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crtのリフレッシュレートを高くすのは液晶と比べて
crtのリフレッシュレートを高くすのは液晶と比べて意味がないんでしょうか? ゲーミングモニターが高リフレッシュ化に進んでいるのはなぜですか?
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またまた前回つながりですが・・・どうやらCRTと液晶の表示の根本的な違いから説明しないと納得できないっぽいですね。 液晶は前回も言ったように、ホールド型の表示デバイスです。次のフレームが来るまで表示内容は保持され、もし次のフレームも内容が変化していなければ、表示されている内容はそのまま継続されます。CRTはインパルス型の表示デバイスで、フレーム内容が変化していなくても、次フレームを表示する前に今の表示が必ず消えます。だから液晶では表示内容が継続しやすいので網膜残像が起きやすい代わりに、バックライト以外の要因ではフリッカーが起きない。CRTはその逆になります。 なのでCRTではフリッカーに対処するため、早くから60Hzより高いリフレッシュレート(72Hzくらいが当時の指標でフリッカーフリーと呼ばれた)にしていました。でもフリッカーを気にする人はCADやDTPユーザーが中心だったんで、フレームレートなんてガン無視。CRTなら毎フレーム必ず表示が消えるんで、フレームレートが1でもリフレッシュレートが高ければフリッカーは解消できるからです。 ところが液晶では表示内容が保持されるから、リフレッシュレートだけ上げても残像の対策としては全く意味がありません。高いフレームレートが達成できる廃スペPCでぬるぬる動いてナンボのゲームと組み合わせてこそ、残像低減の効果を発揮します。しかしその一方、表示内容が保持されるということは、フレームレートが1でもフリッカーの心配がないことにつながります。 CRTでも高リフレッシュレート+高フレームレートなら、ぬるぬる表示になります。でも液晶のように残像が気にならないので、60Hzでも十分切れのいい表示品質になるから、フリッカーフリーを達成する以上にリフレッシュレートを上げる意味が薄いです。
- Eureka_
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>ゲーミングモニターが高リフレッシュ化に進んでいる これは3D立体視対応のためじゃないですかね。有効にしたら実効リフレッシュレートは半減しますし。