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掃除機の購入時のポイントについて
はじめまして。 今回掃除機を買い換えようかと思っています。 前回小型のものを購入したのですがパワーが弱くて困っています。 友人に吸い込みがある程度のワット数ないとダニが取れないで部屋中にほこりが舞うだけなので意味がないといわれました。実際どのくらいのワット数があればいいのでしょうか? フィルターもキメが細かいほうがいいのでしょうか? お勧めのメーカー等はありますか? 小型のものはやはり全部ダメなのしょうか? 質問ばかりですみませんがよろしくお願いします。
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どんな掃除をしたいか/掃除頻度/部屋数/部屋の種類によって、お勧めの製品 は大分変りますね~ 原理からご説明。 掃除機を数字で評価する場合、掃除機本体の除塵性能(掃除性能?)としては、 「吸い込み仕事率」と「ダストピックアップ率」という指標が有ります。 吸い込み仕事率はモーターの性能、つまり「どれだけの風量を吸い込むか?」で これが高いと、一般的に大きなゴミ(目にはっきり見えるゴミ)を吸い込む力に 優れています。 ただし、絨毯や布団などのダニ等は大風量で吸い込んでくれる ことが『期待』できますが、その性能を直に評価したわけではありません。 ダストピックアップ率は国際基準IECで規定され、カーペットに砂や木屑などのゴミ をまき、吸い取られたゴミの量から率を割り出し、「掃除機全体としての実際の仕事 (除塵)率」を算出しているわけで、絨毯や布団のダニを実際に取り去る能力を直接 評価する数字と見ていいでしょう。 つまり、フローリング・大き目のゴミなど「風力の多少が大きく影響する」ものなら 吸い込み仕事率だけに着目したらいいでしょうし、畳・絨毯・布団・細かいゴミなど 「風量の多少だけで何とかなるものでない」ものなら、ダストピックアップ率を重視 する必要があります。(ところが、ダストピックアップ率は欧米では大抵の掃除機に 表示されているんですが日本では余り表示されていません。) そうやって見ると、「ワット数ないとダニが取れないで部屋中にほこりが舞うだけ」 というのは、フローリングなどに対しては正しい評価ですが、相手が絨毯なら、ち ょっと違ってくるわけですし、小型だと吸い込み仕事率は当然低いですから、「掃除 できてない!?」と見えるわけですね。 □ ワット数(吸い込み仕事率)は、大き目のゴミを一発で取りたいなら500Wは欲 しいですが、細かいゴミが相手or2~3回往復させるのが平気なら200Wもあれ ば充分でしょう。 むしろ、「吸い込み仕事率が高い=ノズルが床に強く床に張り 付く=掃除の時に力が必要」ってのもありますから、実際に動かして軽く動作でき るかどうかが重要になります。 ゴミパック(フィルター)は目の細かいものの方がゴミを(一般的に)よく取りま すが、その分交換頻度も上がります。 また、最近はサイクロン方式が随分出ていますが、ゴミカップの取り出し時にホコ リが舞ったり、耐久度に問題のある製品も存在する様子です。 トータルして。 予算に合わせて、重さなども考慮して国産の紙パック式で良いのではないかと 思いますし、その場合は有名メーカのものなら、どれも大差ないでしょう。 それより、重さや取り回し、収納を気にした方が良いかもしれません。 (良い掃除機でも使いにくいならゴミは溜まるわけですしね) ダニ等に着目するならエレクトロラックス社のニュークラリオ(+Hepaフィルタ)が お勧めで、これは壊れるまでズ~~っと使える逸品だと思うんですが、価格が5万 なのが難点です。