イスラム国（IS）の原資。

質問

イスラム国って無目的に破壊活動を行ってるようですけど

これってどこからお金を得ているのですか？

運営していくのにお金を回収してるとも思えないし

どこから？

どうやって回収し

最終的な目的達成はなんなんでしょう？

回答No.6

HAL2（@HALTWO）

A No.5 HALTWO です。

＞アメリカCIAロシアKGBなどの諜報機関でさえも包囲出来ないモノなのでしょうか？

諜報機関員では人数が足りなさ過ぎてダメですね(^_^;)。

Wikipedia によれば、支配域の面積は約 30 万平方 km……日本が 38 万平方 km、本州だけですと 23 万平方 km ですから本州よりも広いですね。……支配域の人口は約 800 万人もいます。

戦闘員は 2 万人から 3 万人と見積もられていますが、米軍がこれまでに 2 万人前後を殺害している (空爆総数は延べ 7 千回以上) と発表しているにもかかわらず、現在でも 2～3 万人の戦闘員規模を保っていると言われ、殺しても殺しても後から後から戦闘員のなり手が殺到している状態です。

ISIS 圏外からの外国人戦闘員も延べ 2 万人を超えており、叩いても叩いても涌いて出るモグラ叩き状態ですね。

外国から参加する戦闘員がそれだけいるということは、その出身国に戦闘員を送り出す支援組織があるということであり、支援組織があるということはそこからも資金が出ている、或いは ISIS に直接支援はしなくとも支援組織に資金を提供している者が多数いるということですね。

結局、ISIS 圏内は勿論のこと、海外の支援組織からも戦闘員の補充ができない状態になるまで殺し続けて、ISIS 圏内を非戦闘員しか見当たらないような状態にする……延べ数十万人を殺し尽くさねば包囲なんてできないでしょうね。

可能な限り軍事拠点と判っている場所を空爆しているとは言っても民間人の犠牲なしに済ますわけには行きませんので、数十万人の死者のうち数万人は民間人、巻き添えで虐殺された女子供老人といったことになるのは判りきっていることです。

目には目を……で、数十人、数百人の一般市民を Terrorism で虐殺する報復は今更戦争を止めたところで収まる筈がありませんので、最早行き着く処まで行くしかないのでしょうけれど、難民に紛れて欧米諸国に移住した人々から Terrorist が出てきて Terrorism が生じるのも避けようがありません。

日本は日本人による軍隊を ISIS に派遣しているわけではありませんが、ISIS を空爆している無人機の遠隔操縦に日本から指示が出ていることは既に知られています。

横須賀には米第七艦隊旗艦の Blue Ridge という巡洋艦がいるのですが、この Bule Ridge は第五艦隊 (Arabia 艦隊) の総司令部を兼任した時期もあり、その際には Afghanistan 上空を飛ぶ無人攻撃機の映像を艦内司令室の Monitor に映し出して、そこから指示を出していたことが知られています。

現在の作戦を何処の司令部が Real Time で映像を Monitor しながら指揮を執っているのかは公開されていませんが、横須賀沖に浮かんでいる Blue Ridge もその能力を持っており、人工衛星経由の通信網を用いて実際に現場の指揮を執ったことがある船です。

従って横須賀は当然 ISIS の報復攻撃目標と言えますし、日本国内の米国関連施設も、更にはそんな米国に加担している日本自体も ISIS の敵として Terrorism の攻撃目標となります。

幸い Terrorism 攻撃は敵性順位の高い目標よりも「守りが薄く、攻撃し易い目標」が優先されますので、支援組織など皆無で警備が厳しい上に日本人や米軍関係者以外の者がウロチョロしては目立ち易い日本に於いて ISIS が Terrorism を起こすのは非常に難しく、Arab 系 (或いは Muslim 系) 移民が多くて普段から労働条件などで争乱が絶えない英仏等の欧州では Terrorism を起こし易いと言えます。

