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健康診断での要検査とは?
- 健康診断での「要検査」はどれほど重要なのでしょうか?
- 健康診断の結果で「要検査」はよくあることでしょうか?
- 記載されていた場合、通常はすぐに病院へ検査をしに行くものですか?
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(Q)健康診断での「要検査」とはどれほど重要なのでしょうか? (A)健康診断には、 病気の早期発見 被験者が自分の健康状態を知ることで、 病気の予防につなげられる という目的があります。 要検査というのは、病気の早期発見のための検査 ということになります。 つまり、本当に病気かどうかを確かめる必要がある人を 要検査とするのです。 同時に、本当に病気である人を見逃さないことも重要な 目的の一つになります。 ですから、実際には、ほとんどの人が要検査をしても、 異常なしとなります。 例えば、大腸がんの検診を受けた1万人のうち、 要検査となるのは、590人、 そのうち、実際に検査を受けたのは、402人。 がんが見つかったのは、16人。 という結果が出ています。 下記の表の「各種の検診について」の「大腸がんの検診について」 の「検診の意義と目的」をクリックしてください。 http://www.jcancer.jp/about_cancer_and_checkup/ つまり、要検査となった人のうち、本当に病気の人は、 数%に過ぎないことがわかります。 しかし、その数%の人は、自覚症状がないために、 治療を受けていない人でもあるのです。 健康診断の重要性を、身をもって知っているのは、 その数%の人でしょう。 最近、乳がん検診の受診者が増加しています。 それは、有名人が乳がんであることを告白して、 検診の重要性を訴えたからです。 上記サイトでも、乳がんの例を見ることができます。 (Q)世間一般的に健康診断の結果で「要検査」はよくあることでしょうか? (A)1万人中500人程度の確率を「よくある」とは 言えないでしょうが、滅多にないとも言えない。 (Q)通常はすぐに病院へ検査をしに行くものですか? (A)行かなければならないと、考えるべきです。 要検査を軽く見ている人があまりにも多いので、 健康保険組合や会社によっては、 要検査を受けない人の保険料を上げる、 要検査となった部下を受診させないと、上司にペナルティが 課せられる ということが、徐々に、増えてきています。 ご参考になれば、幸いです。
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- kurione
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健康診断は診察と違い、診断ではなく、リスクのスクリーニング(健康な人も含めた集団から,目的とする疾患に関する発症者や発症が予測される人を選別する医学的手法)です。 どうしても症状がない事=健康と思いがちですが、癌などは出来るだけ早期発見する方が治る確率が高くなります。場所にもよりますが、胃がんなどは痛みなどかなり進行するまで症状がない場合も多く。急な体重減少で初めて胃の検査を受けて分かる事も多いのです。叔父さんの健康診断は便潜血検査つまり便に血が混じっていないかと言う検査です(血便は見て血が混じっている事が分かる便、便潜血陽性は見た目には血が混じっているようには見えない便)正直大半が痔などの肛門からの出血が原因です。しかし、逆に考えれば、腹痛も下痢、便秘などの症状がない人は大腸の検査などは大変な為精密検査を受けようとは思いません。便潜血陽性で精密検査を受けて、癌や癌になりやすいポリープなどを発見できル可能性がアップするのです。俺はどこもなんともないので精密検査は受けないと言われる方の大半は、もし癌が見つかったらと言うことが怖いからです(気持ちは分かります。私も肺がん検診で引っかかってびびりました)。でも本末転倒です。 毎年引っかかっても毎年精密検査は受けるべきです。人の為の健康診断ではなく自分のため だということを忘れないように。
- W-164
- ベストアンサー率29% (393/1313)
どんな検査でも、詳しく正確に検査しようと思ったら、時間も費用も掛かります。 なので、集団検診などである程度の簡易検査を実施し、疑わしい内容が見つかったら、そこを精密に検査することを奨めるという方式をとります。 集団検診では、ある程度の簡易検査である事が多いので、どんな病気でも完全に見つけると言う事は出来無いと思った方が良いです。 要検査というのは、もしかしたら病気かもと言うレベルなので、精密検査したら何でも無かったというのは良くあることです。 でも、簡易検査とは言え、何らかの数値が正常範囲を超えていたと言う事ですから、放置していても良いとは思えません。精密検査をして何でも無いと言う事を確認して安心するという事が良いと思います。
お礼
とてもわかりやすく、例も出していただきありがとうございました。