はわざわざMCに入れないと言うのも一つの手段だと思います。ツール本数や使用にもよりますが。 単品仕様でMCを動かす事も出来ますが、初めての場合はお薦めできません。 後、機械の配置は最初に最適な位置にしておかないと、クレーンが当たる等の原因にもなるので注意して下さい。 切削油の交換や、切粉の掃除なども日常しやすい位置を考えて配置される事をお薦めします、運転時間が長くなるとかなりの量の切粉が出ますから。。 ツールもかなり必要なので、基本的にマガジンの2倍程度はあるほうが良いですね、後で買い足すと高価な物なので損したりします、加工前に不足して加工が止まると意味が無いですから。。 でわでわ
お礼
段取りにそんなに時間がかかるとは思いませんでした。加工時間はかなり短縮されるのは想像出来ますが、段取りはなかなか想像つきませんでした。 ツールもそんなに必要とは思いませんでした。 有難う御座いました。
お礼
規模の小さな会社なので、プログラムを組む人員と加工する人員を作るわけには行きません。加工者がプログラムと加工をやる予定です。しかし、プログラムを作っている間機械が止まってしまうのが耐えられませんね(笑)。 有難う御座いました。