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ノルディック複合ラージヒルでの敗因とは?
- 渡部選手の成績残念でしたが、敗因はジャンプの順位とクロスカントリーの戦略にあったようです。
- 選手同士の談合があれば、メダルをシェアすることも可能かもしれませんが、それは許されるべきか疑問です。
- 競技の公平性を守るためには、選手の力で勝敗を競うべきです。
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>あれやこれや勝手に考えると、あの状況で勝てる戦略があったのかと言うのが質問の発端で、どうころんでも勝てる戦略が無いとしたらそれは競技のルールが悪いと思った次第です それは「渡部勝利ありき」の考え方ですよ。私はそれに賛成しません。だってさ、もし日本人にもう一人有力な選手がいてその選手のジャンプが2位の成績で、渡部選手とその選手が先頭を交代しながら金銀を分け合ったら、日本中が「美しき友情パワーの勝利」と称えたことでしょうし、質問者さんも「これはルールがおかしい」とは思わなかったでしょう。 スケート女子のパシュートで、韓国の選手の一人が遅れ、他の選手が遅れた選手をぶっちぎってゴールして韓国内でもぶっちぎった二人に対して大きな批判が起きています。質問者さんも「それはパシュートのルールがおかしい。3人滑って合計タイムを加算して、その合計値が低いほうが勝ちにするべきだ」とは思わないでしょう。だって、それだったら日本は金メダルは狙えませんもの。個人の勝負だとオランダには勝てません。でも「協調性が求められる勝負なら日本人は得意」に勝機を見出している訳じゃないですか、我々は。 元々、荻原健司さんも「20秒のリードがあれば勝てる可能性が高い」といっていたわけですから、それでも逃げ切れる可能性はゼロではなかったということです。どこの国だって同じ立場だったらドイツと同じ戦術をとるでしょう。それをやらなくて負けたら負けた側が批判されます。 下りで思うように渡部選手のスキーが伸びなかったのは、連戦の疲れもあったのではないかなと思いますよ。クロスカントリースキーは、下りのコントロールが難しいのです。大腿四頭筋の疲れがたまっていて、踏ん張りきれなくなって転倒するのを警戒したのではないかなと思います。 しかしね、競技人口が少なくて手足が短い日本人がクロスカントリースキーで背が高い北欧系(ドイツも含む)の選手と互角に戦っている時点ですごいことですよ。ジャンプ陣が複合の渡部選手以下の成績しか出せない低迷度から考えると、メダルを獲得している時点で素晴らしいことだと思います。本来なら、北欧の国が負けてはいけない競技ですからね。
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- eroero4649
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それはもう仕方がないでしょうね。複合ラージヒルジャンプで2位のリーベル選手は1位の渡部選手とわずかに1秒差でしたが、渡部選手を牽制して先頭交代に応じようとしなかったようです。 我々日本人としては「渡部選手とリーベル選手で暗黙の了解で組んで逃げ切り作戦に出れば、渡部選手とリーベル選手で金銀を分け合ったのでは?」と考えるところですが、どうもリーベル選手はあまりクロスカントリーに強い選手ではないようです。渡部選手はクロスカントリーに強い選手ですから、サシの勝負になれば勝てないという考えはあったと思います。それなら後ろのドイツの選手たちに追いつかれて混戦になったほうがワンチャンスあると判断したかもしれませんね。 で、複合のオリンピック選手レベルとなると、普段からワールドカップなどの国際大会で何度も対戦している、なんというかお互いに知った者同士なわけです。別にそれは複合に限った話ではないですけれど。 んで、クロスカントリーでは先頭を交代しながらなるべくフェアに戦おうという暗黙のルールがあるそうですよ。しかし特に外国人選手なんてのは個人主義の人がいますから、俺はそんなものは知らねえとその暗黙のルールをガン無視する選手も(当然)出てきます。 しかしそういう選手は当然みんなにすぐに知られることになり、「アイツは自分が勝てればそれでいいと思っている卑怯なやつだ」と烙印を押されるとその選手を取り囲んで前に出られないようにしたりというような「制裁」は当然受けるようですね。 リオオリンピックのオープンスイムを生中継で見ていたのですが、女子のオープンスイムで2位と3位の選手がほぼ同時にゴールしたとき、あれはフランスの選手だったかなあ、2位でタッチした選手が3位の選手にゴール寸前で上からのしかかってタッチを妨害したんですよ。私も「あれ!?今2位の選手が上からのしかからなかったか?」って思ったほどでした。そしたら、結局2位の選手は失格になってしまいましたね。 日本人はスポーツに関してはフェアにクリーンに戦うのが正しい姿と考えますが、外国人はホントえげつないですよ。考えてみれば「ドーピングを使ってまで勝とう」って発想は基本的に日本人にはないですよね。ロシアなんか、ドーピングで国代表として出られないのに「この人はそういう卑怯なことはしない人のはずだから」ということで出られたはずの選手から禁止薬物が出てしまいましたものね。どんだけ勝つために手段選ばないんだよと思いますよね。
お礼
ありがとうございます。リーベル選手には全く同じことを思いました。以下はもはやテレビ観戦の感想文でしか無いですが、荻原健司氏は下り坂で毎回リーベルが渡部を抜くのを見て、渡部のスキーの滑りが悪いのではないかと言っていました。事実かどうかわかりません。渡部が言ったらワックスマンを悪者にすることになるので事実でも言わなかったでしょう。しかしいずれにしてもダウンヒルではリーベルが毎度リードしたのです。リーベルを前に出したいのであればそのまま後ろについていけば良いものを毎回抜き返したと言うことはリーベルについていっては勝てないと思ったのでしょうね。でも結果論から言うとリベルは3人のドイツ選手についで4位なので、リーデルについて体を休めたほうが良かったのかも知れない。ただリーデルに走る気なければ風よけのリードにならない。あれやこれや勝手に考えると、あの状況で勝てる戦略があったのかと言うのが質問の発端で、どうころんでも勝てる戦略が無いとしたらそれは競技のルールが悪いと思った次第です。例えば何人かずつのブロックにわけてブロックごとにスタートして、ゴールのタイムがでた後でラージヒルの結果を合算すれば、仮に風よけのポジショニングの戦略を駆使したとしても公平と思いますが。
冬季オリンピックではないですが、自転車競技では先頭選手を風除けにしてレースしています。 それは「卑怯」なのではなく「戦略」で認められていますし、他国の選手同士でも、交互に先頭を入れ替わってレースしています。
お礼
ありがとうございます。確かにケイリンは風よけをしながら有利なポジションにつけるのが戦略で醍醐味ですね! ただノルディック複合のクロカンはケイリンと違って一斉にスタートするわけでもペースメーカーがつくわけでもなく、かと言って渡部がスタート近辺でドイツの選手を待ってたらジャンプの意味もなくなる。戦略的にもフェアな環境じゃなかったように思えるのですがね。贔屓目ですが。本人は戦略の失敗であの状態でも勝つ実力が無いと言っているので立派ですけど、一般視聴者としては納得いかん^^;、
- sukeken
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こんにちは。 そういうのもひっくるめて”スポーツ”なんでしょう。 日本も、弟君がジャンプで2位,3位になれば、似たようなことは可能でしたでしょうから。
お礼
ありがとうございます。日本人選手同士、ドイツ人選手同士ならわかるのですが、多国籍の人達だとどうですか?線引がどこかにあるのかと言う質問でもあります。
お礼
再度の回答、ありがとうございました。