可愛い絵ですね。
絵師さんというのはイラストレーターとは少し違うのかな。
描くことが好きで将来それを仕事にしたいということでしたら、絵師さんよりもイラストレーターを目指した方がいいかもしれません。その場合は、形、色、構成、といった絵の基礎を勉強するといいと思います。美術書のコーナーに行くと、基礎の勉強ができる本も置いてありますから、まずはそこで眺めてみて、もしお小遣いで買えるようなら買って勉強してみてください。もちろん、進路として選べるのでしたら、専門学校や美術大学に進学することも考えていいと思います。
職業としてではなくて「絵師」さんを目指しているとすると少しアプローチは違うのかもしれませんけれども。そっちはぼくは専門ではないので、もっとわかる人の意見を聞いてくださいね。
ちょっとだけ具体的なことをお話ししますね。
05090411さんの絵はとても魅力的なんですけれども、少し不安定な感じがします。
まず描線が弱いんですが、これはとにかくたくさん描いているうちに自分の線というものができてくるのであまり心配しなくていいです。
次に形の弱さですけれども、これは少し頭の切り替えが必要です。05090411さんの絵はまだ二次元のままなんですね。絵というのは二次元なんですけど、キャラクターなどを描く時にはホントは三次元のものを描いているわけでしょう?だから、丸を描いていてもホントは球だったり、楕円を描いていてもホントはラグビーボールだったりします。三次元のものを二次元で描く、っていう事をやってるんだ、という意識をすると、デッサンとかパースとかの大事さがわかってくるかもしれません。
三つ目は色です。特に絵師の方はこれがとても上手な人が多いと思います。
ただ、これは画材に左右される部分が大きいです。絵の具とか、パソコンで描くならソフトとかですね。特にドラマチックな効果はPhotoshopなどのソフトで容易に出せたりするのですが何と言ってもとてもお金がかかるので、そういう表現を身につけるのは中学生の人には少しハードルが高いと思います。
でも自分のソフトでできる範囲で、色々な作品の色の調子を理解することはとても役に立ちます。方法としては模写です。ソフトの力でやっている効果を模写で再現するのは大変困難ですが、模写=観察、ですから、05090411さんの目がとても鍛えられると思います。
上手くなりたいという気持ちはとても大切です。その気持ちがあればきっと上手くなります。頑張ってくださいね。