昔はそんなことなかったんですけど、当時は顔見知りじゃなくてもガキがわんぱくをしたら怒鳴りつける年寄りがたくさんいました。湯舟の中に頭を付けてぶくぶくしたり、手ぬぐいを湯舟にいれたりしたら頭をぐいぐいおされたりしてお仕置きされましたし、立ち上がって湯を浴びるようなことをしたら、しぶきがかかってあぶない、と怒鳴られました。
勝手に水をいれて湯を冷まそうとしても怒られましたし、ひとことも言わないで湯の中に割って入ろうとしたら押しのけられました。
つまり誰であれ子供を叱ってよい文化があったのです。
最近はこういう筋を通そうとする大人を排除する極端な個人主義が横行し、明らかに危険なことをしているから注意してもにらまれ、他人の子に何か言う権利なんかないわよ、というような態度の保護者が多い。
小言を言う年寄りをうまく使って、「そんなことをしたらあのおじいちゃんに怒鳴られるわよ」などというような賢い言い方でいさめる母親も絶滅しました。何しろ親自体が悪いことだと考えていないことを他人に注意されたって、直させる気持ちなんて皆無です。
結局当人がその後の人生で不利なことになるだけのことなんで、直接自分の損になるわけじゃないし、バカバカしいから小言なんて言うのはやめようと年配者が思って当然です。
結局、二十歳過ぎた若者が腰にタオル巻くのもおかしいですけど、巻いたまま湯舟に入ったり、湯をかけてざっと下流しをしてから入るなんていうこともしないし、下洗いもしない髪を湯舟に漬けたり、もはやお前らに文明というものはないのかという連中だらけになっているんですね。
お礼
なるほどそうですね~時代背景的なものもありそうですね。 自分本位な考え方は本当に驚きますね。たまに銭湯に関するQAでも見かけます。 ご回答ありがとうございます!