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日本の技術や知識の無償提供って

日本の技術や知識の無償提供って 今現在日本茶の特集で、海外のプロが日本に視察、とあるんですが、日本が培ってきた知識を伝えることに日本に何の利益があるのでしょう。 池上彰の番組でも和牛が世界でも生産され、海外のものになっていっているということで、日本のものが海外に流出している、という点で懸念があります。 日本のものは、海外から注目を浴びると (特に欧米から「評価」されると)嬉しいのか自慢し、ひけらかしているように思います。 こういったものは海外に流出しないほうがいいと思うのですが、皆さんの意見はどうでしょう?

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  • trytobe
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回答No.1

どうせ、同じ技術を導入しようとしても、装置や運用でのノウハウがないと再現できないから、「日本製はこれだけこだわって違いを出している」という「別物」だということの宣伝で輸出を増やす一助にならないだろうか、という程度の策だと思います。 日本の現場にいる人間ほどひけらかすつもりもなく、それを見に来ている他国の技術者もそれに全部納得しているわけでもなく、互いに否定することもなく淡々と「違うね」とだけ思っている様子を、マスコミは「日本ってすごいですね!」という編集の仕方で垂れ流すことで視聴率だけ取れれば、技術流出や技術伝承や輸出量拡大などはどうでもいいのです。

その他の回答 (1)

回答No.2

過去の身近な実例の話なら、シャープペンシル、筆ペンは、いずれも開発元が特許を開放したことで市場を作ることができた製品です。 クローズにすると利益を独占できる、というのは間違ってはいませんが、その市場が小さいままに終わってしまうということが良くあります。磁気ディスク、光ディスクはいろいろな規格が生まれましたが、普及したのは便利なもの、高機能なものではなく、みんなに支持されたもの、利用権を独占しなかったものです。 市場の30%、70%近辺に壁があって、これらの壁を超えると安く作れるようになり、普及していくんです。 シャープペンシル、筆ペンが100円ショップでも買えるようになった一方で、シャープは震災を期に撤退し、一方、セーラーは、高級筆ペンを出し続けています。筆ペンもシャーペンも、開発したメーカーはその製品の改良をすることができず、ぺんてるや呉竹が行った改良を経て普及していきました。 市場がある技術の流出は「損失」になるのかもしれませんが、そもそも市場がないところへ売り出す商品は、仲間を作ることがとても重要です。