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口唇欲求と母乳、哺乳瓶について。
0歳児から2歳くらいまでにある口唇欲求ってありますよね。 私自身その頃おそらく母が入院してたので満たされてなかったために、口唇的?性格があります。 (幼い頃は指しゃぶり、今は美食やおしゃべり、お酒好きとか色々です) 特に指しゃぶりは小学6年まであったと思います。 自覚があるため、我が子には口唇欲求をしっかり満たしてあげたいのですが、いくつか質問させてください。 ⚫︎ミルクは母乳でも哺乳瓶でもどちらでも構わないのでしょうか? (母乳の出具合に差があるため、混合で育ててるのですが気になります) ⚫︎おしゃぶりをさせておくのもありですか?とにかくお口の中に何かあったほうがいいのでしょうか? ⚫︎口唇欲求を満たしてあげるために気をつける事をおしえてほしいです。 よろしくお願いします。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家松代 信人(@sainou) 知的発達障がい児教育の専門家
こんにちは。 発達の立場から回答させていただきます。 まず、母乳と哺乳瓶についてです。 赤ちゃんは、タンパク質を分解できない体となっています。これは赤ちゃんの体が未完成なのではなく、母乳に含まれている免疫物質を取り込むためです。免疫物質とは、免疫グロブリンであり、タンパク質の一種です。赤ちゃんはこのたんぱく質を分解出来ないことから、この免疫グロブリンータンパク質は腸のかべにはりつきます。腸に入ってくる細菌やウイルスを免疫物質が退治してくれるわけです。 免疫物質による細菌やウイルスの退治ということから、可能な限り母乳です。 次におしゃぶりについてです。 赤ちゃんは生まれたときすぐに動く筋肉が口唇周りの筋肉であることから、口唇周りから欲求が出てくるわけで、おしゃぶりはありです。 そして新生児でも視覚と触覚の共感性があることが知られています。これはどういうことかというと、「ぼつぼつのあるおしゃぶりをくわえさせておいて、ぼつぼつのあるおしゃぶりとないおしゃぶりを見せると、ぼつぼつのあるおしゃぶりを見つめる」といったこと、すなわち視覚でも触覚を確認しているのです。 新生児特有のものですので、視覚と触覚の共感性を高めておくという観点から、前述の触感と見た目の異なるおしゃぶりを用意するという考えかたもありです。 ただ、刺激を徐々に口唇周りから手等に移していくことが重要です。このことが、口唇周りからの卒業につながります。手に異なった触感のものを握らせるといったトレーニングとなります。手等他に刺激がすくないと、いつまでも生後の口唇周りにこだわりができるのです。 以上、回答させていただきます。
松代 信人(@sainou) プロフィール
◆注力分野:知能改善、普通学級へ進路開発 幼児の知能改善、発達障がいの早期予防、知的・発達障がい・学習障害の治療教育 ◆対応分野 学習能力開発、進路開発、受験うつ、ネット依存 メンタル支援(脅...
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お礼
遅くなりすみません。コメントありがとうございました。参考になりました。