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アキレス腱の負担領域について

アキレス腱周辺炎をやってしまって今しばらくはサポーターと湿布で安静の指示が出ています。 回復したら運動をして大丈夫と言われていますが、基本的にどういった動作がアキレス腱周辺に無理な負荷をかけるか知りたいです。 アキレス腱の影響範囲があまりに広範囲のためなかなか自覚が難しいのですが、例えばペダル漕ぎや踏み台昇降運動、スクワットをする場合はなにか気をつけておくことがありますか?

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  • sai_play
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回答No.3

こんにちは。 アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉「下腿三頭筋」の動作によって収縮する筋肉の部分と踵の骨(踵骨)を繋ぐ伸び縮みしない「強靭なひも(腱)」です。 つまり、下腿三頭筋を動かすとその収縮力が張力として負荷がかかる部分です。 「下腿三頭筋」 https://muscle-guide.info/gastrocnemius.html 下腿三頭筋の働きは、膝を曲げる時の補助筋、メインの「足関節の底屈」です。 「底屈」とは立位で「つま先立ち」状態、寝ている場合では足先を伸ばした状態です。 これはベタ足立ち時とつま先立ち時でふくらはぎを触れてみればわかるかとおもいます。 歩行時も最後の「蹴り上げ」の際に動作しますので、現在質問者さんにお勧めの歩き方は、「すり足」となります。  以下は質問の運動時の下腿三頭筋の動作時つまりアキレス腱の張力負荷時のイメージです。基本的には、ただ立っているだけでも大なり小なりの負荷がかかってます。  スクワット時メインの負荷筋は「大腿四頭筋」ですが、膝を曲げるときに下腿三頭筋が関与します。また、前方への倒れこみに拮抗しています。この時アキレス腱にとってベタ足なら低負荷、つま先立ちなら更に高負荷となります。  ペダル漕ぎの場合もメインの負荷筋は大腿四頭筋と思われますが、膝を曲げる状態と、蹴りこむ状態がありますので下腿三頭筋が関与します。アキレス腱にとって、踵をペダルに乗せて漕ぐ場合は低負荷で、土踏まずより前をペダルに乗せて漕ぐと高負荷となります。ママチャリタイプを想定していますが、ステッパータイプの場合は応用的に考えてください。  踏み台昇降運動ですが、アキレス腱にとって、振り上げた片足が台に着地前の片足立ち状態の時に前方への倒れこみに拮抗しています。そして残された足を引き上げる時に蹴り上げているかもしれません。 最大負荷時は後ろ向き姿勢でつま先から降りるときの着地時です。  いずれも足の使い方などの「癖」で負荷状態は変化しますが、いかにして「踵」を代用して運動するかですね。注意するのは衝撃がダイレクトに膝関節に伝わりますので、膝を痛めないようにクッション性の良い運動靴を使用してください。  とにかく今は安静第一です。どうかお大事に。

NicoRobbin
質問者

お礼

とても具体的でわかりやすい解説、感謝です。 よく理解することができてスッキリしました。 リンク先がまたとても興味深いです。 筋トレ(というほどでもない程度ですが)をすると、よく「その筋肉を意識して」と言われますが実際にはどこの筋肉が使われているのかイメージしにくかったので図解と照らし合わせながらちょっと勉強してみようと思います。 どうもありがとうございました!

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その他の回答 (2)

回答No.2

アキレス腱周辺炎は簡単に言えばアキレス腱の使いすぎです。 どんなスポーツをやっているかにもよりますが、炎症を起こすということは必ず原因があるので対策が必要だと思います。 現状が分からないので、ここでのアドバイスは不可能でしょう。 コーチやトレーナーに相談するのが良いのですが。 しばらくは湿布や、アキレス腱にかけてテーピングを行い予防するのが良いと思います。

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回答No.1

炎症の程度がどれくらいのものか分からなければなんとも言えません。 専門医、整形外科の医師の診断、判断によると思うのですが。 重度であれば足首の屈伸運動が負荷を掛けます、階段歩行でさえも影響を受けます。 安静ということは日常生活でも足首を意識して動かさないことです。 》ペダル漕ぎや踏み台昇降運動、スクワット とんでもないです。

NicoRobbin
質問者

お礼

はい、今は安静にという指示が出ていますのでそのようにしています。 回復したら運動も問題ないとの事だったので、今後何に気をつければ良いかなと思い詳しい方の意見を募っています。

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