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ピル服用の血栓症について
- ピル服用による血栓症について詳しく教えてください。
- 低用量ピルトリキュラー28を1年間服用していますが、血栓症の検査をしていないため心配です。
- 健康診断での貧血検査は血栓症の有無を判断できるのでしょうか?
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一応総合病院の血液内科、あるいはほかの産婦人科という手はありますが、嫌な顔をされるのは覚悟してください。あるいは全額自己負担(10割負担)でいいので、と言えばしてくれるでしょう 1)ピルは安易に海外から購入して良いものではない 現在の薬事法(現医薬品医療機器等法)では海外から医薬品を購入し自己の判断で使用することを禁止していません。しかし、医療機関は自己の判断で購入した医薬品による検査を『保険診療で』行うことは倫理に反するという考えが一般的です。 医療機関で高い(5000円程度)価格でピルを出している理由は、医療従事者という専門家が貴女を常に気遣うことを価格の中に入れていると考えてくださって結構です。それを拒否している方に、検査だけ!と言われてOKする医療機関はほぼないでしょう。 2)医療機関でピルを処方してもらったほうが良い理由 海外から購入したピルは副作用被害救済制度の対象範囲外です。要は、副作用で貴方が血栓による心疾患や脳梗塞、多臓器不全を起こしたとしても1円も国は補助しません。障害者になれば障害者福祉支援の対象にはなりますが、治療費用などの大半は3割負担のままになります。 それに対して処方されたピルは副作用被害救済制度の範囲内ですので、副作用が起きた場合は一時給付金や治療費はほぼ公費負担になります。しかも、早期発見早期治療で無駄なストレスを抱えたりする必要もありませんし、医師から診療拒否されることもありません。 要は保険をかけていることになるんですね。それをしっかり自覚してください。安かろう悪かろうなんですよ、日本の医療は世界最高水準を維持していますし自己負担が軽く迅速であることはWHOが認めています。それを拒否して小さなお金を節約した結果どうなるか、きちんと想像力を働かせてください。 3)健康診断ではわからない 赤血球とヘモグロビンは貧血の検査です。血栓症の診断は若干特殊で、血小板数、血液凝固因子数、PT、APTTという項目を検査します。これは健康診断による血液検査の範囲外です。 自分の体のことですから、お金に変えられないことだとご自覚なさってください。
お礼
とても詳しく教えて頂きありがとうございます。 自分の体のことですが、そこまでの知識もなくただ値段につられ通信販売で購入をしてしまいました。 これを機に考えを改めたいと思います。 厳しいお言葉ありがとうございました。