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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:木、または生け垣の下に花を植える事)

木の根元に花を植えることの効果とは?ガーデニング初心者の悩み解決

このQ&Aのポイント
  • ガーデニング初心者の私は、生け垣や木の下に植えた花の根元に雑草が生えてしまう問題に悩んでいます。
  • それで思いついたのが、木の根元に花の種をまいて、将来的に花で土の表面を覆う方法です。
  • しかし、木の栄養面や根に与える影響について心配しています。ガーデニングの経験がある方、アドバイスをお願いします!

みんなの回答

  • cactus48
  • ベストアンサー率43% (4480/10310)
回答No.2

造園屋に勤務していますが、本職の立場から言わせて頂くと余り好ましい とは言えません。 樹木にもよりますが、例えばヒメシャラと言う樹は根元に光線が当たらな いような場所に植える事が基本です。ヒメシャラの根元付近に背丈の高い 草花を植えると根元付近は日陰に近くなりますよね。このような種類の場 合は根元に何らかの草花を植えた方が良いのですが、通常は根元まで十分 に光線が当たる方が良く育ちます。 ドウダンツツジの場合は根元まで十分に光線が当たった方が良く育ちます から、出来れば褐色の石も取り除かれた方がドウダンツツジにとっては都 合が良いと言う事です。石の重みで根に負担が掛かりますし、根元が石で 覆われているため、石の下の土も乾きにくくなります。こうなると根腐れ を起こしたりジメジメを好む害虫の隠れ家にもなってしまいます。 土は乾いたり湿ったりする事の繰り返しの方が良く、現在のような環境で はドウダンツツジにとっては余り都合は良くないと言う事になります。 ドウダンツツジの根元から左右に15cm離した場所を5cm程度削ります。 削った部分に防草シートを張ります。その上に褐色の石を敷き詰めます。 開いた15cmの隙間には雑草は生えますが、これは面倒でしょうが抜いて 下さい。防草シートを張った場所には雑草は生えにくくなります。 ハナモモですが、地植え以外の場合は2~3年毎に植替えが必要です。 そうしないとハナモモは大きくなりませんし開花にも影響します。 もちろん雑草も生えやすくなりますので、3年以上植替えていない場合は 土を入れ替える意味で植替えをしましょう。そうすれば当分の間は雑草は 生えにくくなります。

moheya
質問者

お礼

回答をいただきありがとうございます。 そしてお礼が遅くなってしまってすみません。 やはり基本的に土は見えるようにしておいたほうが、いいのですね。 しかしながら雑草の成長具合が半端ありません…。 ハナモモもそうなんですが、結局根本付近に雑草が根付いて、その雑草を根ごと除去する際にドウダンツツジの根にも影響してしまうんじゃないか?と心配になることもあり、だったら最初から根本を守る(というとなんか語弊がありますが)ほうがいいのかなと思って、質問させていただきました。 まだドウダンツツジを植えて2年ちょっとですが、種が飛んで来たのか今年は特にタンポポのような植物が多く、根も非常に深くまで強く張っているのです(泣) ハナモモは植え替え必要なんですね。 これは今年の春に新しい土で植えたばかりなのですが、 雑草半端ないです…な、なぜ。 ひとまず今年は雑草をできる限り早いうちに抜きつつ、どうするかもっと勉強していこうと思います。 詳しくご説明いただき、本当にありがとうございました。