また、日本で Terrorism を起こしても支援組織のない日本国内で ISIS への共感者 (支援者) が増える期待は殆ど得られず、政財界及び行政 (の労働組合)、Mass Media に中朝共感者 (支援者) が多くて人々の関心が対中対韓に向いている点でも日本は ISIS の攻撃目標としては優先順位の低い国だろうと思いますが……日本の場合、Muslim 信者は少なからず居ますが、宗教の自由が保障されていますし、社会的差別から反日/反政府運動をしているわけでもありませんので、既に日本に住んでいる彼等が ISIS に呼応する心配は殆どないでしょう。

でもまぁ Anarchist (無政府主義/反政府主義) の朝(鮮毎)日新聞等が主張する「Syria 難民を万単位で受け入れよ！」なんてことをしてしまったら欧州みたいに共感者 (支援者) という Terrorist を生み出す温床を作ってしまうことになるのですが……。

お礼

ありがとうございました。

回答No.5

HAL2（@HALTWO）

盗人は犯罪者ですが、盗品を購入する顧客は犯罪者と断定して処断することが難しいものです。

勿論、ISIS から石油を購入する者は「誰から購入しているのか」を重々承知しているのですが、その者を罰する法はありません。

ISIS に武器弾薬を売る者もまた「ISIS に武器弾薬を売ることが法を犯すこと」とはされない場で売っています。

そうした者達を仲介して石油を購入したり武器弾薬を売っている者達は自分達が得ている石油の大元が何処であるか、自分達が売っている武器弾薬 (及び、その原材料となるもの) が最終的に誰の手に渡っているのかも判らないのが現状です。

例えば、私達が Gas Stand で給油している Gasoline の一部には ISIS からの石油が混ざっているかも知れません。

大手石油精製会社は世界中から原油を購入していますが、産油国から直接購入するだけではなく、仲介者を通じて購入した原油も用いていますので……。

私達が作って輸出している物も回り巡って ISIS が殺人に用いている物の原材料になっているかも知れないのですが、私達からはそれが ISIS に用いられているか否かが判りません。

例えば ISIS の Terrorist が用いる爆発物の起爆制御回路に NEC や東芝の IC Chip が用いられているとしても NEC や東芝が直接 ISIS に IC Chip を売っているわけではありませんので NEC や東芝に罪はありません。

ISIS は奪った石油を市場よりも遙かに安く売りさばき、武器弾薬を高値で購入します。

ISIS より石油を購入し、ISIS に武器弾薬を売りつけることが法を犯すことにはならない仲介者達は、安く仕入れた石油を他者に売り、他より高く買ってくれる ISIS に武器弾薬を売りつけることで儲けています。

ISIS を中心として、この仲介者達の外側を何重にも取り巻く 2 次、3 次の仲介者達を通ってしまうと、その更に外側に居る私達からは ISIS との繋がりが見えなくなっていますので、こうした自由貿易の場が存在する限り ISIS を兵糧攻めにはできないのが現状です。

兵糧攻めにするには目標を完全に包囲しなければ効果は無いのですが、ISIS は薄く広く浸透していて、その土地の無辜の人々を人質 (盾) にしていますので、完全包囲することもできません。

結局、米国は ISIS を空爆しながらも、その空爆に要する航空燃料の大元は ISIS の仲介者達が米国に売りつけた原油を精製したものであったりもしてしまうのです。

勿論、我々日本人も知らず知らずのうちに ISIS に発して Iraq を経由、国際石油市場の仲介者達を経て日本の石油会社が精製した Gasoline をせっせと給油して My Car を走らせているのかも知れませんよ。

因みに去年 (2014 年) の資料ですが、ISIS は「数万 Barrel/日」 の原油を密売し続けており $25～50/Barell の安値で密売しているとしても年間 $ 数億の売り上げがある筈であり、他の密売等の収入を合わせて 2014 年には $20 億ほど (2 千億円以上) の収入があったという説もあります。

