私は大のオペラファンなのですが、能とオペラは「そもそもが違うものじゃないですか?」というコメントに驚きました。私の中では同じジャンルです。
能は歌と舞と詞が融合した音楽劇、古典演劇です。では、オペラとはどこがどのように違うでしょう。そしてどこが共通しているでしょう。それをここで書くのは簡単ですが、それでは勉強になりませんから、ご自分で考えてください。
レポートというのは、テーゼ、アンチテーゼ、結論というのが常道、すなわちそれそれの定義、共通点と相違点、それから引き出される自分なりの見解を書けばいいのです。
大サービスして、すこしヒントを書きましょう。
能は能面を使う「仮面劇」でもあります。
演者の性は?(オペラには昔カストラートというのもいたが、今は?)
オペラのバックの演奏は?能では?
語られるストーリーに共通するテーマは?
舞台上での人数や演技の型は?
舞台装置や衣装は?
演者とバックの演奏者との関わりは?
オペラや能で一番観客が注目する要素は?
能における主役はなんと呼ばれているか?オペラでの舞台上での主役は?
薪能というのもあるが、ではオペラでは?
歴史は能とオペラはどちらが古い?
どこで、どのように生まれ、どのように確立したか?
今はどのような位置づけがなされているのか?創始者や有名な作者は?なぜ古典?新作は?
とまあ、取り上げたらきりがありません。すこしは取っ掛かりができたでしょうか?
資料は書物だけでなくヴィジュアル的なヴィデオなども観てみるといいレポートが書けるでしょう。
お礼
coupdemainさんありがとうございます。大変助かりました!