新宿区下落合図書館の入口のパイプ状庇の目的と必要性
昔からほとんどの建物の入口には、雨除けや日除けのために庇(ひさし)が設置されています。
この庇の断面形状は上部が緩い傾斜の板状のものが多いように思います。
一方、最近のビルや住宅のなかには、デザインやコスト削減等の観点から入口上に庇を設置されていないこともあるようです。
現在の新宿区立の下落合図書館の建物は2017年3月に完成、利用開始されました。
この建物はほぼ南向きなので、昼間は日当たりがよい状況です。
この図書館の入口付近の上には、添付写真(左および中央)通り、庇のような物が設置されています。
しかし、パイプの間には大きなスペースがあるために、雨除けや日除けの効果はありません。
このため、例えば、降雨時に利用者が入館する前に傘を畳むと頭や衣類が濡れるし、入口に入ってから傘を畳むと、入口内の床に水がたまり滑りやすくなります。
また、2階以上の外壁や屋上から落下物による被害を防ぐためとも思えません。
一方、図書館と同じ建物の左奥にある区の事務所の入口では、添付写真(右端)の通り、2階の張り出し(キャンティレバー)の下にあるため、庇がなくても雨除けができています。
もし、図書館の入口を今の位置でなく、その右奥の2階の張り出しの下にすれば、区事務所と同じように、庇がなくても、雨除けが出来たのではないかと思います。
あるいは、入口を現在の位置にするのであれば、雨除けができる板状の庇を設置すればよかったのではないかと思います。
なぜ、雨除けや日除け効果が全く期待できないにパイプ状の庇のような物を設置したのか、分かりません。
ついては、次の事について教えて下さい。
1)この図書館の入口の上に設置されているパイプ状の庇のような物を設置する目的は、どのようなことを考えられるでしょうか?
2)このパイプ状の庇のような物は、雨除けや日除けの効果があるのでしょうか?
また、その他にどのような効果があるのでしょうか?
3)図書館の入口上に、このようなパイプ状の庇のような物を設置する必要性があるのでしょうか?
お礼
「日よけ暖簾」ですか。 なるほど暖簾がデカくなったものという感じですか。 しかし「日除け」、そのまんまですね。 ありがとうございます。