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TEACの古いグライコGE-20。フィルターの用途
TEACの、とても古いグライコ「GE-20」を持っています。古すぎてマニュアルがなく(Webでも見つかりませんでした)、細かい使い方が、いま一つ分かりません。 左側、上から順番に、「EQ、HI PASS,LO PASS」と、3つスイッチがありますが、「EQ」はともかく、「Hi Pass」と「Lo Pass」は何のためのスイッチですか? 押すと、どんな効果が得られますか?
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はじめまし、、、て。。☆ コレ? http://audio-heritage.jp/TEAC-ESOTERIC/etc/ge-20.html トリセツやマニュアルまで探していませんが、、、、 一般論として。 「Hi Pass」は一定以上の高い周波数を通す、「Lo Cut」の意味です。 「Lo Pass」は、一定以下の周波数を通す、「Hi cut」の意味です。 この「一般論」と、製品時代背景から憶測しますと、アナログレコード再生時に発生する「可聴帯域外」の低周波信号をカットするためのハイパス。(おおよそ20Hz以下、特に10Hz以下を極端に減衰させる。プリメインアンプやプリアンプに装備された「サブソニックフィルター」や「ランブルフィルター」としての機能。 FM放送で利用される左右信号を振り分ける為に必用な、ほとんどの人は聴こえない「19kHz」のパイロット信号を漏洩させないために、そういう超高域信号をカットする、ハイカット、つまりローパスという設定なのでは無いか。と想像します。 まだまだ、当時のFM受信機(チューナー)の中には、ステレオFM放送のパイロット信号を、十分に取り除けていない機器も多かったので、高域信号のレベル検知で動作が変わってしまう「ドルビーノイズリダクションシステム」が一般化し始めてから、この部分が誤動作による「音質変化」が酷かったので、そういう対策だったのでは?と思います。 同年代のテアック社が高級機として販売したカセットデッキでは、このFMステレオにおける音楽信号とは無関係に出続けてしまうパイロット信号を強く減衰させるMPXフィルタが多く採用されました。 こんな憶測から、おそらくハイパスが20Hz以下を減衰させ、ローパスは16kHz以上を減衰させるんじゃないかと。。。。 さて、「一般的」じゃない、違う発想?ヘリクツ?? という憶測も出来ます。 10バンドで、最低域の部分が31.5Hzを中心に、最高域は16kHzを中心に、という可変が出来るのですが、よほど高度な再生システムと、かなり高度な聴感を持つ人の組み合わせ以外なら、最低/最高のノブ(バー?)をマックスまでにしても。音の変化に気がつきにくく、アンプやスピーカーの破損に繋がる場合も有り得るので、ローパスがグライコの最低域の操作を無効化(ぱす)する、同様に最高域の操作も無化(回路的にパス)する。という、可能性も、、(考え過ぎ??、、かなぁ。。。 ) って言う可能性も否定は出来ません。 おそらく、後者の「考え過ぎ?」という方向では無く、前者の「当時の事情」に沿った設計だったのではないか、と思います。 人間の可聴可能範囲は「20Hzから2万Hz」と言われますが、FM放送では50Hzから1.5万Hzに制限されていますし、そもそもイロイロな人で実検して、コノ範囲まで聴こえる。と言う医学的。統計学的な話にすぎません。健康な人であればダレもがよく感じ取れる範囲が「人の声、言葉」の範囲、過去の音質的には好ましくは無かった「古い時代の電話音声」は400Hzから4kHzに制限されていました。一応「言葉」は伝わったのですが「違和感」が大きかった。理由は「母音の周波数と子音の周波数」だけで考えたため。 後に「母音の根底、基音」というもう一オクターブ低い200Hzから、炸裂音、息、サシスセソや英語のthという発生音伝えるには、高域側も1オクターブ広げて8kHz、現代の「通話」では、コノ範囲で、どれだけリアルな感じに伝えられるか、というのが基準に成っているようです。 あ、いかんいかん、、、またヨッパぁ~(ヒックぅ☆)の状態でカキコ、余談、無駄話の方が多く成っちゃいました、ゴメンナサイ。 毎度の事ですが、ミスタイプ/誤変換、多々。。。どうかご容赦下さいませ。m(-,-)m
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- mpascal
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お礼
サイトをご紹介いただき有難うございます。 つまり、「Hi Pass」も「Lo Pass」も常時「ON」にしておかないと、全帯域が鳴らないという事でしょうか? うーん。謎の多いグライコですねぇ。
お礼
iBook-2001 さん。おはようございます。そうそう、これこれ。これです。 フィルターの知識はOK(LCネットワークも自分で作ってました)です。ただ、なんで「わざわざこんなものが? はてな?」でした。 なるほど、iBook-2001さん的には2つの仮設を考えられたのですね。いやー、興味深いです。一ずつ二人で考えてみますか。 まず最初は、強引にまとめると「サブソニック機能と、パイロット信号の除去」ですよね。いやー、懐かしいです。今の若い方に「サブソニック」なんて言っても通じませんからね。アイツを入れないと、ウーハーがバタバタでした(笑)。 ってことは、この製品の「Hi Pass」とは、仰る通り20Hz以下をCutする「Lo Cut」のスジが濃厚ですね。時代背景を考えても。だったら、素直に「Lo Cut」と書け~!ってな感じです。一方の「Lo Pass」も同様です。 でも新たな疑問が...。上も下も、そもそも、このグライコの守備範囲ではないし、だいたい可聴帯域を外れてるし.....。一体、この時代のTEACは何を考えていたんだか。そんな、無意味な余計な回路を「ON」する奴いないでしょ(笑)。 いや、でも、この最初の仮設はかなり説得力ありますね。時代を考えると、完全に合致します。もしこれが正しいのなら、「それぞれどこでカットオフしてるのか? スロープ特性はどうなっているのか?」に、私の興味は移ります。(本当に好奇心のかたまりですね・笑)。 お次は、電話の帯域です。昔は400Hzから4kHzだったのですか!知りませんでした。想像するに、かなりキツかったでしょうね。今のハイレゾ時代の方々に聞かせてやりたいです(笑)。 週明けにでもTEAC本社に直接確認を取るつもりですが、多分もうないでしょうね。内部資料。ダメもとです。でもやります。納得できないって、気持ち悪いじゃないですか。 あと、謎のVUメーター。 あれで何をしろと。しかも、LかRしか選べず合成出力が読めません。 うーん。謎のグライコです。