エンジンや安全装置とか特定の技術のことではなく、車作り全体のコンセプトの総称です。
エンジンやシャーシ、トランスミッションとか個々の性能向上はもちろん、小型車も大型車も同一のものとみなして、最も効率的につくるのが目的です。
最近の例だと、アクセラで採用されたGVC(極簡単に言えばコーナリング時の安定性向上技術)がアテンザ、デミオ、CX-3とか他の車種でもマイナーアップデートで直ぐに適用されるた。
他にも自働ブレーキとかの安全システムとかも一車種で採用されると他のにも順次採用される。
グレードによって違いはあるけど、トヨタとかのように、車種ごとに全く異なるレベル(高いのは高性能なの、安いのはそれなりの)を用意することはない。
他社だと、
トヨタ TNGA,
スバル グローバルプラットフォーム
日産 CMF
フォルクスワーゲン MQB
とかが該当します。
特徴的な技術だと、
SKYACTIV-D
ガソリンよりも約20円安い軽油を燃料として使う。
他社のディーゼルエンジンのように、排ガス処理に高価なフィルタや尿素(アドブルー、薬剤)が不要。
SKYACTIV-AT
ほぼ全域でロックアップすることでマニュアル並みにロスを減らしたAT。
この二つでしょうね。
ユーザーにとってのメリットは、運転していて楽しい(&疲れにくい)ことです。
思った通りに曲がる、加速する、止まるという基本がしっかりとしている。
ペダルやメータのの配置が適切で運転姿勢が良くなる。
何を当たり前の事を思うかもしれないけど、居住性とか燃費とかばかり気にして、意外と出来ていないというか癖がある車が多い。
一度SKYACTIV車に乗ったあとに、それ以前の車(他社はもちろん、マツダのでも)に乗ると明らかに(不快とまでは言わないが)違和感を感じますね。