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アメリカでテロに乗じた暴動が起こる理由
アメリカではデモの混乱に乗じて近隣地域で破壊・窃盗行為が起きた、という話をたびたび耳にします。このような暴動の動機として、貧しい人が金品を盗むために周辺の店へ押し入るということは理解できます。しかし、実際には車の窓ガラスを壊されて放置されたり建物を燃やされたり、単に破壊を目的にしたとしか思えないことも行われていて、その動機の理解に苦しみます。 そこでお聞きしたいのですが、アメリカでデモに乗じた暴動が起こるのは貧困層の多い地域だけでしょうか。また、車の破壊や建物への放火などの破壊行為は、どのような動機で行われるのでしょうか。
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日本でも過去の出来事で、デモが暴徒化して暴動になることはしばしばありましたよ。ひとつは、集団が興奮し始めると収拾がつかなくなるというのはあると思います。例えば少し前に「荒れる成人式」なんてのが話題になりました。全国のあちこちで成人式で暴れる若者が見られましたが、誰かが調子に乗って、周りがそれに乗っかっているって感じでしたよね。それでその騒ぎが大きくなると収拾がつかなくなってくるのです。これは群集心理のひとつでしょうね。スポーツの試合で盛り上がると、観客席が異様な雰囲気になるようなものです。そういや、昔はレッズのサポーターが暴れることもありましたね。 もうひとつは、アメリカのデモでそういうことが起きるかどうかは分かりませんが、その国の治安を乱そうとする外国の秘密組織が、騒擾を起こすように仕掛けたり資金提供をする、ということはありますね。典型例がお隣の韓国で、韓国は30年くらい前まで暴動やデモなんかがよくあちこちで起きていたのですが、それには北朝鮮からの資金提供や工作員の潜入があったわけです。工作員が「ぶっ壊してやれ!」なんて煽るわけですね。
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- Ghionea_329
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さきほど、動画を添付するつもりでしたが、 スマフォ操作がしにくく、今やっと見つけることができました。 これは2010年のG20サミット(開催地:トロント)において 決議内容の反対を訴えたデモ隊の一部が暴徒化したときのものです。 (Protest=デモ) https://www.youtube.com/watch?v=I-h-YIj4jRw スターバックスなどがある市街地で起きたものです。 ※ご質問は【デモに乗じた暴動が起きるのは貧困層の多い地域か?】 ということですよね?
お礼
実際の動画を教えていただき、ありがとうございます。この動画を見た限りでは、警察から弾圧されていないにも関わらず、最初から暴徒がデモ隊に混じっていたようですね。トロントのような都市でこうしたことが起きることには絶句してしまいますが、カナダ国民の中でこれに反対する人がいるのがせめてもの救いです。
- hekiyu
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アメリカでデモに乗じた暴動が起こるのは貧困層の多い地域だけでしょうか。 ↑ 貧困層の多い地域です。 犯罪も、貧困層の多い地域に集中しています。 全体の犯罪の70%が貧困層地域で発生しています。 車の破壊や建物への放火などの破壊行為は、 どのような動機で行われるのでしょうか。 ↑ 通常生活の不満が爆発した、ということがまずあげられ ます。 1992年に発生したロス暴動では、韓国人の店が 集中してやられました。 これは、常日頃黒人をバカにしていた韓国人が多かった からと言われています。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%82%B9%E6%9A%B4%E5%8B%95 日本と異なるのは、彼らの道徳レベルが低い、という ことです。 悪いことをやらないのは、それは悪いことだからではなく、 法で禁じられており、警察に捕まるからなのです。 だから警察の目が及ばない状態になれば、枷が外れて暴動に 到るわけです。 日本人が悪いことをしないのは、おまわりさんに 怒られるからではありません。 悪いことをするのはダメ、という規範が身体にしみ込んでいる からです。 だから311でも暴動が発生しなかったのです。 これが米国なら大暴動だったでしょう。
補足
ご回答ありがとうございます。ロサンゼルス暴動では韓国人商店が襲撃された後、ヒスパニック、白人、他のアジア系(日系、中国系)だけでなく、黒人の商店も襲撃されたと書かれていますが、なぜでしょうか。最近の白人警察による黒人射殺事件に対するデモにおいても、住民の多くが射殺された黒人の側に立っていたと記憶しています。それにもかかわらず、警察署に対して襲撃するのはともかく、近隣住民の車や建物を破壊したことに対して疑問を感じてしまいます。
- Ghionea_329
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No.1ですが、 タイトルにはテロとなっていて 本文中はデモに変わっていますね。。 いずれにしても 回答はそういった混乱は 都市の繁華街で起こりやすい ということを言っています。
お礼
「テロ」ではなく「デモ」の間違いでした。ご指摘ありがとうございます。
- Ghionea_329
- ベストアンサー率38% (108/282)
海外在住者ですが、非常事態となった街で器物破壊がない国 という方がむしろ少ないかもしれませんね。 いえ、非常事態でなくても バス亭のガラス張りのブースが しょっちゅう壊されているのをよく見るものですから・・・。 どうみても(おそらくは若者、ジョブレス、その他による) 蓄積したストレスの発散がそこにあるのでしょう。 日本は東日本大震災のときもそうでしたが そこに略奪や 暴動がないことを 世界から称賛されていましたよね。 それは、つまり”極めて稀である”という意味でしょう。 国民性というかモラルの高さもあると思います。 デモ活動は アメリカ以外にも存在しますが、そもそもは ”公の場で集団で自分達の意思や主張を示す行為” なので、 その訴えが効率的に伝わるよう たいていは都市部で行われて いる筈です。 つまり、貧困層も富裕層も旅行者も入り 混ざったところ、ということが多く ”貧困層の多い地域”とは 限定されないと思います。
お礼
貴重なご意見ありがとうございます。やはり日本が特殊だと考えるべきなのでしょうか…。そうだとすれば悲しい現実ですね。私も毎年同じ国に1ヶ月ほど滞在するのですが、道路に落書きがあったり公衆電話が壊されたまま何年も放置されたりするのを見るものの、そこでは運良く暴動を目にすることは一度もありませんでした。日本の震災の時は、「自分自身や家族の生活が厳しい状況」で規律が守られたことを評価されたものだと思っていましたが、ストレス発散を目的に暴動が起こることが世界標準だとすれば残念です。デモが行われる場所については、確かにおっしゃって頂いた通り、貧困層が多い地域とは限らないですね。ありがとうございました。
お礼
大変参考になるご意見ありがとうございます。スポーツでの騒ぎは相手チームの選手や観客に怒りをぶつけるため、成人式では周囲の大人に対して自己顕示をするためと訴えたい相手に攻撃しているのに対して、デモでは政府組織ではなく無関係な一般人の所有物を破壊・盗難しているので(外交問題に絡んでのデモで特定の国の店を壊す場合は別ですが)、デモ参加者が関わっているとすればやはり理解には苦しむ部分はあります。しかし、群衆心理が働けば、騒ぎの発端がデモ隊の中か外かに関わらず、小さな騒ぎが群集心理によって大きな暴動につながりやすくなりますね。