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歴史との向き合い方
- 日本の近現代史に興味があり、太平洋戦争とその敗戦を避ける道はなかったのか、他に選べた道筋はなかったのかとよく夢想した。
- 歴史を学ぶ意義は、教訓を得て未来に生かすことであり、戦争の原因や背景を学ぶことも重要である。
- 自分の国の歴史を理解し、戦った相手国の都合もよく理解することが今を生きる人の使命である。
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こんばんは。 僕がご幼少の砌、物心つくまでは、夜明け前の薄ぼんやりとした 空のような記憶しかなく、それ以前のことは暗闇の中でした。 それから、少しずつ明るくなって、いろいろなことが見えてきて、 今に至るわけですが、それでもまだ、全てが見えているわけでは ないです…。そして、知り尽くすこともなく、再び夜が来て、 暗闇の中に還っていくのではないかと思います。まあ、肉体と 精神と、どちらが先に使い物にならなくなることか…。 正直、学校の歴史では、敗戦前後のことを教わった覚えがないです。 流れや単語は詰め込まれましたが、それ以前の歴史の授業のように 細かく勉強はしていないです。おそらく、学期末などで時間がなく、 流す程度の授業だったと思います。記憶にあるのは、第一次世界大戦 あたりまでです。その頃には、太平洋戦争についても、教える側も、 教わる側も、醒めた見方で、「まあ、いろいろな意見があるわな」 くらいの空気になっていたように思います。 歴史は、何が事実なのか、立場によって見方も変わりますし、 真実と誤解とが入り混じっていて、当事者ですら本当のところが わからないままなのではないでしょうか。せいぜい、四つん這いから 二足歩行になったとか、火薬や印刷や羅針盤で文明が発展したとか、 それくらいが共通の歴史なんじゃないかと思います。まあ、実際は、 もう少し細かいところまで詰めてもいいんですけど…。そこから わかるのは、大きな流れがあって、なるようにしかならないって ことが、ひとつ言えると思います。また、客観的な歴史は、結局、 年号や単語の羅列でしかなくて、受験勉強でなくても、教科書のような ああいった形になるのはやむを得ないのでしょう。 歴史を学ぶ…というより、歴史から学ぶと言う時に大事なのは、 自分が主観的に見る(経験や追体験する)ことなのだと思います。 自分が史料から想像して、(史実とは異なっていたとしても) 納得のできるものを掴めるかどうか、なのだと思います。 年表の粗密やスケールを自由に動かすのも、自分の感覚次第で、 歴史上の人物の心理から、人類全体の大きなうねりまで、想像力や 感覚を駆使して考えることでしか、腑に落ちる(落とす)ことはできないのでは ないかと思います。自分の感覚で見たり考えたりするのは、つまり、歴史は、 ある意味、自分自身の感覚や思考の鏡のようなものなのかもしれません。 歴史が生き方に影響するだけではなく、生き方が歴史の見方にも影響して、 それらは、自分という意味で、イコールなのではないでしょうか。 どれほど情報量が増えて、様々な視点からの歴史観があったとしても、 自分自身が真摯に向き合わないと見えてこないものがあると思います。 (あ、亀先生の意見をパクったみたいになってしまいました…) そういう意味で、膨大な史料を研究する学者も、先代の背中だけを 追い続ける職人も、人の一生という時間や物量、思考の質では大差が なくて、意識するしないに関わらず、それぞれに自分の歴史を生きるしか ないように思うのです。もちろん、他のどんな人にとっても、同じです。 また、国家(政府)や民族の歴史と言っても、結局のところ自分の ルーツを確保したいだけではないかと思うのです。それは、本人だけが 自覚していれば済むことで、それを滔々と語ることには、さほど 意味がないのかもしれません。そんなことをしなくても、誰もが、 地球上の生命のつながりの一部であることに変わりはないわけで…。 先祖の霊や故郷を、国家や民族の単位で考えなくてもいいのかな…と。 極端な話、自分がここに存在すること自体が歴史の証明ですし、 (形式として)墓を作ったり参ったりしなくても、今をひたすら 生きることで、祖先への感謝を表すことはできると思うわけです。 (葬式も法事も、生き残っている者の、気の済ませ方次第…) いずれ、アメリカでなくても、民族はごった煮状態になるでしょうし、 世界は平和になるべきだと思うのですが…、実際には、今までと 大して変わらないまま、現状維持のすったもんだなのかもしれません。 