回答No.1

一応できますが、鉢植えだと乾燥しがちなのでちょっとコツがいるかもしれませんね。 生垣や植木の下に植物を植えること自体は可能です。日本では昔から和風の庭の庭木根元にフッキソウなどを植えてきましたから。コケだって立派に植物、お寺などの庭では庭木の下にびっしりと生やさせていますよね。 外国風に言えば、目的に使える植物は「グラウンドカバー植物」と呼ばれるものです。地面を覆い雑草を抑制するほかに、植木の根元の土が乾きすぎないように適度な湿度を保つ目的もあります。 短命な一年草にはグラウンドカバーはほとんどないです。一年草の場合は急速に育とうとするので土内の養分の消費が激しいものが多い、直蒔きで育てると丈夫な株に育ちにくいのでちゃんと苗床に種子蒔きしてビニールポットで育苗(苗の時期に2度植え替えないと根の数が増えない)してから定植するべきですが、植えつけるのに穴を掘れば植木や生垣の根が傷みますし、植え替えてから楽しめる時期も短いです・・・。あと、種類によっては根が深く潜るものもあるので土の養分を独り占めするものもあります・・・。 グラウンドカバーと呼ばれるものには宿根草(多年草)で、「茎が上に伸びず横に這っていく匍匐性」のものが多く、これらのほとんどが根は浅く生えます。根元に穴を掘って苗を植え付けることになりますが、苗一つでかなり広がって育っていきますし種類によっては種子が落ちて生え殖えてくれますから一年草よりは植木や生垣の根へのダメージは少ないです。あまり土の養分が無くても育ちやすいものが多いので植木や生垣との共存もできやすいものが多いです。 植木や生垣の下に植える場合の選び方は、基本的に「メインの植木や生垣の種類が好む環境や水はけ・水持ちと同じか似たものを好む植物」です。同じ環境を好まない植物を植えても根付かなかったり2年くらいで絶えてしまいますのでご注意ください。ツツジの生垣ならツツジは酸性の土を好むので、根元に植える植物も酸性土を好む植物が良いでしょう。それと植える方角も重要な点です。植木や生垣の南側の根元に植えるのなら日当たりを好む植物(でも植木や生垣の種類の方が好まない乾燥や痩せ地を好むものだと使えません)でもよいのですが、他の方角など木の根元に日が充分には当たらないところに植えるのなら半日陰~日陰を好むもの、ある程度湿りのある土を好むものを選ばないとなりません。 また、土の養分をとても吸収するものやアレロパシー成分を放出する植物も使えません。アレロパシー成分は他の植物を枯らしていく性質をもつので一緒に生えられないのです。この成分は根から出るものもありますが葉から放出されるものもあり、例えば桜の木やイチョウは葉に含まれていますから(イチョウやクルミだと果肉にも含まれます)このように根元にグラウンドカバー植物が植えられない木というのも存在します。あと、虫が寄り易かったり病気が付きやすい性質の植物も向きません。花を訪れる蝶や蜂くらいなら良いのですが、植物によってはアブラムシが付きやすかったり病気を他の植物へ媒介しやすい植物などもあり、これらを植えてしまえば酷いと庭木や植木の方にも被害が及びます。 これ以降は個人的な感想です。 宿根草でもシソ科植物から候補を選ぶ時には充分にご注意ください。シソ科の物には蔓延り易く他の植物に影響しやすいものが多く、特にハーブのジャンルに属するものは性質が強すぎます。例えばミントはアレロパシー成分をもちますし地下茎がものすごく地中を這い回り場所が限られていれば深くまで潜ろうとするので植木鉢の穴(我が家では30センチの深さの鉢底から)から根が地面に逃げて鉢の周りに生えてきたりも。この植物は蔓延れば結構植木や生垣にも影響が出るようです。ペニーロイヤルミントなどグラウンドカバー用に使える品種も一応ありますが、この場合は何も生えていない広いスペースに雑草を生えさせない目的や、周囲に生える作物の害虫防御目的で植えますし(田んぼの畔にミントを植えて害虫回避する農法があります)、ミント類のほとんどが環境が合えばどんどん蔓延ってしまい、どんなに抜いても根が必ず残り、根の欠片一つから芽が生えるので根絶が難しく、うちでは頻繁に土を掘り起こし根を取り除くのを続け根絶までに5年かかりました。他にグレコマ(カキドオシ)もやめた方が良いかと。苗を一株買った斑入り葉の物を低めの鉢に植えていたら育って茎が垂れて庭に逃げ出し、斑模様の消えたもの(これが物凄い勢いで育つ)の茎が伸びに伸びてたったの数年でテニスコート一面分くらいまでに増えました・・・。 好みにより刈込みのできるものもありますが、刈った枝からすぐ根が出て増えるものもあるので刈った後は放置せずに不要な枝は綺麗に取り除いてください。我が家では匍匐性のリシマキアの枝を刈ってから3日経って、隣に置いてあった植物の鉢の中に落ちた枝が根を出し引っ張っても抜けないくらいしっかりと根付いていました・・・。 ハナモモ(桃)の方は特に他の植物との共存については支障はないようですが、ハナモモは花を観賞する目的ですから、なるべく根元に植える植物は「花をつけない植物」や「花付きのあまり無い種類(変異由来のノンフラワー品種)」を選ぶと良いと思います。グラウンドカバーの方に花を咲かせるリン酸を多く消費されてしまうと肝心のハナモモの花付きに影響があるでしょうから。