- ベストアンサー
ニオイダマ=臭い玉
喉の奥の方にできる 白い小さな玉ですが口から出てくるとすごく臭いのですが 耳鼻咽喉科に通って取ってもらっていますがなかなか治らなくあちこちの耳鼻咽喉科に行っています。 同じような方がいたらどのような治療をしているとかアドレスがあったら教えください 耳鼻咽喉科でも知らない先生もいるのでどうしたら良いか困っています。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「ニオイダマ(臭い玉)」は「膿栓」(のうせん)の俗称で、膿栓とは、喉の奥にある扁桃と呼ばれる組織の表面にある腺窩と呼ばれる小さな穴で、食べもののかすなどを栄養源として細菌が繁殖した際に、扁桃の免疫細胞が過剰に反応し、扁桃が炎症を起こすとともに、免疫細胞が細菌を攻撃する事によって生じた膿や、細菌、炎症性崩壊産物等々が混じり合って形成された塊です。 【参考URL】 膿栓 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%86%BF%E6%A0%93 扁桃 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%81%E6%A1%83 扁桃炎 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%81%E6%A1%83%E7%82%8E 膿栓は扁桃の免疫細胞と細菌との戦いで生じた膿が蓄積する事によって生じるものなのですから、それが何度も何度も出来るという事は、細菌との戦いが常態化しているか、或いは細菌との戦いが慢性化している事により、扁桃の免疫細胞が必要以上に過敏に反応する様になり、扁桃の組織自体を攻撃する様になっているという事が考えられます。 扁桃は息を吸う際に空気と共に吸い込まれる雑菌等に直接曝されるために、その内部の免疫細胞に加わる負担は大きく、また雑菌の繁殖等により扁桃自体も炎症が起きやすいのです。 扁桃は口蓋扁桃、舌扁桃、咽頭扁桃に分かれており、この内、膿栓が最も生じやすいのは口腔の奥の両脇にある口蓋扁桃です。 口蓋扁桃は口から息を吸った際に、吸気に含まれている雑菌等に直接触れる事や、口中の雑菌に常に曝されています。 又、口から息を吸った際に乾燥した空気に曝されるため、表面が乾燥しやすく、乾燥状態や低温状態では免疫細胞が働き難くなるため、細菌が繁殖しやすくなり、免疫細胞の負担が大きくなります。 そのため、元々膿栓が出来やすい人の場合は、無意識に口呼吸を行っていると膿栓がより一層多く出来る様になる恐れが高くなります。 ですから、口呼吸をしない様に普段から意識して口を閉じている様に習慣付けますと、膿栓がある程度出来難くなるそうです。 【参考URL】 NHK ためしてガッテン > 過去の放送 > 『風邪はノドから・・・』その体質に潜む病SP http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20141022.html 又、膿栓が何度も何度も出来るという事は扁桃が慢性的に炎症を起こしている(慢性扁桃炎)という事であり、その炎症を抑える事は膿栓が出来ない様にする事にもなります。 慢性扁桃炎を予防するには、水分や、抗体の産生が促されるビタミンCを大目に摂取する様にし、扁桃にダメージを与える喫煙や過度の飲酒は控え、喉の奥に届く様なうがいを頻繁にする事によって扁桃の表面を洗う様にするのが良いとされている様です。 そのうがいの際には、頻繁に行うためには只の水でも良いのですが、殺菌効果のあるうがい剤や、うがい剤ほどではないにせよある程度の殺菌力のあるカテキンが含まれている緑茶や紅茶(無糖)などでうがいをする様にしますと一層効果的です。 又、歯磨きを毎日念入りに行う事で、口中の雑菌を減らすのも良いとされている様です。 【参考URL】 Doctors Me > 病気 > 感染症 > 慢性扁桃炎 https://doctors-me.com/doctor/infection/8 慢性扁桃炎の治療方法としては、耳鼻咽喉科等を受診されて、口蓋扁桃に殺菌剤を塗布してもらったり、処方された抗生物質を用いる事などによって、扁桃を除菌するという方法があります。 それでも尚、症状に改善が認められない様であれば、根治の一手段として、手術によって扁桃自体を摘出して除去してしまうという手もあります。 【参考URL】 扁桃炎 - Wikipedia > 4 治療方法 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%81%E6%A1%83%E7%82%8E#.E6.B2.BB.E7.99.82.E6.96.B9.E6.B3.95 ヘルスケア > 家庭の医学 > 病気を分類からさがす > 全身の病気 > 感染症 > 慢性扁桃炎 http://health.goo.ne.jp/medical/10F30300 ヘルスケア > 家庭の医学 > 病気を分類からさがす > 全身の病気 > 感染症 > 慢性扁桃炎 > 治療方法 http://health.goo.ne.jp/medical/10F30300/cure
その他の回答 (2)
- Feb12
- ベストアンサー率29% (674/2296)
扁桃腺に出来るものですね。 扁桃腺の状態に問題あれば、切除したり、焼いて穴を塞ぐこともあるようですが、「出来るのは普通なので何もしない」というのが当たり前のようです。 ネット上でも色々なところに「自分で取るのは傷つけたりするので良くない」と書かれていますが、自分でやった方がどこの穴から良く出るとか、詰まり方のクセみたいなのも分かるので、寧ろ自分で取った方が確実かつ安全な場合もあります。やり方次第です。 自分で取る派ですが、膿栓の出方というのは、取り漏れがあると慢性的に出来続けるようなことも多いので、毎日チェックして毎日取ることが出来る体制で撲滅を図ると、長期間できずに済むことも経験済みです。そういった意味でも、受診して取るというのは対応が後手になっているだけで意味が薄いとも言えます。また、健康保険の金額抑制という観点からも、自分で取るほうが良いだろうとも思います。
お礼
参考になりました。 ありがとうございました。
- paradoxica
- ベストアンサー率65% (60/91)
「膿栓」ですかね? http://estdoc.jp/blog/selfcare/nousen.php うがい等試してみると良いかもしれません。 自分で取るのは口腔内を傷つけてしまうリスクがあるのでお勧めしません。
お礼
参考になりました。 ありがとうございました。
お礼
とても詳しく教えていただきありがとうございました。