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国連軍と国際平和維持軍の違いを教えてください、お願

国連軍と国際平和維持軍の違いを教えてください、お願いします。

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回答No.3

指揮権のちがいです。 国連軍は、安全保障理事会の決議に基づき、参加各国の軍が安全保障理事会に指定された国または組織、人の指揮下に入ります。原則として各国の指揮から離れます。 また、国を滅ぼすという行為も活動の範囲です。連合軍がドイツ西部戦線で各国の指揮を離れアイゼンハワーの指揮下で活動したケースをルール化したものだと思います。 平和維持軍は、安全保障理事会または国連総会または実質的にはアメリカなどの強国の呼びかけにより、他国に入って戦争や紛争を治めることを行います。ある国の領土に入るにはその国の了解が必要で、言い換えると国を滅ぼす行為は行えません。 安全保障理事会の決議が必須ではないので、常任理事国の反対があっても実現可能です。 軍の活動は各国の指揮権のもとで行われ、その国がよしとしない作戦には参加しないことも、自己判断で撤退することもできます。もちろん各国の判断で他国の指揮官の指揮下に入るのも各国の判断です。 いろいろ省いて言い直すと、国連軍は安全保障理事会の決議のもとに各国に部隊を「徴兵」したもので、平和維持軍は国際協定により各国の軍が参加したものです。

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  • fujic-1990
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回答No.2

 「国連軍」は国連憲章に基づいて派遣される、本物の軍隊です。戦争します。  本来は、5常任理事国の承認のもとで派遣され、常任理事国の参謀による軍事参謀委員会を編成してその指揮のもとで活動します。が、実際は拒否権が発動されて、これが実現したケースはないと思います。  朝鮮戦争(まだ終結していない!)の時、国連軍が出動しましたが、これは常任理事国の1つ(ソ連?)が理事会に欠席して(理事会開催を知らされなかった?)、拒否権が発動できないというどさくさに紛れて決議されて、派遣されました。  厳密にいうと、朝鮮戦争に派遣された国連軍も、正規の国連軍ではナイ(国連からの要請に応えた有志国の軍隊連合:国連軍もどき)ということにもなります。  ほかに、国連軍(らしいの)が派遣された事例はなかったと思います。湾岸戦争の他国籍軍も・・・ ?  「国際平和維持軍」は、地域の平和の維持、局地的な紛争を鎮めて平和を回復するための組織です。原則として攻撃してきたものを撃退する程度の戦闘しかしない、軽武装兵から成る軍隊です。  似たものに、非武装で戦わない「停戦監視団」があります。彼らは、危険になると撤収します。  平和維持軍も監視団も、もちろん国連の活動ではありますが、緊急避難的にやむをえず作られた組織で、「国連憲章」にはない組織です。  憲章上は、正規の国連軍が出動して、有無を言わさず地域の紛争を平定してしまうはずだったのでしたが、拒否権で役立たずだったので、しかたなく作られました。

  • pringlez
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回答No.1

確かなことはその言葉を使っている人に聞くしかないと思います。 それに類似する言葉としては「国際連合平和維持軍, United Nations Peacekeeping Force」があります。これ1つしかありません。 おそらくはどちらもこのことを指していて、9文字だったのを3文字に略したのか7文字に略したかの、数の違いだけだと思います。