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恋愛感情のない異性の友達との関係
- 小学生からの男友達と、恋愛感情のない異性の友達として長い付き合いがあります。
- お互いに相手の悩みを聞いたり支えたりする存在であり、親しい関係です。
- 最近、彼からの発言で恋愛感情があったのではないかと思われるような言葉を聞いたことがあり、驚いています。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家吉田 修(@osamucom0409) 産業カウンセラー
こんにちは。 読ませていただきました。 読ませていただいた率直な感想としては、とっても面白いです。 男の子にとって女の子というのは、恋愛の対象でなくとも「男の子にとっての男らしさの源泉」なんだと思います。 そういう意味ではご主人様がおっしゃっている通り「その彼、お前のことずっと好きだったんじゃないの?」というのは、ある意味正しいと思います。 但し、半分正解で半分は違うかなぁと…。 南方熊楠という思想家が面白いことを書いていることを引用しますね。 「西洋にチバルリー(chivalry)ということがある。これは我が国や、ことに支那などでは、ちょっと訳のできないことで、人の妻でも娘でもよし、欧州の中古の武士が守り本尊のようにひとりの女を胸中に認めて、ただその女に恥をかかせず、誉められよう、誉められようとだけ武道を励んだことである」。 これは甘えているということとも違いますし、女々しいというのとも違います。 実際は反対で、とても男らしいがゆえに、そういう女性としてのチバルリーの存在が必要になるのです。 中世ヨーロッパの騎士はとても勇敢でしたし、決死の戦を乗り越えていくのですが、戦いに出かける際に心に決めた女性に対して勇敢に戦うことを誓うわけです。 似たようなものとしては、大航海時代の船の先端には女性像が飾られていましたが、これも死地へと赴く際の必須アイテムだったわけです。 自由の女神は女性ですが、西洋では自由は自らの手で戦って獲得するものですから、この考えからすると、どうしても女神でなくてはいけない。 あなたは彼にとって、彼自身が意識しているいないに関わらず、彼にとっての魂のチバルリーであったことは間違いないのではないかと思います。 >彼はもてたので、彼女が常にいましたし、わたしのことはlikeなんだと思って意識は全くしていませんでした これもすごく納得できます。 これは想像ですが、なかなか男らしい人で優しい男の子だったのではないかと思います。 彼の魂はあなたを抱きしめるのではなくあなたの女性性としてのチバルリーを掲げて、眺めることで生き生きとしていられたのでしょう。 あなたが結婚したとたんに連絡が来なくなったというのも、あなたが魂のチバルリーとしての女性であったのが、肉体を持った具体的な女になってしまったがゆえに、連絡できなかったということだと思います。 それが、適度な距離感を保って付き合える関係になってきたので、彼は嬉しくなって「永遠のダチだぞ~!!」と…。 面白いですねー。 とっても面白い。 あなたには何も悪いところはありません。 心配することも気にすることも一切ありません。 男とはこういうものです。 こういうちょっとロマンチックでヨーロッパの昔話にでも出てきそうな関係って、とっても素敵だと思います。 大変面白いご相談ありがとうございました。
吉田 修(@osamucom0409) プロフィール
産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会) 吉田修(株式会社Dream・Giver) ■ご質問者・みなさまへ■ コーチング最新メソッドを使い、自分でできる、気持ちの切り替え方法をご提案しま...
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お礼
凄く興味深い話を頂きありがとうございました 雑学的な知識がまた増えました 魂のチバルリー 確かにそんな感じだったのかもしれませんね 主人にも昔から彼の話はしていたので、こないだ近くに来た時に、会おうかどうしようか迷っていたら、 昔、散々世話になった奴だろ?わざわざ連絡してくれてるんだから、はよ、行ってこい! 初恋の相手が来たら迷いもせずに会いに行くくせに! と追い出されました その割には彼と会って話をしていた二時間の間、車でウロウロしている主人を見かけましたが(笑) そうですね 彼はリーダー的存在で異性を問わず、誰からも好かれるタイプです もてても単純にいい人なので、妬まれない そんなタイプですが、厳しい面も持っています 男女の友情はないと思っていましたが、彼とは友達でいられそうです ありがとうございました