>充電率が60%だったので 充電してから取り付ける方がいらしゃいました
自動車で用いる鉛バッテリーは、バッテリーが誕生してからの進化はありません。
プラスチックの箱(躯体)と鉛・銅・硫酸・真水があれば、誰でも製造が可能な単純商品です。
これが何を意味するのか?
つまり、平成の世でも「電池を貯める事は出来ない」のです。
充電したバッテリーは、使用期限がありませんよね?
「充電日:2015年4月1日。使用期限:2017年3月31日」
こんなバッテリーは、存在しません。^^;
つなり、現在のバッテリーも「使用した分は、使用した分を充電」する必要があります。
ですから、バッテリーメーカーは「新規に取り付ける(バッテリー液を新規に充填した)場合は、設置前に充電して下さい」と周知しているのです。
カー用品店・自動車販売会社などでも、「事前充電を行ってから取り付け」を行ってます。
質問の「60%」は、通常では何ら問題ない状態ですが、不安を持っているユーザーが多いので90%程度まで充電を行う場合が多いのです。
※60%程度あれば、セルがまわります。
※エンジンが始動すれば、自動車の発電機からの電気だけで走行は問題ない。
>そのまま取り付けて走りながら充電するのでは まずいのでしょうか
先に書いた通り、走行中は自動車の発電機からの電気で充分賄えます。
が、2・3分の走行では「何ら充電できていない」のが現実です。
※電子制御・盗難防止・エアコン・ナビ・オーディオなど、多くの電気を消費。
国産車の多くは、エンジン回転数2500前後でバッテリーに充電を行っています。
この回転数よりも低いと、不足している電気を補充する事は不可能です。
※使用した分の電気量を補充する場合は、低回転域でも可能。
また、質問者さまがご存知か否か分かりませんが・・・。
鉛バッテリーは、「気温25度で100%の性能発揮」となる化学反応商品です。
1度の温度変化があると、1%の性能が落ちます。
新品完全充電バッテリーでも、気温が5度だと「既に、80%の性能しか発揮できない」のですね。
冬場・深夜早朝は「ヘッドライトが若干暗い」ですよね。
この事が、原因です。
この化学的に当たり前の症状を逆手に取って、「バッテリーが弱ってます。交換した方が良いですよ」とセールを行うのです。
質問の場合の「60%程度の充電」では、寒波が到来している現在では非常に性能が落ちていますよね。
※単純計算で、60%だと(気温5度では)48%となります。
この観点からも、多くの方は完全充電行ってから(バッテリー)取り付けを行うのです。
>すぐに付けたらまずいのでしょうか
質問者さまが取り付けるバッテリー状態が分かりませんが、取り付けてから2時間程度(オーバードライブをOFFにして)走行して下さい。
出来れば、エアコン・オーディオ・ナビなどはOFFにする事。
時速60キロで約2500~3000回転だと思うので、充分充電出来ますよ。^^;
お礼
詳しくありがとうございました