理想を実現した世界と、戦争で人類が自滅した世界と、現状維持と、 将来の歴史は、ざっと、その三択くらいなのではないかと思います。 できれば、世界平和くらいは実現してほしいところですが、まあ、 理想について言い訳したり条件をつけているうちはムリっぽいですね。 また、資本主義に限界が来たり、飽きたりすれば、富の公平な再配分とか 言い出すかもしれません。(失敗した)お人好しの共産主義を復活させる とは言いませんが、新しい理想像が必要になるかもしれません。 そんなこんな全て、他力本願ですが、(遠い)子孫たち次第なのでしょうね…。 (あ、自分の遺伝子を遺すのを忘れてた…) 蛇足で、二つほど…。 ひとつ目は、歴史の一事象だけを切り取って考えることもできますが、 人類全体から見て、歴史はひとつのものであって、部分だけを切り取る ことは不可能ですね。ひとつの事件だけであれこれイフを考えても、 仕方がないわけで…。全体として諸事象が絡み合ってできている世の中は、 後腐れでできているといっても過言ではないような気がします(色即是空)。 それが、解れないまま、さらに撚り合わされていくばかりなのでしょう…。 もうひとつは、人間は、あまり変わらないということですね…。 ウソやデマで、ヒステリーになったりパニックになったりするのは、 昔も今も変わらないようです。昨今の炎上や風評被害も、同じことを 経験しているはずなのに起こりますし、経験しているからそこまで 騒ぎが大きくならずに済んでいるとも言えるのかもしれませんね…。 歴史について想いを馳せる今は、常に動いていて、思考停止できず、 それゆえに、歴史から学ぶべきことも刻一刻変化していると思います。 あ、あと、手元に、「ふしぎな君が代」って本があって、まだ読みかけ なのですが…。これもまた、いろいろと…。 「いろいろと、何だよ!?」( ゜д゜)/出番が…!! 「面倒くさいから、もういいよ!!」ヾ(゜д゜ )お呼びでない!!
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- hkhk1450
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まったく同感です。>書籍「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」を 私はまだ読んでいませんが、あの時代戦争を避けられたとは思えません。 戦後の現在、批判ばかり言う人がいますが、そういう人達は現在何かの 努力をしているのでしょうか?北朝鮮に対しては?反日国、北方領土は 拉致に対しては?戦争はいけないことです。でも、世界の歴史は戦争の 繰り返しでした。何千年もです。何故でしょう。もしかしたら自然淘汰 なのかもしれません。人間が進化の頂点に存在するため自身で制御する。 歴史を学ぶことそれは、同じ過ちを繰り返さないためと言われますが、 それでは、韓国のように王朝が変わるごとに歴史を改竄し捨ててきた 国民はどうなんでしょうか?その結果は、自己中心と反日で過ちもある。 日本の国が、歴史を学んでも民度を上げても、争いごとは終わりません。 世界中の人種が、共通の考え方を持たない限り宗教も領土も火種は限り なく増殖します。たとえ世界がひとつになっても続くでしょう。争いは。 それが、限りある地球で数を制限し生きる生物の宿命だと私は思います。
お礼
お礼コメ大変遅くなり申し訳ありません。質問してから一ヶ月過ぎてしまいました。 >あの時代戦争を避けられたとは思えません。 >戦後の現在、批判ばかり言う人がいますが、 泥沼の日中戦争、玉砕戦、特攻、空襲や原爆など、結果からアプローチする戦争が語られる事が多いですが、その戦争に至った経緯の方はあまり語られてない気がします。日独伊三国同盟、石油等禁輸、ハルノートなんかはよく言われますが、原因はもっと前ですね。そこを学ばないと意味がないと思います。 >世界中の人種が、共通の考え方を持たない限り宗教も領土も火種は限り >なく増殖します。たとえ世界がひとつになっても続くでしょう。争いは。 >それが、限りある地球で数を制限し生きる生物の宿命だと私は思います。 私は「無知」が諸悪の根源だと思っています。無知だから相手がこちらに敵意を持っていると疑心暗鬼になる。無知だから産業を育成して経済を発展させる事ができず、戦争を起こしたい者に利用されてしまう。無知だから争って奪い合うことしかできない。混迷が続くアフリカは、そうさせてしまった先進国が責任を持って教育を浸透させてやらなきゃいけないと思います。 ご回答ありがとうございます。
- kamejrou
