今なぜベンチャーばやりなのですか。
ここ数年ベンチャーとか起業とかいう言葉が随分多く使われています。
大学発ベンチャーという言葉も良く聞きます。第三次科学技術基本計画はすでに示され、研究資金も充分予算化されているのではと思います。
企業も科学技術開発に充分投資しないと産業がグローバル競争の中で生き残れない事は充分わかっているのではと思います。
私の質問内容は「なぜことさらにベンチャービジネスを強調して若者を浮き足立たせ、大きな仕事をする基盤がすでに出来上がっている企業に就職させるシステム作りをより重要視しないのでしょうか。」という事です。ベンチャーで全く新しい事業を立ち上げる事も重要であることは
理解しているのですが国家の財産であるポスドクが1万5000人もいる現状を社会はどう見ているのでしょうか。やっぱり国の将来のあるべき姿が何か、またキャッチアップ型からどう脱却すればわからないのでしょうか。ご意見を聞かせていただければ幸いです。