プロクシ(Proxy)とは、直訳すると「代理」と言う意味になると思います。
インターネットを利用する際に使うProxyサーバーの役目は、大別して二つあります。
Webの閲覧速度を速めるためと、企業内LANからインターネットへアクセスする際のセキュリティを保つための二つです。
一般家庭からISP(インターネットサービスプロバイダー)へ接続し、Proxyサーバーを利用する場合には、前者のWebの閲覧速度を速めるために利用します。
ブラウザーの設定で、Proxyサーバーを利用すると設定した場合、目的のWebページを見る際、直接その目的のページを見に行くのではなく、Proxyサーバー内に溜めてある(Cacheと言う)情報を見にいきます。
Cacheに目的のWebページが溜めてあった場合には、目的のWebページから情報が返ってくるのではなく、Proxyサーバーからブラウザーへ情報(Webページの内容)が返されます。
そのため、目的のWebページが有るサーバーから返ってくるよりも、速く表示されるわけです。(通常Proxyは、ダイアルアップしたアクセスポイントに近い場所にあるので)
で、同じProxyサーバーをブラウザに設定している人は多数いらっしゃるわけですから、ProxyサーバーのCacheには、色々なWebページの情報(複製)が溜まってくるわけです。
2点目の、セキュリティを保つために利用する場合について説明します。
企業内LAN等からインターネットへ接続するためには、FireWallという機器(またはソフト)をインターネットとの出入り口に設置し、セキュリティを保ちます。
このFireWallには、内部LANからインターネットへ接続(通信)できる機器は「このマシンとあのマシン」などという設定が施されています。
でも、社員の人は全員インターネット上のあるWebページを見たいですよね。
このような場合、FireWallに「このマシンは通過しても良いよ」という設定の対象として、内部にあるProxyサーバーだけを設定しておくのです。
んで、内部にいる社員が利用しているマシンのブラウザーには、FireWallの通過を許されたProxyサーバーを設定しておきます。
こうすれば、インターネット上とのやりとりはProxyサーバーが行い、ブラウザーはProxyサーバーと通信するわけです。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほどプロバイダに接続してプロクシを使う場合はネットが早くなるのですね。 でもデメリットとして最新の情報を入手できないのとクローンがなかった場合改めてインターネットに接続しなければならないことなどがあげられますね。 またネットが早くなるといってもおそらく五十歩百歩だと思うのでやはりセキュリティ用だと思っていた方が間違いないですね。。