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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:今流行っている映画「君の名は」は、いったいなにがよ)

今流行っている映画「君の名は」とは?

このQ&Aのポイント
  • 映画「君の名は」は、売れる映画イコール良い映画だから流行しているのか?作画や脚本、美術などの特徴を含めて解説します。
  • 新海誠監督の「君の名は」は、宮崎駿を超える可能性があるのか?それぞれの監督の利点、欠点、限界を比較します。
  • 「君の名は」は、映画とアニメーションの両方の要素を持つ作品です。ご回答をお待ちしております。

質問者が選んだベストアンサー

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  • matsu_kiyo
  • ベストアンサー率42% (683/1590)
回答No.1

アニメーション評や取材で禄を食んできたこともある50台手前です。 「千と千尋」以来、アニメーション映画という区切りではスクリーンから遠ざかっており、実に10数年ぶりに拝見させていただいたわけですが、十分にエンターテインメントしており、謎解きや、伏線の回収ぶり/あちこちにちりばめてある名作のオマージュ、そうかと思うと、ベタベタな青春ドラマの一コマを見るかのような脚色など、質問者様の言われる所の「売れる映画イコール良い映画だから」ヒットしているのではないか、と推察します。 もちろん、「ここまでヒットするとは」と当方をはじめ玄人衆が思うのもむべなるかな。ただ、それは既作がほどほどの興収しか挙げられていなかったことによる「この人のポテンシャルの見極め」をだれもがしてこなかったところ。実際宮崎氏にしたところで、いきなり100億の男だったわけではないことは、質問者様ならご存じのはずです。 回答: >いったいなにがよいのだろうか? こればっかりはまずスクリーンに対峙していただきたい。当方もかなり懐疑的だったが、座ってみて、その理由の一端は垣間見た。 >利点、欠点、限界、盲点とは? まず、宮崎氏に同様の作品は決して作れないと断言できる。それはやはり老いによるところが大きい。また、良くも悪くも、サラリーマンから出発している宮崎氏と、最初からアニメーション作家としての人生を歩んできている新海氏とではバックボーンも違ってくる。 映像美という観点で言えば、丁寧にロケハンするのは両者とも同じ。ただ、再現度が半端ない新海氏に若干の軍配が上がる。 映像を引き立てる劇伴/音楽という点でも、ロックバンドを使い激情的にシーンを浮かび上がらせた新海氏の手法は、今後のアニメーションも多大な影響を与えるだろうと察する。 >新海誠は、宮崎駿を超えるのだろうか? 宮崎氏が100億の男になったのは「もののけ姫」から。最終作である「風立ちぬ」も100億オーバーであることを考えると、97年以降の本人が監督した作品すべてをヒットさせる才能はあったとみる(評価は別物)。とはいえ、「魔女の宅急便」以前の彼は、一アニメ作家というイメージでしかなかった。 新海氏の場合は、中規模(50億程度の興収)のヒットなくいきなり100億の男になってしまった。この反動は当然予想されるべきところ。とはいえ、今作のヒットで、虜になってしまっている人も散見されるようなので、生涯観客動員や興収では、下手すると宮崎越えはあるかもしれない。 当方の期待は、興収をどこまで伸ばせるかにかかっている。今の劇場の入りでは、さすがに打ち切りは難しいし、「下手すると年越し」と言う、千と千尋がたどったヒットの仕方をすることも想定される。ここまで行くとなると当方も想定外。

hayyuji9401010
質問者

お礼

ご回答のほど、 頂いたのでベストアンサーを差し上げます!

その他の回答 (1)

回答No.2

若い人たちのテレビ離れ、スマホの普及で情報収集がスマホにシフトしたこと、課金ゲームの普及などで、イベント性の高いものにはお金を出して行く、という習慣を持つ世代がいます。 CDが売れないアイドルが、コンサートなどにシフトして開拓していたのも大きいです。その際、ミュージックビデオなどをスマホ用のコンテンツとして流し、お客を誘導するという流れを作り、それにハマっているのが中高生です。 君の名は。は、ラノベと完全にターゲットを同じにして、映画自身も、全編ミュージックビデオになれた人にはまるように作られています。 ご質問者さんは気づかれているかわかりませんが、この監督のやっている手法は、かつて宮崎駿が徳間と組んで、ナウシカやラピュタでやったものとほとんど同じです。宮崎駿が大学生あたりの年代に対してメッセージ性で取り込みをはかったのに対して、全体に軽いトーンで中高生をターゲットにしたのとの違いかと。 宮崎駿を越えるかどうかは、テレビ放映時に明らかになるかと思います。 音楽でいうと、広い世代に長く歌われる曲に、特定世代をターゲットにした流行歌が挑むようなものです。 私は、瞬間的なヒットは極限まで大きくなることもあるかと思いますが、長く売れるコンテンツにはならないと思います。 ただ、音楽でいうとPUFFYのように、特的の世代の中で静かにいつまでも人気を持つ、というのはあるかもしれません。 あと、宮崎駿って、完全な映画離れだった時代に孤軍奮闘したところがすごかったと思うんですよね。ナウシカもラピュタもカリオストロの城も興行ランキングでは上位にないと思うんです。 来ない客を呼ぶという迫力は、まだ無い気がするなぁ。

hayyuji9401010
質問者

お礼

ご回答のほど、 ありがとうございます。

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