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近親間の子供
こんな質問をするのはとても気が引けるのですが、例えば親と子供、あるいは兄と妹の間にできた子供には奇形とか障害者がでるという話を聞きますが、これは本当なのでしょうか。本当だとすればそのメカニズムを教えてください。またいとこ同士とか、叔父さんと姪とかその他の血縁関係においてどこまでが危険なのでしょう。そして歴史的有名な人の中に実例はあるのでしょうか。
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近親者の場合同じ様な劣勢遺伝子をもっています。 例えば、体の小さい物同士が結婚すればかなりの確率で子供も小さくなりますし、丸顔同士が結婚すればかなりの確率で丸顔の子供が生まれます。 人間はどうしてもある確立で先天性異常の子供が生まれるのですが、血の繋がりの遠い他人同士の夫婦ですと、片方の遺伝子が相手の劣勢遺伝子を押さえる働きをしますが、近い夫婦ですとその部分は同じですから薄められることはなく、異常の出る確率が増えます。 数値的には参考URLをご覧ください。 わが国でもどこまでの血縁を認めるかは時代により様々で、例えば天智天皇の時代(661年~)では、同母の兄妹(弟姉)と親子のみダメで、異母兄妹(弟姉)や叔父姪の夫婦は珍しくありませんでした。 一方隣の朝鮮半島では、出身地が同じで同じ姓だと(モラルとして)ダメとか、地域時代により様々です。 興味があれば天皇家の家系図を見られると面白いですよ。
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- mamemamema
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日本の皇族が良い例でしょうか。 昭和天皇の奥さんの代から外の血を入れるようになりましたが、 それまでは皇族内での婚姻が多かったです。 江戸とかそれ前だと姪っ子とかとってのも結構あったと思います。
交配するときに遺伝子はエラーを修正するように働きます。まったく新しい外部からの情報には同じ部分のエラーがあることが珍しいので、エラーが少ない新しい生命になります。 しかし近親間であると修正したくとも修正するための情報がありません=再度エラーの上塗りをしてしまうので障害者(遺伝子エラーの結果)が出てきます。 一目惚れや赤い糸という話も、自分の遺伝子をは別のものを持っている相手と結ばれるためのものだとTV番組で証明されていました べつの遺伝子とこうはいずれば健全な強い血が受け継がれるわけですから。
お礼
エラーの修正、なるほど。とってもよくわかりました。ありがとうございます。
- disease
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狭い村などでは、全員がある程度、血が繋がっているので、結婚相手が同じ村の人間に限定されるので、障害児が多くうまれます。 どこまでといっても近ければ、近いほど障害児が生まれる可能性は高まります。 いとことは法律上、結婚できますが、遺伝子学的に言えばよした方がいいそうです。 とにかく近い遺伝子情報のものが子を作ると障害児が生まれる可能性が高くなります。
- colocolo62
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遺伝子の構造が近い間柄ですと、劣性遺伝子が持つ性質が子孫に現れやすくなります。 そのため、遺伝的な病気などが出てきやすくなるといわれます。 どれくらいの近親関係が「安全」なのかはよくわかりません。「安全」の定義がはっきりしないからです。別に近親関係でなくても遺伝的な病気が出ることもあるわけですから。 民法上は、いとこ同士の婚姻は認められています。 歴史上というのは、よくわからないですが、昔の天皇家は近親婚が多く、病弱な方がいたというように聞いたことがあります。
お礼
なるほど。ありがとうございました。
- norakuma
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中世ヨーロッパの王室の例を見るといいかと思いますよ。狂王ルートヴィヒが有名かと思います。
お礼
参考になりました。ありがとうございます。