企業イメージを回答させていただきますね。
・パナソニック:高い技術力があり、安定性・耐久性に優れている(DIGA,VIERA)
二番煎じの感覚は否めないが、高品質なものをリーズナブルに提供している。
・ソニー:冒険的な野心が強く、自社規格で消費者の囲いこみを行う。WalkManは成功したが、耐久性はかなり低い。Videoの部門においても自社規格のベータを推進したが、パナソニック(当時の松下電器)のVHS方式が世界的なスタンダード規格となった。パソコン分野ではVaioを発表し高い評価はあったものの、やはり自社規格のメモリースティックが足かせとなり失敗に終わる。
・日立・東芝・三菱:目だった商品はない。しかし、安定性は保証できる。
この3社の技術力はかなり高い。しかし、一般ユーザ向けでなく、ロケットなどの重工業部門が会社支えている。ちょっと異質な企業です。(IHI:石川島播磨重工業はもっと凄い)
・シャープ:液晶に拘りすぎて失敗した会社。
液晶モニタの品質は高いが、液晶に画面表示する解析エンジンがお粗末。
・三洋電機:ラジカセ時代は低コストでも安定した商品を展開していたので有名。
ただ、それ以外何も無かった。
・日本電気:日本人向けのパソコンを開発した点はお見事。
外国語は1バイトで表現できるが、日本語は2バイトが必要。
2バイトを視野に入れて開発したので、とにかく日本語処理が早かった。
・富士通:ソニー同様、自社規格で製品を作っている。ソニーと異なる点は、末端の消費者向けには世界的な規格を用い、コアな開発先には自社規格でハード・ソフトともに揃えて囲い込みを行っている。また、営業部門が強い。いつまで自社規格で通せるか、将来が面白そう。
おまけ
・日本IBM:小声でぼそぼそ囁き続けている(自問自答しているような)特殊な企業。
ホストコンピュータは凄いが、日本の「京」はもっと凄い。
一般ユーザ向けのパソコンも失敗し、今やホストコンピュータでしか生き残れない。
開発はアメリカIBMが行っており、日本IBMの価値はかなり低い。
希望を持って日本IBMに入社しても、現実を知り、自殺する人が多い。