自営業はサラリーマン以上に体力的にキツいですよ。例えば居酒屋を始めたとします。どうしても持病がキツくてお店をお休みにしたとします。しかし休んだら1円のお金にもなりません。そして家賃は月30日営業だろうが月20日営業だろうが同じ金額です。
もっというと、その日に30人の予約が入っていたとします。持病がキツい。こちらの事情でキャンセルが社会常識的に許されるでしょうか。「お金は一切いりません」で済む話ではないですね。キャンセルを強いられたお客さんは「非常識な店だ」と周囲に言って回るでしょう。それだけではありません。その日のために食材も余計に仕入れていることでしょう。そういう損害も出ます。
もし自分の体調を優先するなら、人を雇ってそいつに働かせるしかありません。しかし人を雇うなら、給料は絶対払わないといけません。その人だって生活がかかっているのです。店が赤字だろうがなんだろうが、働いた分の給料を払わないと立派なブラック企業です。そしてその人に辞められたら、当然仕事が回らなくなります。
ですから、その場合は資金に余裕がないといけませんね。いくらくらい必要か?それは自分自身の年収がどのくらいかを考えればいいと思います。そのくらいは欲しいのが人情ですよね。1人雇ってそのくらいなわけで、2人雇えば倍、3人雇うなら3倍の資金が必要となります。
自営業は、スポーツ選手と同じです。あるいは歌手と同じですね。スポーツ選手が試合に出られなくなったら他の選手にとって代わられるだけですし、歌手は調子が悪いからといってコンサートを休むわけにもいきません。
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ご回答ありがとうございました。