• ベストアンサー

駄目詰まりとは何か?

囲碁で駄目詰まりって、よく聞くじゃん。これって、ドーいう意味ですか? キリ違いから、両者の石の取り合いになって、しばらくは形勢が互角だと思います。しかし、必殺技が炸裂して決め手になり、敵がどう打とうが数手先に敵石を多く取れる状態に持ち込んだことを、駄目を詰めたと言いますかね? あるいは、 敵が2眼生きしようとするときに、自分が敵の急所に1手早く石を打ち込むことを、駄目を詰めたと言いますかね?敵石は死んでるけど、素人目には死活判定がビミョーで、数手先に顕著になれば、「あー、あれが急所で既に駄目が詰まってたのか!」だと後から気付く感じですかね。 正しいですか?ビミョーに違う?全然違う?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.2

 「ダメ詰まり」とは、「ダメが詰まっているため身動きがとれないこと」(日本棋院編 新・早わかり 用語小事典)です。  ダメとは、 (1)白黒どちらが先に打っても1目にもならない無価値な点。 (2)石の隣点。活路ともいう。    (引用:同上)、 です。  なお、事典には出てきませんが私の記憶では、「呼吸点」と教えてもらったように思います。アザラシが息継ぎして生きるために必要な、氷に開けた穴。氷が全部張ってしまうと息ができずに死にますので、言い得て妙だと感心したのですが。  数手先に相手の石が取れてしまうような位置、言い換えると、相手にとって生きるためにはそこに打たなければならないような位置は、「ダメ」ではありません。無価値どころか、非常に価値ある1点です。  2番目の例も、生きるか死ぬかの「急所」であれば、ダメではありません。  つまり、両方とも「全然違う」というのが回答になります。  「ダメを詰める」というのは、打ち手がなにかの意思をもって、上記説明のダメをこちらの石で埋めてしまうことです。もちろん、「うっかりダメを詰めてしまった!」という場合もあります。  自分の石と相手の石が隙間なく密着した状態が「ダメ詰まり」の状態です。  大丈夫だと思って放置しておいたら、「ダメ詰まり」状態(「ダメが詰まった」状態)になっていて、そのせいで、石を取られてしまう場合が出ます。  「ダメの詰まりは身の詰まり」ともいう由です。  碁盤がないと複雑な形は説明できないのですが、ごく簡単な例では「ウッテガエシ」はどうでしょう。  ダメがつまっているから打って返しが生じます。ダメが詰まっていなければ(活路があれば)打って返しは生じません。  逆に、ウッテガエシを狙って、ダメを詰めていくこともあります。

その他の回答 (2)

  • nToTn
  • ベストアンサー率28% (28/99)
回答No.3

2例共、違います。 駄目は、呼吸点です。 「駄目の詰まりが身の詰まり」というのは、それを戒めた格言です。 攻め合いの際は、白黒共通の駄目を絶対に先に詰めてはいけません。 まず、相手の石の外側の駄目を詰めて、それでも攻め合いに勝っていることが読めた場合に限り、共通の駄目を詰めます。 先に共通の駄目を詰めるのは、自殺手になります。 一般的に、初心者あるいは筋悪の人は、先手だからと不要な手を打って、自らの駄目を詰めがちです。 いざ戦いや、攻め合いになったときに、駄目を詰めた手が結果的に自殺手になっていることが良くあります。 プロは絶対にそのような手を打ちません。

  • obrodouhu
  • ベストアンサー率31% (65/209)
回答No.1

囲碁のルールは良く知りませんが、私の大好きだった漫画「ヒカルの碁」によると、 先に打った石がその時は有効な手ではなかったが、局が進むにつれて有効な定石になっている状態 を指すようです。よって >キリ違いから、両者の石の取り合いになって、しばらくは形勢が互角だと思います。しかし、必殺技が炸裂して決め手になり、敵がどう打とうが数手先に敵石を多く取れる状態に持ち込んだことを、駄目を詰めたと言いますかね? >敵が2眼生きしようとするときに、自分が敵の急所に1手早く石を打ち込むことを、駄目を詰めたと言いますかね?敵石は死んでるけど、素人目には死活判定がビミョーで、数手先に顕著になれば、「あー、あれが急所で既に駄目が詰まってたのか!」だと後から気付く感じですかね。 のどちらの認識も違うのではないでしょうか? 私は碁をたしなみませんが、おそらく 「先に打っていた有効な石が局が進むにつれて効力を失って行き、ふと気付いたときには、実は追い詰めれれていた」といった使いまわしをするのではないかと思います。

関連するQ&A