文面での「失礼します」
対面や電話で、別れのときに「失礼します」というのはよく使うと思います。
しかし、これは書面でも使えるものなのでしょうか?
メールや掲示板などで「用件のみですが失礼します」「それでは失礼します」など、主に若い人が使っていると思います。そして、メールのマナーについて書かれたホームページでは、しきりに「丁寧なメールの雛形」として文末に「それでは失礼いたします」を薦めています。(私が見ているホームページのジャンルに限ったローカルルールなのかもしれませんが、同じ系統のマナーページでは必ずこれが書かれています。)
が、私はこれに違和感を覚えてなりません。前者はわかるのですが、後者は何かが違うように感じます。
違和感の正体はわかりませんが…違和感を覚える旨を人に伝えたところ、手紙の書き方のホームページのURLと共に「手紙でも使われる、きちんとした表現です」と言われました。
ホームページでは「用件のみですが失礼します」に近い表現が紹介されていました。「取り急ぎ、まずはお礼まで」のようなものだと思います。これは、納得できるのです。「失礼は承知ですが、まずはこれでお許しください」のような意味合いだと思います。
そこで、再びその人に、「それは『用件のみでごめんなさい』みたいな意味合いだと思うから納得できるんだけど、『それでは失礼します』はまた違う用法だと思う。例えば小学生が職員室から立ち去るときの挨拶のようなノリかなと思う。」と伝えたところ、「『失礼します』は『ごめんなさい』という意味ではありません。全く、教養のない人ね!」と腹を立てられてしまいました。
私が感じた違和感は、単に私の好みの問題なのでしょうか。
それとも、やはり私は教養の無い人で、「失礼します」を理解していないのでしょうか。
メールや掲示板は手紙とは違って「話し言葉」を用いることも多いという点は理解しています。ですが、「これがマナー」と言い切ってしまえるほどきちんとした表現なのかが疑問なのです。
例えば、目上の人へのお手紙に「それでは失礼いたします」などと書いてもいいものなのでしょうか。
あまり好きな表現ではないので、手紙で使おうとは思わないのですが、
一般に「きちんとした表現」として認識されており、かつ私がその意味を理解できたなら、メールや掲示板で使ってみようかなと思います。
長文失礼しました。
それではこれにて失礼します。
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…使ってみましたが、私としては「長文失礼しました。」はありだと思いますが、「それではこれにて失礼します。」は何かが違うという気がするんです。
お礼
ありがとうございます