地方と言ってもいろいろですけど、死ぬほど田舎のような場所に行ってもあまりメリットはないでしょうね。言葉に精通していれば、現地の人と親しくなれる、とか、楽しいこともあるかもしれませんが、中規模程度の地方都市でないと、旅行としては楽しみにくいと思います。
アジア圏では、中規模程度の地方都市となると、リゾート開発がされていたり、首都よりも古い文化や独特な風習が残っていたりと、面白みはいろいろあると思います。アジア各国の首都はたいていはアメリカナイズドされた雰囲気が強いので、一部の「〇〇屋台通り」などのような下町っぽいところを除いては、異国情緒を楽しめることはあまりありません。
ヨーロッパ圏でも地方に行くほど古い建物などが残っているので、特に異国の景色を中心に楽しみたい人にとってはメリットが多いと言えます。
また「世界遺産」となっているような歴史ある建造物などは、ほとんどが首都から離れている場所にあります。そのようなものを目的とした観光では、地方に行かなければ意味がありません。
逆に、首都を中心に…という旅行スタイルが成立しやすい国の方が限られていて、ニューヨーク、ロンドン、パリくらいではないか、と。その他は首都を起点に1~2都市くらいは地方を観光することになると思います。
逆に「地方」とされている都市の方が観光としては有名な場合もあります。たとえばスペインのバルセロナ、イタリアのヴェネチア、ドイツのミュンヘン、インドネシアのバリ島、ベトナムのハノイ…などです。
地方を観光しにいくメリットというより、首都だけを観光することのメリットの方が少ないように思います。
お礼
本当のその国の姿が見られるというご意見ですね。