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こんばんはmikasa さん お久し振りでしたね 別に通報するような質問でもない 歴史と言うものへの向き合いかたを広く問うてみたい これの何処がいけない? 私は歴史とは実に多面的なものだと考えております 仰る先の大戦にしても視点を変えれば日本には日本の言い分もあるでしょうね 一面的に取り上げることも出来ない ただ過去の事実として定まっておりますし であるなら今に生きる我々は真摯に向き合い教訓としなければいけない 歴史に学ぶとはそう言う事だと思うのですが? とまあ優等生のような回答をしておりますが 終戦のどさくさにロシアは何をしたか? 考えればはらわたが煮える思いです これからどのような回答があるか?楽しみに拝見させていただきます
お礼
カメジローさん、お礼コメ大変遅くなり申し訳ありません。 >私は歴史とは実に多面的なものだと考えております まったく同感です。戦争に関して言えば、悲しい過去と捉えることもできるし、国家の総力をかけた大事業とも捉えられるし、世界のパワーバランス、経済、民族などの観点、戦術戦略政治、無数の要素が絡んだ力学だと思います。その力学を解くのはとても難しいことですが、諦めちゃいけない。 戦争の勝敗に関しても、先の戦争では日本は負けましたが、戦争目的を達したかという観点では戦後の努力で勝ったとも言えます。領土植民地と300万人以上の尊い命を失いましたが、開戦の直接の理由である石油禁輸などの経済制裁はもちろん解かれ、広く貿易してアメリカに次ぐGDP2位(現在3位)の経済大国になったわけだし、長い平和も手に入れた。領土が近く根源的な敵であったソ連との戦いはアメリカに引き受けてもらって冷戦も解消した。対して戦勝国は戦後植民地を失ったのは同じ。アメリカは世界の警察の役を担うため多くの軍事費と若者が投入され、テロに悩まされ、平和を維持するために多くのコストを払い続けています。 カメジローさんがおっしゃる通り、歴史はとても多面的で、いろんな味わい方ができるし、多くの教訓が学べると思います。 ご回答ありがとうございました。
- 2012tth
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> アメリカなどでは対日戦勝記念日という事になってます。 アメリカは、一度も言っていません。 アメリカを含めた当時の連合国は、休戦協定(停戦協定)と言っています。 対日戦勝記念日と云うのは、中国が戦後に勝手に付けた。(国際認証なし) 本当は?こちらが本当の… http://www.jyai.net/military/data-03/19510908_San-Francisco.htm サンフランシスコ講和条約 1951年(昭和26年)9月8日
お礼
お礼コメ大変遅くなり申し訳ありません。 >アメリカは、一度も言っていません。 >アメリカを含めた当時の連合国は、休戦協定(停戦協定)と言っています。 そうでしたか、ご指摘ありがとうございます。 >対日戦勝記念日と云うのは、中国が戦後に勝手に付けた。(国際認証なし) 今回本を読んで、日本は日中戦争にしっかり負けたんだなと認識を新たにしました。しかしその相手は蒋介石と国民党中国であって、共産党中国じゃないって不満はありますが。 ご回答ありがとうございます。
質問を探しても見つかりませんので、書かれていることに沿って回答として、なんとか書いてみます >私の世代は日教組の教育方針によって、 私の世代は、教科書に近代史(太平洋戦争)のことは書いてありましたが、その時代(教科書ページ)までは学ばせずに、卒業させていた時代です ちょうど韓国が侵略ではない訂正しろ・・と叫んでいた時代ですね なんか思うことは、世界史レベルや歴史書レベルで太平洋戦争を語りたがる風潮は、個人的には間違っていると強く感じます 自分の地域はどうだったのか?戦争に行った叔父さんたちはどのような体験をしてきたのか?戦後を育った両親の世代は、どのような幼少時代を過ごしてきたのか・・・などの身近な歴史がおざなりです 私の住んでいる静岡県も、大空襲にありました 教科書に載っていない事実であり歴史です 余談になりますが、静岡市の中心街には、青葉シンボルロードという公園と道がありますが、その意味さえ知らない市民が多いです 全国各都市に同じような大きな公園や道があり、それが戦争の爪痕であることも教科書に載っていません ・・・・という歴史観で生きています
お礼
