- ベストアンサー
中国や東南アジアの人々ってなんで人件費は安くすむの
中国や東南アジアの人々ってなんで人件費は安くすむのでしょうか?
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
グローバルローカルって言葉があるように、世界的に見れば田舎だからです。通貨価値とか国力とか言いますが、価値が違うだけなら国内はその価値で国民は潤っている筈ですよね。でも実際は貧しい暮らしをしているから安い労働賃金なのです。中国の日本企業の工員が高級マンションで暮らしてるとか、広い家で車付きの暮らしてるということはあまりないことを見れば当然です。 しかし中国にしても韓国にしても台湾にしてもそういう労働を求める企業のおかげで自立してくると昔より潤ってきて自国の企業優先にします。要するに田舎ではなくなり労働賃金も高くなっている。そうなると日本を含め世界はもっと他の国の安い労働者を求めます。結局それの繰り返し。 つまり日本では月20万ぐらいの給料なのにそれを隠して、8万もあればお前らは生活できるからいいだろ的なお誘いをして、ほら仕事やるぞ的に他国の生活に踏み込んでいくのです。 あちらは目先の金が欲しいからOK出しますが人としておかしいですね。でもこのおかげで日本人は安い品物を買えるから潤うし、現地も仕事のない状態から救われ繁栄する?といままではやってきました。しかし実際はこのために日本の低所得者の働き先はなくなってきてます。最悪は技術の流出で日本の企業そのものが危なくなる。ってのが現在の姿です。 安い商品は出回っているけど働けなければそれも買えるお金も得られない。これでは高い商品を国内でつくって売るのと対して変わらない。つまり良いほうへ回っている場合はこの方式はよいけど、悪いほうへ回るとこの方式は問題だらけ。既に後進国って言葉も薄れるぐらいに開発途上国ってのは少なくなっています。これからはこのようなやり方は破たんすると思います。 今後の世界は役割分担制になるでしょうね。他国へ進出するのではなく、他国が得意なものは他国の企業へ任せるってやり方です。同等ってことです。日本の企業はそれによって結構打撃でしょう。技術力といいながら生産ライン以外の研究開発はまだ弱いですから。 TPPなんかは農業の分担制ですが、これが工業でも来るってことです。
その他の回答 (6)
- potatorooms
- ベストアンサー率28% (3506/12498)
質問の内容とすでに状況は変わってきています。 日本企業に関しては為替と中国の人件費の関係で、日本国内に売るものや原材料や部品を国内で作っている輸出品については、中国で作るよりも、国内で作るのと変わらない状況です。 ご質問の内容はここ10年くらいの日本と中国の関係を見てみるといいかと。 あと、質問全体をきちんと把握されたいなら、フリー という本を読んでみることをおすすめします。
- Broner
- ベストアンサー率23% (129/554)
経済のことは、まず、それぞれの国の経済活動を考えてみる必要があります。 衣食住がどうなっているのか、豪華なのか貧弱なのか。 次に、日用品、生活便利品、洗濯機、冷蔵庫、冷暖房機、テレビ、車、パソコン、携帯などが、どうなっているのか、豪華なのか貧弱なのか。 公共事業、道路、鉄道、港湾、空港、河川の洪水対策、上下水道、都市整備、工場整備、空気と河川の環境、治安の良否、税金の有効利用がなされているか。 これにより、生活費が高いのか安いのか、毎月日本の家では最低25万円かかります。 中国や東南アジアの人々は、どうなのでしょうか。金持ちもいますが、平均で考えると。 これらの物全てが貧弱なのです。 貧弱か、不足かです。 この状況を向上させるのは、教育が第一なのです。ノーベル平和賞のマララ・ユスフザイさんの言葉どおりです。家庭内教育も大事なのです。 これが、格差を大きくします。 その国の産業競争力を大きく変えます。 中国や東南アジアの人々は、これらが、貧弱か不足しているから、月に5~10万円で済むのです。 その国の国民の歯を見れば、豊かかどうか、すぐわかります。 豊かだと、虫歯に10~60万円する、インプラントを入れます。 貧しいと、そのままで、歯も磨いてません。 お金が無いのです、 結論、いろんな経費が安いのです、その代わり貧困で、環境、治安が悪いのです。 根本的な原因は、教育が第一なのです。 それで、産業競争力のある商品が創れないのです。 そう言った経費が安いから、人件費が安く済むのです。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
物価が安いからです。 だから、安い給料でも生活できます。 だから、安く雇えるわけです。 どうして物価が安いのか、といえば 経済が未発達だからです。 経済が未発達ということは、生産力が 乏しい、ということです。 生産力が乏しいから、分け前も少なく なります。 分け前が少ない、ということ、つまり 収入が少ない、ということです。
- KoalaGold
- ベストアンサー率20% (2539/12475)
交換率の差です。 魚と魚を物々交換した場合同額であることはあまりなく差が出ますね。大きさや味や種類や新鮮さ捕獲した場所、保存状態など条件が複雑です。 貨幣の交換もそういう事です。1ドルと100円は同価値ではありません。毎日の状況で変化します。アジアに至ってはそれが昔から長期に価値が低いと思われているのです。 日本は戦後グングン上がりましたね。自分で外貨を稼ぎ出し自国の地位を上げると信用も上がり貨幣価値が上がるのです。勉強して資格を取って出世した、という人間の価値に似ていませんか。 信用とはハンドバッグにブランドのロゴがつくと5倍の値段で売れるというくらい実質よりも気持ちです。ブランドならという信用は高学歴ならという思い込みに似ています。 お金は油田さえ持ってればたんとあります。地下資源の所有者はお金で買い物をします。そのお金をもらうために数人がTシャツを持ってきたとします。全く同じでもイタリアのシャツは高くて日本のシャツが2番目で中国が3番目となる理由は何でしょう。イメージです。価格はイメージで決まります。信用と品質もあります。 でも安く買い叩かれているので材料も安いものに走ります。だんだん「安いものを提供して生きていく」生き方を選択します。確実に量は売れますがなかなかリッチにはなれません。 金持ち父さん貧乏父さんという本があります。人に使われてシャツを作っているだけでは自転車操業です。魚を獲って暮らしているのと変わりありません。自分で何もないところから発明するか版権を持つかシステムを所有するかフランチャイズするか、貯めたお金をもとに投資して増やすかを組み合わせてリッチになります。国もそうです。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
つまりは国力の差です。その国の通貨がどれだけ外国から欲しがられるかということで、欲しがられない国ならレートが低くなり、外国から見れば安く手に入れられます。その国では安い年収でも十分生活できますから低賃金でも人を雇うことができるのです。かつてほとんどの工業製品を日本国内で作っていたころ、工業製品というのはきわめて高価なものでした。100均などという店は海外で安い人件費で作ることができるようになってから登場したものです。
- DOI4
- ベストアンサー率16% (9/55)
主たる理由は通貨価値が安いからですね。 逆に言うと、アジアの人々の人件費が安く見えるのは、日本の円の通貨価値が高いからです。 円は世界三大通貨の一つですからね。 例えば「人件費が安いとあるアジアの国」で収穫されたお米が現在1袋100円だったとして、来年その国の通貨価値が5倍に高騰した場合には日本から見ると1袋500円になります。人件費もこれと同じです。 食料自給率、エネルギー自給率、教育水準など様々な要因が関係するものですが、主たる「理由は通貨価値が安いから」ということになります。