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なぜ日本人は東京都内を目指すのか?
- 東京にある有名店は地方都市にもありますよね?しかも有名な品物はネット販売されているので実際はどこでも買える。本屋もインターネット上で読めるようになったので雑誌格差もない。テレビも衛星放送で田舎でも映る。なぜ都会、特に東京を目指すのでしょう?
- 会社の本社が東京で東京勤務だからとかは分かりますが、フリーターや非正規労働者が東京で暮らすのは東京に何かあるからなのでしょう。
- 東京にあった地方にないものってなにかありますか?ないですよね?
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例えば音楽で飯を食うことに憧れる青年がいたとします。確かに地方都市にもライブハウスはだいたいありますし、今はYouTubeやニコニコ生配信なんかもあります。地方でも東京、いや世界に向けて情報を発信することができますし、ネットを通じて世界中の情報を手に入れることができます。ではその地方都市から世界的ヒットを飛ばすことができるでしょうか。 私が知る限り、まだそういう人はいません。確かにニコ生などから人気が爆発した人もいますが、大抵東京の人です。なぜ山形から世界的ユーチューバーが生まれないのでしょうか。 結局、東京が中心地であり、発信地だからです。地方都市にもライブハウスはありますが、そこそこ大きい町でも数か所でしょう。東京にはそれこそ数え切れないほどのライブハウスがあり(私が行ったことがあるところだけでも10か所を超えます)、いずれのライブハウスでも毎日誰かがライブをしています。それだけ沢山集まるとジャンルも豊富ですし、頂点のレベルは当然高いです。またプロのコンサートも毎日のようにどこかで行われ、海外ミュージシャンが来日すればほぼ必ず東京でコンサートが行われます。 またMVを作るクリエイターや衣装のデザイナーなどのアーティストや刺激を与えてくれるダンサーやお芝居なんてのも豊富にあります。地方都市で一番の腕を持つクリエイターと同じくらいのレベルのクリエイターは東京にはゴロゴロいて、もっとレベルが高い人が沢山いるのです。 だから東京ではオーディエンス(需要)が沢山いて、クリエイター(供給)が沢山いるのです。選択の余地が多く、集まる情報もまた膨大です。 ネットの普及で東京と地方の格差は縮まると誰もが思っていました。しかし実際は「より多くの情報を求めるなら結局東京に行くしかない」という逆の現象が起きてしまったのですね。 ただ少し違った流れもできつつあります。パソコンとネットの普及で、パソコンでやる仕事ならどこでもできるし膨大なデータのやりとりもネットでできるようになりました。「顧客の依頼を受けてホームページを作る」とかなら別に東京でも新潟でも沖縄でもできるようになったのです。ネット通販のお店ならどこにあってもいいですし、むしろ地方なら人件費も家賃も安くなるというメリットがあります。ですから一部のIT企業やネット通販の会社などでは地方に移転してコストを下げようという動きがありますよね。 ところがこれも必ずしも上手くいくとは限りません。私が知っているある会社は、お客様相談センターを地方に移転させました。人件費も家賃もものすごく安くなるからです。その地方からの誘致活動(移転すれば自治体が優遇措置をとる)もありました。東京に比べると安い時給でも、その地方の人たちからすれば給与が高い仕事だったので応募者も殺到したそうです。 ところが、いざ開くとそこに全国からの問い合わせが入りますから、大阪のオッサンなんかからも電話がくるわけです。風光明媚な地方に住む人々にとって、大阪のオッサンなんてヤクザにしか見えません。その当たりの強さに田舎の人たちはすっかり参ってしまい、給与が高くてもやってられないと退職者が続出しました。狭い田舎のことなので、あそこの仕事はキツいということもあっという間に応募者がいなくなりました。人が多くないので、替えがきかないのです。結局その会社は東京にその機能の一部を戻しました。一部を戻したというより、一部をそこに残したまま大部は東京でやることになったのです。東京なら、人が集まりますからね。こういうことはまま聞く話です。
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- Willyt
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何と言っても東京には仕事があるから人が集まるのです。東京に仕事が集中するのは政治経済の中枢が東京に集中しているからです。官庁や会社の管理部門を分散させれば一極集中は簡単に解除できるのですが、なかなかそれが難しいのです。第一生命が大井松田へ移りましたが、巧く行かず、都内へ舞い戻りましたよね。
- E-1077
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無理やり考えたんですけど。 ホームレスって田舎にはいない様に思います。 あとは、「社会の闇」かなあ。木を隠すなら森に隠せと同じ理論で、都会なら人ごみに紛れていろいろな人が暮らせますよね。田舎だと誰だかすぐにばれるっていうリスクはありますね。もちろん犯罪に巻き込まれないという利点はあるかもですが。都会なら犯罪が起きてもばれないことも多いみたいですが。どうなんでしょうねえ。
- hue2011
