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クロガネモチの鉢での育て方とは?
- クロガネモチの鉢での育て方について教えてください。
- クロガネモチは鉢植えも可能で、毎日の水やりが大切です。
- 葉が落ちたり枝が枯れていると思われる場合、地面に植えて元気を取り戻す方法も考えられますが、有効かどうかはわかりません。
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2度目の回答になります。しつこいと言われるかも知れませんが、 もう少しだけ説明が必要かと思うので、あえて参上いたしました。 まず肥料ですが、春に白い化学肥料(正しくは化成肥料)を与えて いると言われますが、バラのように肥料を多く要求する樹木は年に 3回程度の施肥を行います。庭木の場合は年に1~2回が普通で、 クロガネモチの場合は年に2回です。1回目は春では無く2月中に 油粕や骨粉を混ぜて固めた固形状の肥料を、1鉢に2~3個を置き 肥します。この時期に行う施肥を寒肥(かんごえ)と言います。 2回目は8月下旬頃に寒肥と同じ物を同じだけ施します。この事を お礼肥えと言います。 肥料の詳細は不明と言われますが、これは重要な事ですので不明な 肥料は与えないで下さい。人間でも訳の分からない栄養素を与えら れたら困るでしょ。それと同じだと考えて下さい。 次に剪定ですが、剪定とは樹形を整えるだけが目的ではありません。 枝と枝との隙間を確保して風通しを良くする事で病害虫の被害に遭 いにくくなります。また枝を切る事で新しい枝を出させる意味もあ ります。剪定をしないと枝が伸び放題になり、本当に必要な部分に 栄養が行かなくなります。枯れた部分は不要ですから切ってしまい ます。長過ぎる枝は途中で切ってしまいます。 置場ですが、鉢底から根が出ると言うのは、それは根詰まりを意味 しています。限られた空間の中だけしか根は張れませんから、どう しても鉢底穴から根は出てしまうんです。嫌だと言われても生きて いる限り根は伸びますから、この場合は植替えが必要となります。 これは前回に説明した通りです。鉢底から根が出るのが嫌なら、2 年に1回は植替えを行いましょう。 それとコンクリートの上に置かれてますが、これは宜しくないです ね。風通しが良くても日当たり良好な場所ですから、コンクリート からの照り返しがモロに鉢に当たり、その熱が鉢に伝わり鉢の中が 高温になり蒸れてしまいます。これが根を傷める原因となります。 これを防ぐにはコンクリートの上にレンガを敷き、その上に板を乗 せて鉢を置くようにします。鉢の下が空間が出来るので、照り返し を防いで地熱が直に鉢に伝わらなくなります。 水遣りですが、鉢土の表面が乾いたら与えるのは正しい方法です。 しかし使用されている用土は赤土ですから、鉢土の表面が乾いても 内部には大量の水が残ったままですから、やはり水分を多く必要と する真夏でも、赤土100%用土では毎日朝夕の水遣りは多過ぎる ような感じがします。とにかく今の土では栽培は無理ですから、前 回に書いた方法で植替えをして下さい。 新芽が出たらからと喜ばないで下さい。新芽が出ても葉になる前に 枯れ落ちる事もあります。元気にさせたいなら、5月に入ったら直 ぐに植え替えましょう。よろしいでしょうか。
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- cactus48
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造園屋に勤務しています。 クロガネモチはモチノキ科の常緑高木ですから、葉が落ちる落葉樹 とは違いますので、植え方と管理の仕方が間違っているのが原因と 考えられます。その事について長くなりますが説明いたします。 まず鉢植えでも地植えでも可能ですが、鉢植えから地植えにするの は問題ありません。しかし地植えから鉢植えにするには鉢のサイズ も考えなくてはいけませんし、鉢植えの場合は2~3年毎の植替え が必要です。そのため通常は地植えしてある物を鉢植えにする事は しません。元気にするなら別に地植えする必要は無く、鉢植えでも 十分に元気にさせる事は出来ます。元気になってからの事を考えな いと、後で鉢選びや植替えで困る事になりますよ。 4~5年前にポットに入った苗を買われたようですが、その後今の 鉢に植替えられましたが、その後は植替えはされましたか。先程も 書いたように鉢植えの場合は2~3年毎に植替えが必要です。それ はどうしてかと言うと、土は永久使用が出来ないため、どうしても 土が硬くなって根が張りにくくなります。根も限られた空間でしか 伸ばせないので、2~3年毎に植替えをする事で根も更新出来ます ので、元気にさせたいなら植替えは必ず必要と言う事です。 現在の鉢の大きさでは小さ過ぎます。理想としては直径41cmの 15号鉢以上となります。鉢は3号鉢が9cmで4号鉢が12cm となり、1号ごとに3cm大きくなります。駄温鉢(淵に茶色の釉 が塗ってある鉢の事)の場合は一番大きいサイズは15号鉢です。 それ以上は無いと思いますので、樹脂製の黒い鉢に植えるしかあり ません。これはホームセンターで買えると思います。 さて前置きが長くなりましたが、ココからは植替えを説明します。 まず植替えに適した時期は5月か、9~10月が最適です。水はけ と水持ちが良い土を好みます。現在は赤土だけのようですが、この 赤土は粘土質ですから、水を与えても直ぐには鉢底から水が流れ出 ません。また粘土質は通気性が非常に悪いため、場合によっては根 腐れを起こす危険もあります。通常は赤土を単体で使う事はせず、 バーク堆肥を入れて土壌改良をした土を使い植え替えます。 葉が落ちていて枝が枯れているのが心配です。枝が枯れている場合 は二度と葉は出ませんので、そのような枯れている枝は切るしかあ りません。一番心配なのは根で、根が枯れていると新枝も出ません から、とりあえず5月に入ったら直ぐ鉢から抜いて根を調べて下さ い。見た目では分かりませんから、長過ぎる根を切られると生きて いるか枯れているか判断出来ますので、まずこの作業を5月に入っ ら直ぐに行って確認して下さい。 毎日水遣りをされているようですが、水はけが良い用土なら毎日の 水遣りは必要でしょう。でも使用されている用土は赤土と言う粘土 質ですから、この土を使用しているのに毎日水遣りを欠かさず行う と間違いなく根腐れを起こし枯れます。また10月以降は休眠して 活動を鈍くしますので、こう言う時期に水遣りを欠かさず行うと決 まって根腐れを起こします。水を与えれば良いと考えるのは止めに しませんか。必要とする時期は欠かさず与え、必要としない時期は 控えめに与えるようにする。使用している土の種類を考え、どのよ うな与え方をすれば根を傷めないかと考える必要があります。 肥料の事は何も書かれてません。剪定も書かれていません。置場も 書かれていません。これらはどうされていますか。
お礼
回答ありがとうございます。 肥料は白い粒の化学肥料(詳細不明)を春先にまく程度です。 剪定するほど枝が茂ることがなかったので、切ったことはありません。 置き場は、鉢の底から根が地面に伸びるのが嫌なので、鉢と同じ大きさのコンクリートの板の上に置いています。南向きの日当たり良好で、風の通る場所においています。 水遣りは、表土が乾いていれば、夏は朝夕の2回、冬場は夕方の1回やっています。 今は生きている枝から新芽が出始めました。
お礼
回答ありがとうございます。 5月になったら植え替えます。