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Blenderについて

3DCGソフトのBlenderで作ってはいけないCGというのはありますか?

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  • vaidurya
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回答No.1

ソフトウェアの権利者が、制限を設けているか?という意味では Blenderは、オープンソースソフトウェア(OSS)ですから、そういう制限はありません。 OSSには、何種類ものライセンスが存在していますが 無料ソフトとして知られているソフトのうち Firefox,LibreOffice,GIMP,Inkscape,Krita,Scribus,MuseScore,Audacity 昨年話題になったジブリも使っていたソフトがOSS化されたOpenToonzほか 非常に多くの、大掛かりなソフトウェアがOSSとして開発されています。 もっとも有名にして大規模なOSSの成果の一つが Linuxカーネルや、そのほかのOSSプロダクトが一体となったLinux系OSで Raspberry Piのような学習用コンピューターから 京のような、クラスター構成によるスーパーコンピューター その他NASやHDDレコーダーその他デジタル家電などで使われていますし Blenderを含めて、前述のソフトウェアもすべて WindowsやMacが無くても Ubuntuなどの、PC向けのLinux系OSで動きますし 導入自体も、OS側が主導して ほとんどのOSSプロダクトを、パッケージ管理して 簡単に導入などができるようになっています。 そういったOSSプロダクトは、Linux PCで動くなら Raspberry Piで動くものが多く、一部には Androidで動くようになっているものもあります。 VLCメディアプレーヤーなどが有名だと思います。 https://www.youtube.com/watch?v=kkHSqUDavRQ この動画を見れば、WindowsやMacでは無いことには気づくと思いますが これがRaspberry Pi 2でBlenderを動かした例です。 WindowsやMacが、実質的にx86かその64bit版であるx86-64でしか 稼動していないにも関わらず、Linux系OSがx86,x86-64でも スマートフォンなどのARMや、京のようなSPARCにも対応しているのは OSSの性質が利したものです。 ARMでのWindowsは、Win32のソフトが使えないことで苦戦していて Windows10 Mobileにはもう力を入れないとMicrosoftの幹部が発言しています。 対して、Linux系OSでは、使われているソフトのほとんどがOSSであるために 誰かが、あるソフトをARMに対応させようとした時に 妨げになる力が、ほとんどかかりません。 (推す力が足りないことはあります) ARM版であるWindowsRTが出た時に 対応したPhotoShopやMAYAやCINEMA 4Dは出ませんでしたが ARMのLinux系OSには、Blenderが対応しています。 AUTODESK社やMAXON社が、WindowsRTに力を入れませんでしたから Microsoftが欲しいと思っても、WindowsRTに集まるソフトは限られていました。 Linux系OSには、OSSゆえの公開されたソースコードを使って OSの企画者やその近い人、あるいは有志の誰かが力を入れることによって 多くのソフトをARMのLinuxに対応させることができました。 こういった、ソースコードを公開し、誰でも自由に使わせ 改変し、再配布する自由も認めているのがOSSの特徴です。 https://ja.wikipedia.org/wiki/Open_Source_Definition OSSにはBSDライセンスのように、改変した内容を秘匿できるものもあり MacやPS4は、BSDライセンスの特徴を活かして 自社の独自技術を秘匿しながら、OSSを活用しています。 Linuxカーネルと同様にGPL Ver.2が適用されるBlenderは 改変したものを配布する場合は、ソースコードも配布するよう義務付けられていて これが、PS2ではLinuxを採用したSONYが BSDライセンスのFreeBSDベースに切り替えた理由と言われています。 GPLは現在はVer.3があり、より厳しい性質もあり Ver.2のままになっているプロダクトも多々あるようです。 ともかく、OSSゆえに、利用者の国籍,人種,性別,職業,貧富,主義,宗教などによって 差別されること無く、誰でも使うことができますし スマートフォン用アプリでよく見られるような、機能制限版と有料版の組み合わせや 商業目的の利用などを制限するようなこともありません。 作品を公開する上では、公序良俗とか配慮すべきことはあるはずですが CGやCGアニメーションの作成自体は、制限がありません。 ただし、他者の権利があるキャラクターや、既存のモデルデータ 実在する人物などの権利などには配慮する必要があります。 たとえば、MMD界隈では、MMD専用として公開されているデータを 他のソフトで利用したために、トラブルになった例が複数あるようですし モデルデータのライセンスが明記されていない場合や 確認しづらい場合も多々ありますから要注意です。

noname#244168
質問者

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