お礼コメ大変遅くなり申し訳ありません。 >自分の地域はどうだったのか?戦争に行った叔父さんたちはどのような体験をしてきたのか?戦後を育った両親の世代は、どのような幼少時代を過ごしてきたのか・・・などの身近な歴史がおざなりです そうですね。体験者の生の声で聴く、肌で感じる歴史もとても大事です。しかしそれは、ものすごく大勢の体験者・当事者の声を聴かないと戦争の全体像は見えません、しかし研究者でもない私にはそれは無理な話。一兵卒であったおじいちゃんの話を聴いても、おじいちゃんの主観ばかりで、その苦労を偲ぶことしかできない気がするんですよね。いやしかし、そうゆうアプローチで戦争を知る事も絶対必要です。戦争体験者ももうかなりの高齢。身近にいらっしゃれば是非お話を聴きたいです。 >全国各都市に同じような大きな公園や道があり、それが戦争の爪痕であることも教科書に載っていません 私の地元は、8月14~15日に空襲を受けました。伊勢崎市では事前に空き地を作っておいたことで、空襲による被害者はごくわずかだったようですが、前橋空襲での死者が広瀬川を大量に流れて来たとか。もうちょっと早く戦争を終わらせられていればとどうしても考えてしまいます。 ご回答ありがとうございます。
- tzd78886
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ここは掲示板でも討論の場所でもありません。質問とは言えないので削除要請させてもらいます。
お礼
はい、討論するつもりはありません。 長文かつまとまりのない文章で分かりにくいと思いますが、最後まで読んでいただければご理解いただけるとおもいます。 歴史とどんな風に向き合ってますか、というアンケートです。
- ponyharuhi
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>世界的には9月2日が終戦日であり 根拠は何ですか
お礼
戦艦ミズーリ上で降伏文書に署名した日です。 「世界的には」というのは語弊があったかもしれませんが、アメリカなどでは対日戦勝記念日という事になってます。
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お礼
師匠こんばんは。いやはや、素晴らしい回答ですね! 「遅すぎるわ!ごまかそうとすんじゃねー!!」ヾ(゜し゜ ) 確かに学校での歴史授業では第二次大戦は流されがちでしたね。 まだ当事者が生きていてきちっと評価ができていなかったというのもあるのでしょう。しかしだからこそ、評価が定まって教科書に簡潔に総括されるようになる前に、あらゆる角度から考えて教訓としたり学ばねばならないとも思います。 そしておっしゃる通り、民族や国家の観点で歴史を考えるのではなく、人類の共通する歴史として考える事が大事だと思います。 歴史の流れは偶然か必然か・・・大きな流れは必然のように思いますが、個々の出来事は偶然のものがあり、その偶然が大きな流れに影響を与えたものもあるように思います。例えば太平洋戦争は天皇の聖断によって終わりましたが、実際継戦派の将校によって宮城事件というクーデター未遂が起きており、もし阿南陸軍大臣がそれに乗っていたなら、もし玉音放送のレコードが奪われていたなら・・・終戦は成らず予定通り本土決戦となり、泥沼の戦いの末ソ連とアメリカによって南北分断されていたであろうことは想像に難くないです。 >資本主義に限界が来たり、飽きたりすれば、富の公平な再配分とか 言い出すかもしれません。(失敗した)お人好しの共産主義を復活させる とは言いませんが、新しい理想像が必要になるかもしれません。 どうやらこれから数十年で、人間の仕事のほとんどはAIに奪われるようですから、ベーシックインカムが導入されたり、働く事の意味が変わっていき、大きく世の中の価値観が変わってくるんでしょうね。 共産主義じゃないけど「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」理想の社会になるかもしれないし、どいつもこいつも必要以上に受け取ろうとして醜い争いをし続ける社会になるかもしれない。 人間の本質は昔から変わらないけれど、社会システムはどんどん変わっていて、例えば戦国時代だったら戦国大名が領地を取ったり取られたりなわけですが、今は決して隣県の知事が大群を引き連れて攻め込んでくる事はありません。石高が一番大事な価値だったのが、今ではビットコインなんてものまで出てきました。 先日時流に乗って儲けようとビットコインを買って、確かにどんどん値上がりしたのですが、同時に買ったアルトコインが半値に下がって結果損・・・ 「よく理解してないのに手を出すからだ!」ヾ(゜し゜ ) ハードフォークとかなんとか?先日、ビットコインからビットコインゴールドというのが分岐して、ビットコインと同量のビットコインゴールドがタダでもらえるとかもらえないとか・・・何が何だかわかりません! ご回答ありがとうございました。