そうならざるを得なかったためにそうなった。
と言う人は何人か知っています。
震災にあった被災者です。
色々もらえてそれなりの家具家電はあるのですが、何しろ耐久性がない。部屋は狭い。仮設住宅だしね。そこを出て一般のアパートなどに移っても結局自宅とは広さが違う。従って荷物を厳選することになる。
と、自然にミニマムな生活になるのだとか。
実際、家を建てた人も「もう老人夫婦二人だから食べる部屋寝る部屋だけで充分なの。車も一台にして、病院は目の前、商店も隣と言う狭い土地にした」とのこと。
見に行くと昔の長屋風な本気で平屋の一軒家。間取りは2LDKにはなるのかな。それでも。介護の事を考えてバリアフリーにしたためにちょっとだけコストがかかったのだとか。
荷物は本当に少ないです。
でも、以前は貰い物の皿や土産品がたくさんあって部屋が乱雑と言うわけではなかったが無駄に荷物が多かった。と振り返っています。今はそれがなくて当たり前なので気にならないのだとか。
着たきり雀で、服を買うときは何かを捨てた後だそうです。増やすことはせずに数を一定にするという工夫はしている様子。
散らかってはいません。むしろ、刑務所か軍隊の宿舎のようにきれいです。整理整頓はかなり徹底してる。それでも暖かい家庭の雰囲気は保たれていますね。
あるべきところにそのものを置く。
この動作だけで、部屋は片付きます。
不必要な物は手早く手放す。
これだけで不用品は家の中から排除されます。
ミニマム生活をするということは、究極に自分に必要な最低限度のものをチョイスできる能力があり、尚且つそれで充実した生活・人生を送ることができるということに、極意もしくは真意があると思います。
断捨離だとか、片付けの魔法などの本が流行るのは、人間って死ぬときは何も持って行けないのよねー。という発想から、もっと他に金を使うべきところがあるはずだという、物欲を捨てて心を充実させるという目的がある。
そこから外れるとミニマムも断捨離も意味が無い。
便利さに負けても良いのだという人と、その便利さがゆえに無駄なものが増えて収拾がつかなくなるという人は混同させてはいけません。
あなたに合ったミニマムを目指せばいいのです。
どうしても譲れないところは誰にでもあるでしょう?
あまり突き詰めると某宗教団体のようになるよ。全部を共有して生活するようなスタイル。
あれはあれで本人たちが幸せなら良いとは思いますけどね。
お礼
本は電子書籍じゃないし、ゲームもやるってあんまミニマリストじゃないじゃんと思ったのですが、服はチョーすくない感じですね。 フルシーズンのことを考えるとちょっとどういうパターンをしてるのかイメージしにくいのですが、どんな感じなんだろう。 ワタシは切り詰めた結果スーパーで使われている買い物くらいの 大きさ2つ分に収めて(ブルーカラーのシゴトをした場合における春~冬の 必要最低限の衣類) それ以外のホワイトカラーのシゴトに就いた時の服やブルーカラーでも制服が合った場合の制服・最低限必要なスマートカジュアル衣類といった、無くても生活できるようなものはツッパリ棒に引っ掛ける感じなんで、どんだけきりつめても、1着や2着だけってのはどーゆー感じなのかと興味津々ですわ