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日立の液晶について

この度、TVモニター兼PCモニターとして日立の「W23-LC50」を検討しております。D4端子、D-sub15ピンを装備しているのでこの液晶にしようかと思っているのですが、当方にとって高い買い物ですので、使用されている方がおられましたらTV映り(地上波アナログ)とPCモニターとしての性能をお聞きしたいです。またこの液晶TV以外でPCと兼用していてD4端子搭載液晶TVのお勧めがございましたら教えてください。 尚、液晶のサイズは19インチ~23インチぐらい、予算は20万円ぐらいまででお願いいたします。

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  • sanori
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回答No.1

その機種の使用の経験はありませんが、日立のサイトを見てきました。 日立で、視野角が上下、左右とも170度と来れば、それは、まず、間違いなく、IPS方式の液晶ですね。 これは、広視野角化に非常に優れた技術ですが、一方、弱点もあります。 一つめ。 明るさを出しにくいことです。すなわち、同じ明るさを出すのにバックライトの光強度を大きくしなくてはいけないので、結果として、消費電力が高くなります。 概ね、従来液晶に比べて2倍。 二つ目。 この話が長くなります。 液晶は、元々、他のディスプレイと比べて、応答速度が極端に遅いですが、IPS方式ですと、さらに概ね2倍ほど遅くなります。 日立のサイトを見てみたところ、W23-LC50には、オーバードライブで応答速度を高め、動画表示性能を良くしているようです。 これは、人間の眼でわからない短時間の間に、液晶にかかる電圧を必要以上に大きくしたり小さくしたりした後に、目的の階調電圧を印加することによって、液晶分子の立ち上がり・立ち下がりがあたかも速いように見せる技術と思われます。 しかし、液晶の応答速度は、基本的に液晶のバネ定数や粘度に支配的に影響されるので、オーバードライブでもってしても、劇的に(例えば3倍とか、桁で違うとか)応答速度が変わることはありません。 予測ですが、オーバードライブ採用で、やっとこさ、IPS以外の従来の液晶(TN)程度ではないでしょうか。 長くなりましたが、 省スペースはさておいて、テレビモニタとして動画表示を期待するのであれば、ブラウン管がいいです。 今日も電器屋さんで、ブラウン管、液晶、プラズマ、と見てきましたが、たしかに液晶は静止画では非常に綺麗で色も良く、輪郭もはっきりしているのですが、 例えば、大相撲中継で、力士が塩をまく程度のシーンでも、力士の腕の輪郭が、ちょっと幽霊気味にすそ引きします。 おそらく、サッカーやテニスなど、静止しているカメラの画面の中で球が動くような場合ですと、「消える魔球」になりかねません。 応答速度のイメージとして、たとえば、IPSでない、普通の液晶の応答速度の例として15ミリ秒を挙げましょうか。 松坂の投球は、0.5秒=500ミリ秒ぐらいでキャッチャーに届きます。 そうすると、球が動いている時間は、液晶の応答速度30回ぶんぐらいです。 松坂を画面の右端に立たせます。 キャッチャーを画面の左端に立たせます。 すると、液晶画面での球の像は、画面の横の長さの30分の1の長さのハレー彗星(正確な例えではありませんが)になります。 また、球の色の濃さは、その長さに反比例して、薄くなります。 消える魔球に近い状況です。 スポーツ中継見るつもりであれば、私ならば、20万程度の投資は躊躇します。 日立に限りません。液晶は全部。 動画をあまり気にしないPCモニターとしてなら? ・・・それは、申し分ないでしょう。 なお、D端子については、 我が家で34型のハイビジョンでもなんでもないブラウン管をD3で見てますが、ものすごく綺麗ですよ。

kazu60
質問者

お礼

お返事が遅くなりすみません。 質問にお答えいただきありがとうございました。 結局、店頭で確認したところ地上波アナログはそんなにきれいではありませんがなかなかの安価でしたのでこの機種に決めました。 貴重な意見ほんとうにありがとうございました。