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おそらく質問者様は東京でお住まいなんでしょう。 だから、東京にあるものはなんでも田舎にあると思っているのです。 行ってみればわかりますよ。ないものだらけです。 まず、電車がないかもしれない。 地下鉄、地上鉄道が縦横に公差し乗り入れをし、一方向が障害になっても迂回経路でいけるなんていう場所はそうはありません。 また、ICカードによってどの会社の鉄道もバスもすべてのれ清算できるなんていう場所はありません。 そもそもバスは、東京都内だけは同じ料金であり、どの路線でも同じですから何回乗ったかだけで料金は決まります。 その上えらく安い。200円で終点まで行けるなんていう状態です。 地方だと、まず電車がなく、バスがあっても1時間に1本あればいいほうで、これも現金ばら銭を持っていないとおつりも出ません。 整理券を引いてとり、その整理券に書いてある番号とおりさきの番号で運賃が決まります。 それは数百円千円以上になることもあります。 なぜかというと、地方にいくと車社会だからです。 個人に1台自動車がないと動くに動けない。 だから駐車場があちこちに必要になりますが、東京と違って地代がそれほどでないから、あちこちの店で駐車スペースは用意されています。 だったら、どんなに高くてもバスに苦情言いません。バスに乗るのは都会からきた人間が多いからです。 八百屋、肉屋、魚屋、なんか地方にはほとんどありません。 理由は車社会だからです。スーパーマーケットだとかモールというでかい施設でないと駐車場は確保できませんし、せっかく車で出かけた以上は肉も野菜もパンも全部一か所で買いたくなるからです。 個人商店の魚屋なんかは成り立ちません。仕入れてもし売れなかったら全部廃棄する必要がありますから、安くは売れなくなってしまう。 こういう意味で経済は停滞します。 地方の人間の感覚だと、もし百貨店のようなところに行きたいなら隣町だとか別のところに車で行ってしまうのです。 そこでかたづけるため、大量に購入するから、一度行ったら買い出しであって、翌日地元の店で買おうなんて思いません。 要するに、なにもない場所になってしまった、というのが現在の地方です。 生鮮品でなくても、書店がなかったり文具店が無かったりします。なんとかモールのなかに入り込んでいるところだけが生き残るからです。 婦人雑誌と文庫本、地図だけを並べていておばあさんが一人でやっている書店、なんて、どこにもありそうに思うかもしれませんが、東京以下大都市だけです。 東京にあるような有名店は地方でもある? どこでも手に入る? ドミノピザが配達地域というのを店ごとに決めて印刷発行していますが、その市の全貌を網羅しているところはほとんどありません。 ある地区は配送地区外になっています。 これは寿司屋や蕎麦屋ラーメン屋でも同じで、そもそもこういうところが御用聞きで配達するなんていう話は絶滅しています。 寿司がたべたければ出かけなければいけないのです。 車でいきますから最初からビールや酒は飲まない前提です。だったら店は儲かりません。 先代が亡くなったら誰も継がないで閉鎖されている寿司屋なんて、地方にはたくさんあります。 こういう状態で、東京と変わらないサービスがあるなんていう考えをするなら、ものを知らないとしかいいようがありません。 もしホームレスになったとしたら、東京ぐらいいいところはありません。 地方だったら、畑から何かをむしってきて食べるということはできるけど明らかにそれは窃盗です。 東京なら、あちこちの料理やの裏に回れば、立派な残飯がたくさん手に入ります。 カロリーを気にする必要があるぐらいです。 段ボールを持って行って寝る場所もたくさんあります。 たしかフランスに「ルンペンが暮らしていけるところが文明があるところだ」という言葉があるはずです。 まさに東京には文明があるのです。
・田舎になるほど雇用の種類が無く就きたい仕事が無い。 ・過疎化が激しい。活気が無い。若い女性が居ない。 ・我が子の進学(高校、大学)の選択肢が乏しくなる。 ・車が無いと通院も食料購入も難しく陸の孤島、監獄的。 ・多様化した嗜好を満たせる店、イベントが遠過ぎて不便。 ・若者向けの服を着ただけで浮くほど周囲がダサく若者が居ない。 ・時代錯誤な暴論で若者をねじ伏せようとする中高年が地味に居る。 ・隣の芝は青く見える。(都会と田舎双方。) これらが都市部へ移住しようとする動機ではないでしょうか。 近年都会暮らしの末路的な惨状の報道で東京=地獄の様な印象が増し 自分に合った暮らしやすい場を探す人が増えている様でもありますが。
- rokutaro36
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(Q)会社の本社が東京で東京勤務だからとかは分かりますが、フリーターとか非正規労働者が東京で暮らすのは東京に何があるからなのでしょう。 (A)半分、ご自分で答えを書いておられるじゃないですか。 東京で生活をする人が増えれば、その生活を支える人が必要です。 例えば、スーパー、コンビニ、保育園などなど。 これらの従業員の多くは、パート、アルバイトなどの非正規です。 つまり、正規雇用増えれば、その人を支える人の雇用も増える。 だから、都内の人口が増えるのです。 逆に、地方では、人口が減る、雇用が減るだから、 雇用のあるところへ移動するということが起きています。 その結果、東京都の人口が増えるのです。
お礼
みなさん回答ありがとうございます なるほど
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