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名銃 どんなものがあるのでしょうか?
リボルバー、オートマチック 拳銃で名銃というのは、昔と今で どんなものがありますか? アサルトライフル、スナイパーライフルでも 良い銃は何ですか? 名銃の条件は、よくわからないですが 壊れにくい信頼性 AK74とか 命中率 分解掃除の簡単さ 殺傷力 などで選んだ場合 SIG スイスの銃などは精密なのでしょうか?
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拳銃やライフルなど、子供のころから興味あって、でも、お金ないから中々モデルガンなど手が出なかった思い出があります。 でも、雑誌「Gun」などは、なんとか買えたので、それを読んだり、紀伊国屋の洋書売り場などで、英文の銃の本を買って辞書片手に読んでいました。 個人的に、好きなのは 拳銃 ・ブローニング1910(旧日本軍でも好かれていた) ・ワルサーPPK/S(ボンドの愛銃) ・コルト・ウッズマン(ワイルド7の飛葉ちゃんの愛銃) サブマシンガン ・MP-5系列(特殊部隊御用達) ライフル ・ウインチェスターM70(大藪春彦氏の作品に登場、後継のM700も良いですね) ・アサルトライフル ・アーマライト AR-15系列(ゴルゴ13の愛銃) こんなところですね。 好きか、嫌いかの判断基準は以下のとおり 1.メカニズムとして、シンプルであること。 2.でも、有用な機能が付加されているなら、そこそこの複雑さはあっても良い。 3.スタイルが良いこと。 <拳銃> ブローニング1910がメカ的には一番好きです。 とてもシンプルで簡単分解できて、部品点数が少ないのに、マニュアルセーフティ以外に、マガジンセーフティ、グリップセーフティまでが組み込まれています。 ディスコネクター部分の設計も含めて、銃器設計の天才、ブローニングの才能には驚嘆させられます。 でも、ワルサーPPK/Sのダブルアクションと、セーフティをかけたときのデコッキング機能のメカも凄い。 小さなパーツが複雑に絡み合って実現される機能美が凄い。 <サブマシンガン> MP-5系列の、シンプルなローラーロッキングがいいですね。 そしてサブマシンガンのくせに、ボルトクローズポジションから発射するので、命中精度が他のオープンボルトのマシンガンよりずっと良いです。 映画でもしばしば登場しますね。 ちなみに、米国では、フルオート機構を持つ銃器の規制はとても厳しい状況です。 MP-5のフルーオートメカで使われる、指の先ほどの小さなパーツが150万円で取引されたという記事を目にしたときは驚きました。 <ボルトアクション・ライフル> ボルトアクション・ライフルは、基本構造としては、どれも似たようなものになりますね。 大藪春彦先生の作品に登場するウインチェスターM70による狙撃シーンが好きだから、ってことかな? <アサルトライフル> AR-15系列のM16やM4シリーズも、そのトリガー機構のシンプルさと、ロッキングメカで使われているロータリボルトがいいですね。 <その他> スイスのSIGは、ちょっとスタイルが・・・。 でも、時計で有名なスイスの銃です。精密で良い銃だとされていますが、値段が高い・・・。 まあ、高級志向の日本人には合っているから、ちょっと仕様変更されて、日本でも警察などに採用されましたね。 AK47や後継のAK74は、壊れにくてメンテが楽ですね。 「農民のふりして、しばらく川底に隠しておいたAKを水から出して、いきなり米兵を攻撃!」って利用法ができるのも、AKの高信頼性ゆえのこと。 とはいえ、ガスオペレーションメカを組み込んだM4シリーズの信頼性は、それに近づいていますけどね。 それから、M16で使われる5.56mm弾は、軽量・高速弾だから、弾頭が人体に命中したらばらばらになり、ダムダム単効果があったといいます。 「残酷すぎる!」として国際的に問題になったようですが、「ライフルの弾が残酷というが、爆弾は、人体をバラバラにするぞ。爆弾も使用禁止にするか?」 なんて反論が出てきて、問題にされなくなったとか。 ちなみに、最近の拳銃は、グロッグをはじめとして、「機能本意」で、なんというか、昔の銃にあったメカ的な美しさが感じられないのですね・・・。 そういう意味で、ボンドには今後も古い設計ではあるけど、PPK/Sを使い続けて欲しいなあと、007の映画を観るとき思っています。
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- eroero4649
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ま、いいだしたらキリないでしょうな。「古今の名作アニメを教えてください」と言い出すようなものですからね。キリがないので、質問文であげられるようなことについて回答したいと思います。 拳銃の名銃といえば、原則は「カッコイイ」に集約されると思います。映画などでもよく登場しますからね。リボルバー銃だとほとんどがスミス&ウェッソン社のものになると思います。357マグナムとか38チーフスペシャルとかね、いろいろあるんですよ。1970年代にモデルガンブームというのがあったのですが、それまでは西部劇とか「ダーティハリー」なんてのが人気だったので、今の50代以上ではリボルバー好きの人が多いです。その世代の人ならリボルバー銃だけで軽くご飯三杯はイケるはずです。 オートマチック拳銃となると、映画だと007以降から人気のものが多いです。近年で語るなら、エポックメーキングになったのは1985年に発売されたグロック17ですね。ポリマーフレームを使った最初の拳銃です。この銃以降の拳銃はポリマーフレームの時代となりました。「拳銃は金属でできているものだ」という常識を打ち破った拳銃だといえましょう。 スナイパーライフルの条件は、とにかく「よく当たる」に尽きます。レミントンM700が有名ですね。そのアメリカ海兵隊仕様であるM40の名前のほうが有名かもしれません。 アサルトライフルの場合は、スナイパーライフルほど命中精度は要求されませんが、戦場の過酷な環境でも確実に動作することや使い勝手などが要求されます。とりあえず今世界を二分しているのは、M16やM4系に繋がっていくアメリカのAR系(AR15という銃が基本となっています)と、旧ソ連のAK系(AK47という銃が基本となっています)ですね。ものすごく乱暴にいえば、「命中精度は高いけど壊れやすいAR系と、壊れにくいけど当たらないAK系」となります。性能で選ばれた、というより20世紀後半の超大国アメリカとソ連によってそれぞれ大量に生産されて世界中に配られたからといっていいでしょうね。特に手入れ道具が手に入りにくい発展途上国ではメンテナンスフリーのAK系が好まれるようになりました。 SIG社は元々鉄道の客車を作っている会社でしたが、1970年にドイツの銃器メーカーザウエル&ゾーン社を買収した「シグザウエル」で知られます。ドイツというかスイスというかまあそっち系の国に相応しく精密な銃を作っていたのですがなにぶんお値段もお高うございまして、結局大量に売れるものではなかったので、今はSIG社は銃器部門から手を引いて「スイスアームズ」という会社になりましたね。日本では有名ですが、フランクミューラーみたいなものですね。 質問者さんがおそらく知らないであろうところをあげるなら、ベルギーのFN社はスカーやミニミなどを開発したメーカーです。またチェコスロバキアも隠れた名銃の宝庫として知られ、ブルーノZB26機関銃というのはイギリスでライセンス生産されてブレンガンとなり、日本軍も11年式軽機関銃として採用されて第二次大戦で最も活躍した日本軍の銃となりました(名前では三八式のほうが有名ですけれど)。マガジンが上から刺さってる機関銃といえば、どこかで見たことがあるかもしれません。拳銃ではCz75というものが有名です。実に気品のある美しさを持った銃ですね。