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漫画家の絵というのは固定されていくのですか?

お世話になります。 連載が長く続くと、初期の絵とまったく違う絵になっていく、 というのは漫画界では当たり前ですが、ある程度上達すると、 一定の時点で、画風が固定していく印象があります。 その後、固定された絵を壊して、また新しい画風で、 新しいジャンルに挑戦していくことは難しいのでしょうか? これは、漫画家としてある程度認知されるレベルまで上達すると、 その時点で画風やジャンルが固定され、それを修正するのは困難、 ということなのでしょうか? たとえばギャグとシリアスもので両方売れた作家というのはいますでしょうか。

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  • SPROCKETER
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回答No.1

 漫画家と言っても千差万別で、多彩な能力を持つ才人もいれば、ワンパターンしか描けない人もいます。  おそらく、初期の絵と全く違う絵になる原因は以下のようなものでしょう。 1.最初は自分で描いているが、収入が増えて来ると人を雇って描くようになり、自分で描いていた絵では、他人が真似して描きにくいので、誰でも描ける絵に変えていく。 2.多人数で描く絵ほど、一度決めると変えられないので、画風が固定していく。描きにくい絵は淘汰されていく。 3.アニメなどの動画では、最初から制作会社が描きやすい画風が決まっていて、それに合わせて描くしかなく、漫画家の画風と違う絵になる。 4.アニメでは印象操作が楽な絵でなければならないので、漫画家の画風と同じにならない場合が多い。 5.漫画家が上達したのでなくて、1人で描く時は速く描ける絵を選ぶが、多人数で描く時は、誰もが真似しやすい絵を選ぶ為と考えられる。  漫画家が成功して絵がうまくなったのではなくて、企業ベースになると、どんな漫画家でも描きやすい画風にしなければならないだけの話でしょう。

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  • Ray1jo
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回答No.5

本人の工夫とスケジュール次第でしょうね。 例えばCLAMP先生に関しては普段は『XXXHOLiC』のような絵柄ですが、 『エンジェリックレイヤー』や『ツバサ』では筆ペンなので わざとラフな画風にして、他掲載作との剥離を少なくするなどしています。 また、しりあがり寿氏は普段こそ酷い絵柄ですが、 表紙絵がたまにまともになるなんてこともあります。 まぁ、彼は美大で絵の基礎を学んでいるからできるんですが…。 極めつけは漫☆画太郎氏。普段こそババアが暴れまわる 劇画とギャグ絵を悪魔合体したような絵柄ですが、 所謂萌えキャラも書けるんですよね…。信じたくないでしょうが。 後は上達するなどして絵柄か変わるケースもありますが、 都市を得ても下手さを維持している蛭子さんと西原さんは奇跡ですw

回答No.4

 ギャグとシリアスの両方で売れたというとなんといっても永井豪さん。どちらの分野でも複数作品のヒットがあります。  シリアスメインでギャグでは作品少ないけどそれが大ヒットというのが楳図かずおさん。主力作品はホラー系ですが幼稚園児ギャグの「まことちゃん」が大ヒット。  ふだんはギャグなんだけどたまに人情話が混ざってくるこち亀なんかもありますね。  あとは「とっても!ラッキーマン」の作者であるガモウひろしさんは「DEATH NOTE」の原作者の大場つぐみさんと同一人物であるという説がいろいろな人から出されていますが、ジャンプの公式見解では肯定も否定もせずノーコメント。

  • FEX2053
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回答No.3

画風が固定化する・・・って、必ずしも全員じゃないですよ。 例えば「ああっ女神さまっ」で有名な「藤島康介」先生は、 全48巻の間で、そうとう絵が変わってますよ。 ベルダンディ様を並べると、後期でも5巻違うと微妙に線の 雰囲気が違いますもん。 更に言えば、死ぬまで少しずつ画風が変わっていった大家として 「手塚治虫」先生も挙げられます。火の鳥やブッダなど、長期 にわたって連載されていた作品は、途中でどんどんタッチが 変わってます。 多分両先生とも、よりよい「絵」を描くために「意識してやって いた」と思いますよ。

回答No.2

〉たとえばギャグとシリアスもので両方売れた作家というのはいますでしょうか。 両方をひとつの作品に詰め込んだのがパタリロかと。 あと、回答になるかわかりませんが、違う画風を描き分ける作家さんはいます。 http://www.ne.jp/asahi/yellowcat/studio/ 一人の作家さんのサイトとは思えません。

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