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ベースを正確に聞き取れる超小型スピーカーは?
所有しているミニコンポのスピーカーは、ベースの音高(音程)によってその音量が大きくなったり小さくなったりして、ベースを聞き取りにくいです。背面のバスレフポートをふさぐとマシですが、低音の音量が減ると共に詰まった感じになってしまいます。このミニコンポのスピーカーと同等の大きさ(高200,幅140,奥行200mm)で、ベースの音が大きくなったり小さくなったりせずに音高を聞き取り易いスピーカーを教えてください。音質の良し悪しは問いません。よろしくお願いします。
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はじめまして♪ 「バスレフポートを塞いでみた」というのは、非常に良い実検ですね。 バスレフは特定の周波数を中心に「共鳴」を利用して「低域の量感」を得ています。 特定の周波数って事は、特定の音程が、、という事と同じ。 ポートを塞ぐ、つまり「密閉型」にした場合ですが、おそらく元々の箱サイズ設定が小さくなっていて、バスレフだからどうにかバランスが取れていた、という設計だったため、「詰った感じ」に聴こえたのだと思います。 普通の人は「低域の量感が減った」事にはすぐ気がつくと思いますが、「詰った感じ」まで感じ取ったのは、御質問者様の聴感、求める音の方向性がシッカリしているからでしょう。 「詰った感じ」さえ無ければ、一定の周波数だけ強調するのではなく、広範囲の低域側全般を多くしてくれるアンプ側での調整でも、普通の人なら妥協しちゃう所です。 「低域を強くする」というのは、違う見方をしますと「低域以外を弱くする」事でもあります。 案外、充分な量感の低域が得にくい、などという小型フルレンジスピーカーユニットを用いて上手に活用すれば、多少低域の量感が少なくとも良質な低音感を得られるんじゃないか?と思います。 外寸的に現状と同程度での密閉箱に、フォステクスのFE-103Enを取り付け。というのもアリです。 このFEシリーズは中高域が元気イッパイサウンドなので、コンポ側で低域ややアップ、高域ややダウンとすれば、極一般的なサウンドに近く成ります。 (メーカー推薦箱は、中高域の元気さにバランスするバスレフを推奨していますが、かなり小さい密閉箱でもチャント鳴ってくれます。御質問者様の想定サイズより小さい、内部容積としては半分に近い程の箱での密閉は、我家のテレビ用でご機嫌に鳴っています、密閉型は箱が大きい程、低域の限界が低くまで広がりますが、量感は減ってしまいます。小さいと低域限界は多少高めに成りますが、底までの範囲の量感は多めに成ってくれます。あまりにも小さすぎる容積ですと圧迫感が在る「詰った音」のように鳴ってしまう。この状態をあえて利用する手法も在りますが、箱内の空気サスペンションを前提とした設計ユニットでないと好ましい音は得られませんので、ご注意下さい。「アコースティック エア サスペンション方式」などとも言います。) 本当は、若者向けに「質より量」というサウンドとは違う、大人向けの「量より質」を狙ったVictorの小型スピーカーが在ったのですが、企業経営形態が変化し、そういう単体スピーカーがカタログから消えちゃったので、残念です。 他の方向としては、家庭用/観賞用とは違う、モニター系でしょうか。 こちらの方向ですと、コンパクトで比較的リーズナブルと言えば、フォステクスやYAMAHAなど、本当の様無用だとまた違う範囲も在りますが、接続環境も違いますし数十万。中には百万超えとかは、別物ですからねぇ(苦笑) 一般的な若者には、多少過剰演出のサウンドが好まれるので、比較的リーズナブルなセットコンポなどでは、そいうサウンドに仕上げないと売れないのです。本格的なサウンドを求める大人には、それなりに高価でも「好みのサウンド」が得られる物を選ぶので、多くは売れませんが、一定の需要が在って、一部製品だけ存続している状況です。 また、近年はコンピューターの性能アップから、非常に多くの人がコンピューターを利用した音楽製作なども多く成ったので、そういう需要に向けた比較的リーズナブルでコンパクトなモニタースピーカーなども登場しています。ただ、やはり比較的若い人の需要が多いため、結構演出が大きいサウンドの製品も少なく無く、その意味で従来からプロ現場も熟知しているYAMAHAとフォステクスを上記に書き込ませて頂きました。 スピーカー工作(自作)となると、今では日本ブランドはフォステクスしか選択肢が無い。 (一部製品を除き、生産工場は台湾等、国外ですけれど。) スピカー工作は簡単に言えば「箱」を造って「ユニット」を取り付け「配線」するだけで音が出ます。 しかし、箱内の吸音材の詰め方や箱の補強の仕方などで好みの音にける事も出来ますし、利用室内の音響特性にマッチしたチューニング改造も出来る、というのが面白い所。 組み立てたら完成。しかし自分の感性でかなり改革が出来るのも事実で、本当の完成は別。という考え方も在ります。(スピーカー工作ファンは、これがまた楽しいんですよぉ。まぁ、どんな音に鳴りそうか?という設計段階も楽しみですが、、、) ベースの耳コピなどは、ムリに最低域を欲張ったスピーカーとか、強い共鳴を利用した「室より量」という方向のスピーカーでは、音程を掴んだり、操法の研究には、なかなか向きません。 心地よく感じる「量感」を多少犠牲にしてでも、正確な再生音が得やすい方向で考えた方が良いと思います。
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- chiha2525_
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スピーカーだと、どうしても周波数依存の特性が大きく出てしまうので、特定の(周波数の)音が聞こえやすい・聞こえにくいが出てしまいます。スピーカーを変えても、他の周波数で同様の現象が出るのではないかと思います。 ”音作り”(作曲とか演奏とか)をされているようでしたら、ヘッドフォンを使用して調整するようにしたほうが良いと思います。スピーカーは確認用程度で。 低音の感度というのは個人差が大きいようで、人によってはなかなか(聞こえていても)認識できない音であったりします。しかも今の小型スピーカー全盛で200Hz以下の音を聞く機会が少ないと、そもそもそんな音など世に存在しないかのような音作りになってしまうことがあるようです(”低音”の入ってない低音しかない曲とか)。老婆心ながら。
お礼
ご回答ありがとうございます。イヤホンを使用していますが、自分の音感が悪くて音を聞いただけでは音符に書き取ることができません。楽器で合わせたいのでスピーカーが欲しいと思いました。
お礼
長文のご回答ありがとうございます。密閉型フルレンジスピーカーを用い、アンプ側で低域を持ち上げる(中高域を下げる)のが最善のようですね。自作は思ってもみませんでしたが、フォステクスのサイトを見たらキットがあるので、どこかで試聴してみたいと思います。