希死念慮とは？思い悩む高校生の言葉

2015/10/14 00:26

このQ&Aのポイント

高校二年生のことで、中学生の頃から消えたいという思いに苦しんでいた。最近では自傷行為も行ってしまっている。
努力をしていない甘え癖や、責任から逃れたいという気持ちがあるのかもしれない。
どのようにしたら気持ちが晴れるのか、良識のある方々の意見を聞きたいということで質問をしている。

初心者（@konoonna）
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心の病気・メンタルヘルス
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専門家
吉田修（@osamucom0409）産業カウンセラー

2015/10/14 17:27 回答No.5

こんにちは。読ませていただきました。苦しいですね…。何かわけのわからない霧の中をやみくもに歩き回らせられているような、出口の見えない苦しさかもしれません。 >今までの人生において、わたしは決して努力をしてきたわけでもありません。むしろ適当に生きてきた方だと自覚しています。また、人にひどいことをされてきたわけでもありません。一つ確認しておきたいのですが、今高校２年生ということですが、１３歳前後、どうでしたか? ひょっとしたら、１３歳なりの大人になっていたかもしれません。ここら辺のことがわかると、もう少しスムーズに回答できるかもしれませんが…。ところで、ロゴセラピーという心理療法の中にあるのですが、 1.意志の自由 - 人間は様々な条件、状況の中で自らの意志で態度を決める自由を持っている。 2.意味への意志 - 人間は生きる意味を強く求める。 3.人生の意味 - それぞれの人間の人生には独自の意味が存在している。人はこの３つがないととても不安になるということが言われています。もしそうならば、「実存的不安」というものかもしれません。私たちは、生きていることの意味や生きる意義ということがないとどうしても「生きにくい」というややこしい生き物で、目的のない人生や目標の無い生活というものに耐えられないのです。同時に、これはあなたを含めて私たちには、何かをしたいという衝動はあるのですが、では何をすればいいのかということがわからなくなってしまった時、猛烈な不安感や焦燥感、喪失感に襲われてしまいます。あなたのケースでは、どうもあなたの中には、一旦、自分の人生が終わってしまったという喪失感があるのではないかと想像しました。これは、１３歳前後に一旦、幼少期が終わって何とか自分なりの世界が完成した後に起こり得る感情であったりします。鎌倉時代の高僧で明恵さんという人がいて、一生にわたる夢の記録を残していますが、これを読んでみても、１３歳の時「我、１３にして既に老いたり」といっていたりします。私たちはこれを１０代の危機と呼んでいます。一種の反抗期といってもいいと思いますが、外に暴力のような形で現れる場合と、自分の内面を攻撃するような、2つのケースが考えられ、どうもあなたの場合、自分の内面に向かっているような気がします。では、どうすればいいのか、ということですね。あなたにとっての「生きがい」を探し出してください。私たちは生きる意味を見出さないといけないということですが、あなたの中には自分をも破壊しかねないほどの強烈なエネルギーが眠っています。このエネルギーの生かし方を考えてほしいと思います。いろんな情報を集めて、いろんな本を読んだり、映画を見たり、街をぶらぶらしたり、スポーツや恋愛でもなんでもいい。そのなかから、これは！というものを見つけたら、何としても自分のものにしてください。とりあえず手始めに、「青年期」・「生きがい」という言葉をキーワードに、いろいろ検索してみてください。少しはご自分について理解できたらしめたものです。あなたはとても強い不安感や焦燥感にさいなまれているとのことですが、実はこれ、多くの優れた人たちが経験していることでもあります。早乙女哲哉という日本一(ということは世界一)の天ぷら職人さんがいますが、この方は、１０代から20代前半まで、ものすごい不安症で、今診断するとすれば、社会不安障害とでもいうようなものでした。彼は、「俺ば気の小さいこと（不安）については誰にも負けない自信がある！！」というような妙な自信をもっており、ある時、天ぷらを揚げることを通じて生涯をかけてこの不安を克服すると決意し、天ぷらの世界に革命をもたらしたとまで言われるほどの職人になりました。「うまい天ぷらを如何に揚げ続けるか」。これが彼の生きがいです。どんなことでもいい。思いついたことはすべて実行してみて、良かった事は続けてみてください。あなたは可能性に満ちている、それゆえに苦しんでいる。あなたにはきっと素晴らしい未来が待っていることでしょう。応援してます。

質問者

お礼 2015/10/14 18:48

私は今年で17になりますが、確かに不安感を感じ始めたのは13歳あたりだったように思います。もしかしたらアイデンティティの確立に関係があるのかも知れないですね…自分の十代の頃をすこし振り返ってみようと思います。わたしは芸術に興味、関心があるのでそれらを心の拠り所とできるように活動してみようと思います。長い文章となってしまい申し訳ありません。丁寧な回答、ありがとうございました。