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BSと地上波デジタル
プロ野球の日本シリーズをTV観戦しています。 BSNHKとTV朝日でLIVE放送しているのですが 明らかにBSの方がタイムラグが少ないです。 大気圏外の衛星経由なのに、なんでBSの方が早いのでしょうか? ご教授お願いします。
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BSと地デジはどちらもディジタル方式で、映像データ圧縮方式も基本はMPEG-2ですが、伝送方式なども含めかなりの部分で採用されている方式・技術は異なっています。 特に遅延時間に大きな影響を与えるものとして、地デジではインターリーブ処理があげられます。これは、衛星からの電波がやってくる区間に基本的には空気以外何もないBSと違って、地デジでは山や建物、車など電波に影響を与える物や雑音源が多いため、データに誤りが生じても受信側で元に戻せるような方式が要求されるためです。仕組みとしては、一定期間の現在・過去・未来の映像データを並べ替えて分散させるような処理をやっています。したがって、今のデータを送るためには、必要なデータが揃うまで待ち合わせる必要が出てきます。つまり、ある程度のデータをためておいてから送信し、逆に受信側でもその時点で必要なすべてのデータが揃うまで待ってから画面に表示しなければなりません。 こういった事情から、BSでは衛星までの往復に0.5秒程度よけいにかかるにもかかわらず、地上の短い距離を伝送する地デジのほうが、より遅延してしまうという結果になるわけです。 地デジでも、ワンセグの処理方式は上記ともかなり違っているので、さらに遅延が増大しています。これも実際に携帯・スマホなどで、地デジの同じチャンネルを受信して比べてみるとわかると思います。
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- ImprezaSTi
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今まで回答されている分で概ね出ていますが、補足します。 地上ディジタル放送ですが、放送時に電波の使用効率を上げるために、いわゆる「圧縮」を行っており、見るときには、テレビ側で逆に「展開」デコードを行う必要があります。だから、電波を受けても信号処理して画像・音声を出しているので、その処理分の遅れがあります。 BSですが、技術的には地上ディジタル放送より前ですので、いわゆる「アナログ放送」に近いので、受信器側での処理負荷が少ないので遅延が少なくなります。 電波の通る経路から、遅延差が起きるものではありません。
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たくさんのご回答ありがとうございます。 どの回答が正確か私には判断できませんが、一番しっくりきたkitiroemonさんの回答をベストアンサーとしたいと思います。
- rav4-hiro1957
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受信するTV機器の問題です。アナログ時代は放送局から発信された電波は即、TVチューナーで処理されてブラウン管に映ってましたが、地上デジタルはTVで画像処理をしないといけないで表示遅延が発生します。BSは直で入ってきます。 NHKの時報が無くなったのは上記の理由からです。
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- ada-596-3n
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厳密に言えば、両方とも遅延していますよ。 地デジは放送局側で、映像・音声情報をデジタルTVの方式にデータ変換 しています。各家庭のTV側では、このデータ電波をTVで再生出来る方式に 変換しています。これらの処理を行っている為、タイムラグが生じます。 タイムラグを減らす事は可能(現在がそうです)ですが、0(ゼロ)に する事は出来ません。かなりザックリですが、以上の様な理由です。 衛星放送より遅いとしたら、地球=衛星=地球のデータやり取りより、 先に挙げた、地デジ遅延の要素の方が時間が掛かるという事でしょう。
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