- ベストアンサー
東北地方に路面電車はないのでしょうか?
雪の関係で作るのは難しいのでしょうか? でも北海道にはありますよね?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
どこまでを路面電車とみなすかにもよりますが ・仙台(市内電車いわゆる市電) ・秋田(いわゆる市電だが、市電としては郊外路線的性格) ・花巻(私鉄、路面電車タイプ郊外路線) ・仙台郊外(秋保温泉への私鉄、路面電車タイプ郊外路線) ・福島郊外(私鉄、路面電車タイプ郊外路線) などがありました。 西日本各地に比べると少ないかもしれませんが、「雪の関係で作るのは難しい」わけではありません。というより路面電車が作られたころの道路事情では、車より電車や鉄道の方が雪に強かったです。もちろん、雪があるために雪のない町より維持費がかかった可能性はあります。 日本と言うのは元々近畿が中心で近畿以西が先に開けていました。 明治以降に日本で開業した私鉄や路面電車も西日本の方が多く開業しました。 もともと人が多くて移動需要があり、鉄道を開業させても儲かる可能性があったからです。 ある程度の町は市内に路面電車ができ、郊外とを路面電車タイプの電車で結ぶものも各地にできました。(大都市圏にできたこれら郊外電車タイプは後に大手私鉄になっていきます) 東北にも昔から人が多く住んでいた場所はありますが、西日本に比べると少なかったようで、主に上述のような路線が開業しています。 市営の市内路面電車は仙台と秋田くらいしかなかったようです。 それら数少ない路面電車も、市内は当時の国の誤った政策(都市渋滞の原因は路面電車があるためと誤判断し、市営路面電車を廃止すると地方交付税優遇等を行った)が原因で、東北では絶滅、全国的にも市営はほぼ絶滅しました。(現在残っている路線は、何らかの事情で廃止できなかったものと、政策に乗って全廃計画を進めているうちにその制作がなくなり、路面電車を積極的に廃止する理由がなくなったものが多いです) 一方、車の普及により、路面電車かどうかに関係なく地方私鉄は乗客減となり厳しい状況となり、廃止する路線が増えました。路面電車タイプではない場合、それを廃止すると交通機関自体が絶滅するケースもあり、平成まで持ちこたえた路線もありますが、路面電車タイプの場合、下手に道路がありますので、廃止の決断は早かったようです。(しかも、当時路面電車は時代遅れの乗り物、バスが明るい未来がある省庁とみなされ、沿線住民もバス転換を 積極的に求めたケースも多かったと伝えられます) そのような感じで東北の路面電車は絶滅したのでした。
その他の回答 (2)
豪雪地帯と呼ばれる富山県にも万葉線や富山地方鉄道の市電がありますね。 私の祖父も昔は福島市にも路面電車が走っていた(名残が歩道橋等に現れている)と言っていました。( http://www.city.date.fukushima.jp/soshiki/87/142.html ) 確証はありませんが、車社会になっていくにつれて邪魔者になってしまった感があります。路面電車を活かす街づくりではなかったり(富山市は市電を取り入れて成功していますね)、車が普及するにつれて需要が減少してしまったり、と言ったことがあるのでしょう。福島も県庁所在地ですが人口は30万ありませんし、東北本線は最短2両、最長で6両編成で、通勤通学時間帯でも4両編成で足りてしまいます。福島交通飯坂線では東急7000系を再利用しているようです。路面電車にするにもそれはそれで多額の投資が新たに必要になりますから、現状維持で精一杯な地方鉄道にとってはキツイのでしょう・・・(趣味的には新しいLRTができれば嬉しくないとはとても言えないです)。 仙台に関しては道路容量が逼迫していますし、LRTはとても建設できないでしょう。しかも今年の12月には新路線(東西線)が開業します。その他の東北地方の都市については需要が無いという言葉で片付けられると思います(--;; 蛇足:トラム(路面電車)が大活躍しているメルボルンの動画↓↓↓ 「Melbourne Trams - A typical Sunday on Route 96 March 2015 Tram Drivers View」 https://www.youtube.com/watch?v=POzqFlAzJGc メルボルンはあちこちに路面電車が走っています。地元の方の足となって活躍しています。
お礼
ありがとうございました。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
かつては仙台を初めとしてありました。仙台は地下鉄に替わりましたし、それ以外は都市の規模からみても路面電車を走らせるほどではなかったので自家用車と路線バスに替わったのだと思います。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。