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台湾からマクドナルドが撤退した要因
マクドナルドは何故、台湾から撤退したのでしょうか?
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マクドナルドは米国本社自体が経営的にかなり苦境に陥っており、キャッシュが欲しいが為に、市場として今後大きな成長が見込めない台湾を売り飛ばして、現金に換えるということですね。 元々台湾では、約30年前に進出した当時は現地企業にライセンス供与して独自にやらせていたのですが、そのライセンス先は政府軍高官との不明瞭な関係が当初から取り沙汰されており、結局90年代に入って経理不正、土地転がし等の問題があったとして、マクドナルドはライセンス契約を打ち切り、直営に切り替えました。 日本での悪いイメージと違って、台湾のマクドナルドは、リーズナブルな価格、ボリュームあるメニュー、総体的に新しくてきれいな店内と、ほんとに日本のマクドナルドが見習ってほしいくらい良かったので、ショックです。 自分が台湾に駐在していた頃は、毎週一回は必ず夕食にマクドナルドで4オンスWバーガーセットを食べていました。日本のメニューで言うとクォーターパウンダーセットみたいなものですが、ボリュームたっぷりのパテ2枚、セットのコーラやポテトはLサイズ、それで日本円換算(2012年当時のレート)で400円でおつりが来る値段だったのです。モスバーガーも台湾に進出していますが、食べに行った印象ではマクドナルドの圧勝でした。モスは高い、ボリュームない、日本と違って味気ない、の三拍子でした。←あくまでも、個人の感想です。 ライセンスを売るので、マクドナルドブランドがすぐ台湾から消滅することはないかもしれませんが、本物のマクドナルドがなくなってしまうのは、台湾の消費者にとってショックなことでしょう。 キャッシュがなくなって、資金繰りに苦しむ大企業がやりがちなことは、今後の成長は見込めないけどしっかり儲かっている子会社や部門の切り売りです。儲かっているところは売り出せば、すぐに買い手が付くからです。切り売りすることで、一時的にキャッシュは入ってきますが、会社としての稼ぐ力は確実にそぎ落とされていきます。蛸が自分の足を食っているようなものです。マクドナルド本体が、もうにっちもさっちも行かなくなっている象徴的出来事といえます。
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- kia1and2
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不味い、小さい、それに不潔さ。何故、日本でまだマック(マクド)が生き残っているのか世界の七不思議。まもなく、CARLS Jrが日本でも開店ですが、一度あそこのハンバーガ食べたら、マックには2度と行かなくなります。
お礼
マックはいいことないから、台湾から撤退したということでしょうか。
お礼
本家本元の資金集めという要素もあったんですね。