補足

アメリカCIAロシアKGBなどの諜報機関でさえも包囲出来ないモノなのでしょうか？

これだけ先進国を敵に回しても生き延びれるその生命力には逆に不気味さと敬意が混ざる感情にもなってしまいます。

回答No.4

noname#212058

回答No.2 です。

>> キリスト教徒から「安全保証料」を取ったり
> それって何ですか？

『異端者として処刑されたくなければ金払え』ということです。ISIS 地域にも少数ながらキリスト教徒もいます。一時期、ISIS のキリスト教徒への迫害がニュースになったこともありましたね。

> もし、これだとしたら
> フランスはたまったもんじゃあないですよww

フランスで発生したテロ事件の話であれば、まだ ISIS の犯行とするのは早計かと。フランスも紛争に首を突っ込んだりと世界中でやりたい放題やってますので、一部では相当恨みを買ってます。(フランス政府は自国の汚点をさらせないので、ISIS の仕業でなければ困るのですが、ね)

> だったら攻撃されてる西洋諸国はその石油国を叩けば
> よろしいのではないでしょうか？

それができるのならば、最初から湾岸戦争の時のように ISIS に地上軍を送って潰しています。それが無理なので、無人機などでちまちま爆撃するくらいしかしていません。まず、何よりも、戦争を起こす金がないのです。

補足

＞フランスで発生したテロ事件の話であれば、まだ ISIS の犯行とするのは早計かと

昨日の段階でISの声明（であろう）は出ました

一部ではこの質問のテーマでもあるイスラム国の原資が潰されるから超大国では大規模なテロは起こさないという説も報道されていました

ただ今回の声明

イスラム国は本気なのだなと思います

＞それが無理なので

なぜ？

＞まず、何よりも、戦争を起こす金がないのです

だれが？？

回答No.3

SPROCKETER

石油の密売で得た利益が主要な収入源のようですが、石油取引をおこなっている国が払っているわけで、支援国と見られても仕方が無いでしょうね。

　国を作れば、貨幣を製造して流通させることが出来るのですが、取引してくれる国が周辺に無いので、価値がありません。石油だけがお金という地域です。

　最終的な目的達成は、おそらく、イスラム帝国の復活でしょう。イスラム国を命名したのも、イスラム帝国を視野に入れてのことだと思います。

　豊富な石油資源の上に国があるのに、貧しい生活をしなくてはならない人々が集まって、過去の栄光を取り戻そうという復古運動でしょうね。

補足

だったら攻撃されてる西洋諸国はその石油国を叩けばよろしいのではないでしょうか？

回答No.2

noname#212058

収入源には以下のものが挙げられることが多いです。
・石油の販売 (あそこは大産油地帯です。欲しがる客も幾らでもいます)
・人質 (要するに身代金)
・海外からの寄付金
他にも支配地域で税収を取ったり、キリスト教徒から「安全保証料」を取ったりしているようですね。あれやこれやで、自立できるくらいには儲かっているそうで。

最終目標というと難しいのですが、自分たちの理想国家の樹立でしょうね。「ムハンマドの没後300年間の世の状態が理想的であった」とし、基本的にその再現を目指しています。これが ISIS 域内で満足するのか、全世界にその理想に従わせるつもりなのかは何とも。

補足

＞キリスト教徒から「安全保証料」を取ったり

それって何ですか？

＞最終目標

西洋諸国の中東勢力図の

【新たな書き換え】

に関しては承知しています

＞全世界にその理想に従わせるつもりなのかは何とも

もし、これだとしたら

フランスはたまったもんじゃあないですよww

いつまで続くのか。

回答No.1

catpow

イスラム国のターゲットになっている国と敵対している国がＩＳを援助していると考えられます。

そう考えたら、一番の援助国は、中国でしょう。中国は共産党独裁＆人権無視＆南沙諸島でわかるように無法者国家であり、ＩＳと相性はバッチリです。
中国というは宗教を敵視していますけど、「打倒・米国！！」を目標に合致すれば、ＩＳと連合していると考えるのが当然でしょうね。

補足

先ほど中国は声明を出しましたけどね

ISを断罪すると

二枚舌ですかね。