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電車の走る音(地方と都会)
このまえ地方に行ってきました。 そこで鉄道を使ったのですが、線路の音がガタンゴトンとします。首都圏の鉄道では聞いたことがありません。(どちらも地上線) なぜでしょうか。首都圏の鉄道は人ががやがやして聞こえないだけでしょうか。 ちなみに地方の線路の音はとてもいいものでした。
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「ガタンゴトン」確かに子供の頃は、電車の音と言えばそうでした。 確かに、首都圏の鉄道ではあまり聞かれなくなりました。 その「ガタンゴトン」は、レールの継ぎ目を通る音で、それが乗り心地を悪くする原因です。 しかし、レールで使用されている「鉄」は温度によって伸び縮みするため、なくす訳にはいきません。 そこで、新幹線や、首都圏の主なJR、私鉄では「ロングレール」が採用されています。 通常、レールは25mのものが使用され、その25mおきに数mmの継ぎ目があります。 ロングレールは、それをつなげて200m以上継ぎ目がないものになっています。 ただ、あくまで「継ぎ目」はあります。 最長だと、青函トンネルはあまり温度差がないことから、その間約50km継ぎ目がありません。 普通の継ぎ目は進路に直角に入っているので「ガタンゴトン」となります。 ロングレールの場合は、進路に斜めに入っているので、「シャシャシャシャ~ガ~ッ」 という感じでしょうか。 ロングレールは、基本的に「複線」で使用されるものですので、首都圏でも単線の路線には使用 されていません。また、複線でも、横須賀線あたりはまだ一部ロングレールがないところも あったかな? 地方については、首都圏ほど本数がないことから、費用対効果で採用されていないと思われます。
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- cowc
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首都圏の電車のレールは繫ぎ目が無く、地方のレールには繫ぎ目が有るので、車輪が繫ぎ目を通過する時に振動音が出るのです。 普通のレールは、夏季・冬季の温度差で伸び縮みします。 そこで、レールの繫ぎ目は適当な隙間が空けてあって、夏季の高温で伸びたときにレールが圧し合って曲がらないようにしてあります。 そこを車輪が通過すると振動音が出るのです。 新幹線が開発された際、レールに繫ぎ目が合っては猛スピードで走ることができないので、繫ぎ目をなくすための材質のレールも開発されました。 首都圏の電車は、騒音を抑制するため、また、乗り心地を良くするために普通のレールより高価ではあるが繫ぎ目のないレールを使っているのです。 ガタンゴトンという電車の音は、情緒があって、年配の者には懐かしいものです。 声帯模写をする人も、レパートリーが一つ減ったことでしょう。
- EFA15EL
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専門家ではないのではっきりとした事は言えませんが、 音そのものは首都圏でもしますよね。 一番の大きな違いはやはり乗客の量だと思います。 また、車両の違いもあるでしょうね。 都心部の車両は入れ替わりのサイクルも早いので、 乗り心地の改善(サスペンション的な部分)が行われれば、 その分線路の継ぎ目の音も小さくなるのではと。 あと、それほど大きな差では無いと思いますが都内の線路は、 地方に比べると新技術の導入が早いです。 例えばこんなの。 http://www.rail-act.org/barast.htm
- hiroko771
- ベストアンサー率32% (2932/9040)
お礼
昔は首都圏のほうでも音がしていたのですね、 ありがとうございました。