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イチジクの虫食い部分の処置方法を教えてください
- イチジクの木に虫食いの穴がある場合、その部分の処置方法を知りたいです。
- 虫食いの部分の枝が実をつけているが、高い位置にあるため取りにくいです。
- 虫食いの部分は切り捨てるべきかどうか、処置方法を教えてください。
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造園屋に勤務する本職です。 まず果樹には色んな種類があり、常緑樹から落葉樹まであります。 そのため剪定時期も異なるんです。イチジクは落葉樹なので剪定は 葉が完全に落ちた冬場に行います。風通しを良くするために夏場に 枝を切る作業はあります。これは剪定とは言わず整枝と言います。 大掛かりな剪定は休眠期である葉が完全に落ちた12~2月の間に 行います。整枝は4月下旬から5月上旬に行います。 穴があるのは虫が侵入した証拠です。カミキリムシの一種でキボシ カミキリ虫の幼虫が侵入した跡で、この穴の中に幼虫が入っていて 食害を繰り返しています。穴の位置で切っても穴は幹の深い所まで 入り込んでいますので、切ったら被害が喰いとめられると言う事は ありません。剪定は冬場に行いますので、まずは幼虫を死滅させる 作業を行いましょう。 スミチオン乳剤で構いませんから、1000倍に希釈した駅を穴に スポイトで流し入れます。その後で穴をガムテープでふさぎます。 テープでふさぐのは薬剤が気化させないためです。 これで穴の中の幼虫は死滅します。死滅させたらそれ以上は被害は 進行しませんから、穴を粘土で塞げば枯れる事はありません。 とにかく切っては駄目です。切ったら開花も結実も望めなくなりま すよ。切るのは12~2月にしましょう。 確かに背丈が高くなると収穫も困難ですよね。こう言う場合は棚を 作って見ましょう。ブドウ棚や藤棚って見た事がありますよね。 このように棚を作って枝を誘引させれば、任意の高さから上には伸 びませんから、単管パイプ等で棚を作られてはどうでしょうか。 棚を自分で作れない時は、造園屋さんに依頼しましょう。造園屋は 本職ですから、指定の棚を設置して貰えます。その時に剪定も一緒 にして頂くと手間が省けます。
お礼
回答ありがとうございます。