具体的に言えばカラーリーフなど葉を観賞する目的の植物が良いです。葉を育てる養分は窒素ですが、植物は窒素を空気中からも吸収できますから与える肥料などもハナモモ分だけで済みます。でも生えすぎればハナモモの分の養分まで奪いかねないので成長期に適宜枝を刈って勢いをコントロールすると良いでしょう。もし花もある程度は咲く植物を植えたいのならハナモモとは開花時期が違う植物を選ぶのが良いです。 我が家でグラウンドカバーとして重宝している種類を書いておきますね。ただしこれらが今回の場合使えるものかどうかは解りませんが・・・。 一応ツツジの仲間であるシャクナゲの根元には、他の場所から種子が運ばれてきたニオイスミレの‘スルフレア’が大群生を成しました。この品種はニオイスミレでも「園芸品種」の系統で、人為的に他の近縁や全く別の種類のスミレと人工交配させて作られたもので、園芸品種ではないニオイスミレの種類そのものからの変異選抜品種よりも全体に大型で丈夫な系統です。ニオイスミレは早春の一時だけ花が咲き、夏の葉が巨大に育ち茂るのがシャクナゲやツツジには向いている様です。開花時期は違いニオイスミレ自体はそんなに肥料を欲しないので我が家ではもう15年以上共存しています。ただし‘スルフレア’は黄色系の花を咲かせるので遺伝的に花の匂いが感じられません。香る種類が良い場合は見た目が少し貧相になるかもしれませんが他のニオイスミレの品種を選んだ方が良いでしょう。白花も香りが弱いので紫色かピンク系の花の品種を選ぶと数輪咲いただけでもよく香ります。アリがニオイスミレの種子を他所に運ぶのでイチイの植木や生垣の北側の根元にもいつの間にか生えて今ではかなりの規模の群生を成しています。 斑入り葉のヘビイチゴも日陰に強く程よい殖え方で使い勝手が良いです。斑模様は春だけですが黄色い小花やまん丸で赤い実(食用にはなりません)と、一年間に3度目を楽しませてくれます。我が家はヤマツツジと松の根元に生えています。ランナーで株が殖えますが、もし増えすぎても根が浅いので取り除きやすく、密には茂らないので和風の庭にも合わせやすく感じます。ただし、斑模様のせいで光合成が充分にできないからこそ程よく増えるので斑模様の無い普通種だと性質が強すぎ物凄く蔓延るかもしれません・・・。これに近い仲間で我が家にあるグラウンドカバー向きのものには「ワイルドストロベリーのランナーで殖える種類」と、「匍匐性ポテンティラ」があります。特にミツバツチグリという種類が植えた覚えもなくこの辺には生えてもいないのに突然生えてきたのですが、鉢植えにして育てると野生で生えているのとは全く違う見かけに育ち花付きが良く、小さな黄花がたくさん咲いて可愛いものです。ただミツバツチグリはおそらく市販はされていないでしょう・・・。市販されている匍匐性ポテンティラだと似た様な穂状咲きの種類がないのが惜しいところです。 乾燥気味の土で日当たりのよい南向きなどに植えるのならタイム(イブキジャコウソウの仲間)の匍匐性の系統のが良いです。できればレイタータイムやイブキジャコウソウの様な全体がコケの様に地面に張り付いて育つタイプが向きます。タイムだと土や水はけさえ向いていれば雑草が生えにくく、踏み付けにも強いです。 タイムは分類上は「木の仲間」なので種類によっては茎が細くても頑丈で枝が伸びて茂り、見た目が乱れるので種類選びにはご注意ください。クリーピングタイムやドーンバレータイムの様な茎が地面から浮いて伸びていくタイプだと定期的に刈り込む手間が面倒だったり抜きたくても抜きづらいので、レイタータイムの様にコケ状に生えるタイプを選ぶのが良いと思います。 ご自分でも「グラウンドカバー 半日陰」のキーワードで検索してみてください。いろいろな種類が紹介されているサイトがいくつもヒットしますよ。グラウンドカバー扱いされていなくても匍匐性の性質をもつ植物ならいろいろありますが、宿根草には蔓延りやすかったり他の植物との共存が難しいものも結構ありグラウンドカバーとして紹介されていても他の植物との共存は無理なものも含まれるので、まずは上記に書いた条件を考えつつご自分で候補をいくつか出してみてください。

moheya
質問者

お礼

すごく細かくご説明いただきありがとうございます! この文章量と丁寧さ、相当お時間もかかって打ち込んでくださったのがわかり、本当に本当に頭が下がる思いです。m(__m) 実際に育ててらっしゃる経験も含め、具体例まで挙げてくださって感謝いたします。 ニオイスミレのスルフレア、すごく可愛いですね。 花の香りは素敵ですが私が蝶が大の苦手で、あまり蝶が来るのも困るので(すでに庭にいっぱいいますが…泣)、スルフレアのほうが合ってるかもしれないなと思いました。 そしてレイタータイムも、なんだかまさにこういうのを探してたという感じの生え方で!いいですね。日当りは良すぎるくらい(だから雑草も元気いっぱいなのだと思いますが)なので、予算も合わせて検討してみたいと思います。 ハナモモは確かにそれ自体が花を楽しむものなので、下にも花を…と考えず、葉中心のものを検討したいと思います。 木と共存できる植物とそうでない植物があるのも考えていなかったので、細かく教えていただいてありがとうございました。

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